インプラントでのあれこれ・・・

インプラントに対してちょっと詳しく・・・

インプラント治療を始める前に治療費が気

2017年07月04日 | 日記
インプラント治療を始める前に治療費が気になるのは当然です。


実際のところ、費用の総額は統一されておらず、歯科医院によって差があると考えるべきです。


保険適用外がほとんどであるインプラント治療は、歯科医院の裁量で、治療費を決められるのです。


それでも、どの歯科医院でも同じような材料や薬剤を使っているので、相場がだいたい決まってきます。


歯一本分のインプラントで、40万円前後がおおよその相場と考えてください。


成功すれば満足感が大きいインプラント治療ですが、当然ながらデメリットもあります。


まず、ほとんどの場合、他の歯科治療より費用がかかります。


難しいケースでは数十万円かかるケースもまれではありません。


それから、治療が失敗すると、場合によっては障害が残るような健康被害も起こりうる危険性も承知しておいてください。


障害を負うにとどまらず、手術後の死亡例もあります。


インプラント治療で人工歯根の上に装着する人工歯には、多くの場合、セラミックが使用されています。


プラスチックの差し歯と比べると、硬くて劣化しにくい特長がありますが、見た目を損なわず、機能面でも優れた人工歯の成形には、実際に義歯を作る歯科技工士の技術によるのです。


熟練の技術に加え、審美性を求める芸術センスが必要不可欠です。


もちろん作り置きや大量生産とはいかず、時間がかかるので、時間・技術ともに大きなコストがかかってくる結果、金歯や差し歯と比べても高額になるというわけです。


治療ではインプラント埋入手術が一番の山ですが、部分麻酔が使われ、全身麻酔になることはほとんどありません。


出血が止まりにくい病気や、循環器系の持病がある場合は、入院設備が整ったところで手術する必要もあります。


加えて、インプラントを支えるのに十分な骨の量がないとすれば、まず骨を形成する手術が必要です。


腸骨などの自家骨を採取し、骨が薄いところに移植するという手術では、入院して手術するケースも実際にあります。


もし、自分が該当すると思われるなら治療は主治医とよく話し合い、計画的に進めていってください。


歯科治療の中で、インプラントとクラウンの大きな違いは、自分の歯根によって、あごの骨と結びついているかどうかの問題です。


虫歯などで大きく歯を削り、差し歯では不十分であっても歯根部が損なわれていなければ冠状の義歯としてクラウンをかぶせる治療ができます。


根元から歯を抜いたときの選択としては、まず考えられるのは入れ歯ですが、その他にあごの骨に穴を開け、人工歯根を埋め込むインプラント治療を選ぶこともできます。