インプラントでのあれこれ・・・

インプラントに対してちょっと詳しく・・・

歯科治療の一環として、インプラント治療もある程

2017年07月17日 | 日記
歯科治療の一環として、インプラント治療もある程度のリスクを伴う治療です。


では、失敗はどのような問題を引き起こすかというと、人工歯根や上部体(義歯)の脱落、あるいは破損などインプラント本体に生じた問題、インプラントを埋め込んだ後、あごの骨や周囲の組織が腫れる、痛みが引かないなど身体的問題、手術に失敗してあごのラインが変わってしまったという見た目の問題が起きる可能性もあります。


問題が起こるリスクを軽減するためにも、くれぐれも実績のある歯科医を選ぶようにしましょう。


インプラント治療の大きな問題は、他の歯科治療よりも費用がかかることでしょう。


保険適用のケースはほとんどなく、当然のように全て自由診療になってしまうのでインプラントを何本埋め込むのかや、どんな材料を選ぶかによって費用の差はかなりありますし、自由診療のため、歯科医院によっても費用が異なることも事実です。


治療が終わっても、ずっと定期検診があるという点にも注意が必要です。


近年市民権を得てきたインプラント。


人工歯の組成には、色々な形式があり、その多くが表面の素材にセラミックを使用しています。


プラスチックの差し歯と比べると、硬くて劣化しにくい特長がありますが、自前の歯と遜色ない見た目を実現できるかどうかは、作成を担当する歯科技工士の技量がモノを言います。


美的センスに加えて、熟練したスキルを持ち合わせていなければなりません。


患者さん一人一人に合わせて時間を掛けて作るので、その分、インプラントの人工歯は、従来の金歯よりも高額になるのです。


もし、インプラント治療前に歯科や口腔外科のの既往症があればあごの骨の状態を確認し、治療ができるかどうか知ることが大事です。


既往症に歯周病、顎関節症があるとすれば、治療開始前にあごの骨の状態を完璧にするために、その病気を完治させることを忘れないでください。


美容整形で、骨を削ってあごのラインを変えた方にも治療にかなりの危険が伴います。


ただし、これらの既往症があっても絶対治療できないとは言えません。


歯科医とよく話し合うことを心がけましょう。


数々のインプラント治療の問題点について、いろいろな情報媒体から調べているでしょうが、問題の一つに、インプラントを埋め込んだ後、頭部のMRI検査はできなくなるという説があったのではないでしょうか。


それは気にしないでください。


MRI検査とは、身体に磁気を当てて画像を作ることです。


金属があれば、そこは乱れて映ります。


しかし、インプラントは主にチタンが使われているので磁気に反応して画像が得られないという問題がなく、検査で問題になることはまずありません。