新型インフルエンザ・ウォッチング日記~渡航医学のブログ~

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インフルワクチン効果を計算してみたら(UK)

2012-04-24 09:08:43 | インフルエンザ:対策/対策の進歩

インフルエンザのワクチン接種したら、実際のところ、社会的にいかほどの効果があるの?
UKオックスフォード大チームの報告。

  • 2~18歳においては有意に重症化や死亡を抑制
  • ワクチン接種率ごとの負荷軽減を計算。
  • 小児の半分にワクチン接種が行き渡れば、A型の81%、B型の84%を抑制できる。
  • これは年間、527万回のインフル感染を回避できることになり、ILSによるGP受診を79万3千回抑制できる。
  • この結果から、インフルワクチン接種で、英とウェールズの医療への負荷を有意に減らすことができるとしている。

妥当な数字でしょう、UKのGP制度とは異なりますが、日本でも似た数字になるのではないかと。

http://www.gponline.com/News/article/1128129/child-flu-jabs-stop-80-flu-cut-790000-gp-visits/

 


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1 コメント

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Unknown (Openblog)
2012-05-04 13:31:30
 上記で要旨部分を転載させていただきました。
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