常連のみなさまには、これから海外に赴任する人、旅行する人に向けて研修・個別相談・資料つくりなど情報提供をしなければならない立場の方も多いと思います。
今回ミャンマーで撮ってきた写真を紹介します。
パワポやワードにコピペ等、ご自由にお使いいただけます。
今回紹介する写真は、国鉄ヤンゴン環状線での撮影です。日本でいえば、山手線や大阪環状線に乗車して撮ったものです。アジアならどこでもある平凡な日常光景として使います。
赴任者研修であれこれ説明しても、「ヒトゴト」だと思ってボ~ッとしたり後席でスマホをいじってる人がいることがあります。そんな人に対して
これはヒトゴトじゃないんですよ!
ド田舎じゃなくて山手線の光景なんですよ!
貴方貴女がこれから赴任(旅行)する首都(or主要都市)の日常光景なんですよ!
もっと心して聞いてください!!
と叱る(笑)ことが出来る(orツカミで使える)のがこれら写真の付加価値です。
「フルーツは、あらかじめ切ってあるものは危険なのでやめましょう。ホームの水道の無いところでは手も包丁も洗えませんね。皮をかぶったフルーツを、自分でむくのなら良いでしょう」という説明に。
「途上国では鶏と人間が近い距離でふれあっています。動物のウイルスがヒトに感染したり遺伝子交雑をしたりするチャンスが日常的に生まれます」という説明もピンと来ない人には来ないのですが、「途上国では山手線のホームでこういう取引が行われ、バイクで運び去られます」と付け加えると説得力アップです。最初にアップを出して「これどこだと思いますか?」と数人あててから、線路の入った写真に切り替えて「実は山手線ホームです」のも良いかも。
「ミネラルウォーターはフタが未開封なのを確認して買いましょう。
途上国では、こうやって氷のじょうごに通してコップで出すことがありますが、これはダメです」という説明に。
「噛みタバコ、面白そうですが口に入れてはいけません。洗った形跡のない葉っぱに、洗わない手で成分入れてこうやってクチャクチャ包みます」
狂犬病ワクチンの話のバックに。これも”途上国の山手線”の線路。
「水道のない飲食店」の写真
「雨季の工事現場がボウフラの温床になります。デング熱・チクングニヤ熱の危険地帯です」という説明に。実際、シンガポールの日本人でデング熱罹患者は工事現場近くに多いと海外邦人医療基金の講演で聴きました。
(注:これだけはヤンゴン環状線ではなく、ヤンゴン中央駅裏側の陸橋から撮影)
お役に立てれば幸いです。