新型インフルエンザ・ウォッチング日記~渡航医学のブログ~

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北京のH7N9ヒト感染

2013-04-13 12:37:10 | インフルエンザ:海外の動き/海外発生

鳥インフルH7N9ヒト感染、北京に拡大。

取り急ぎ、大使館ML速報コピペです。
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鳥インフルエンザ関連情報(第七報)

(北京市における人への感染について)

 

在中国日本国大使館

2013年4月13日

 

1.北京市衛生局は、13日、北京市で初めての「H7N9型」鳥インフルエンザウイルス感染確定症例が発生したことを発表しました。発表の主要点は以下のとおりです。

(1)北京市疾病コントロールセンターの実験室の検査測定等を経て、地壇医院で治療を受けている7歳の女児が「H7N9型」鳥インフルエンザウイルスに感染されていることを確認した。

(2)これは北京市で発生した初めての「H7N9型」鳥インフルエンザウイルス感染確定症例である。現在、北京地壇医院で患者に対して救援措置を講じているところ、患者の病状は安定している。北京市疾病コントロールセンターは、2名の濃厚接触者に対して既に医学観察を行っているが、これまで異常症状は見られていない。

 

2.かかる状況を受けて、中国滞在中の方におかれては、引き続き、以下の諸点にご注意願います。

(1)発熱、咳などの呼吸器感染の症状が発症、特に高熱の発症や呼吸困難の症状が見られた場合は速やかに医師の診断を受けるようにお願い致します。

(2)生きた鳥を扱う市場や家禽飼育場への立入を避け、不用意に鳥・家畜に近寄ったり触れたりせず、死んだ鳥や放し飼いの家禽や鳥の排泄物に汚染された物との接触を避けてください。

また、手洗い、うがい等につとめ、衛生管理に十分注意してください。十分な栄養、睡眠をとり、平素からの体調管理に気をつけてください。

(3)外出する場合には、人混みはできるだけ避け、人混みではマスクをする等の対策を心がけてください。

(4)その他、感染地域滞在の注意事項については、以下の参考ホームページを御参照ください。

 

3.当館では新たな情報が得られ次第、当館ホームページ等でお知らせします。

 


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