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9月20日の社説は・・・

2019-09-20 05:45:00 | 社説を読む
東電幹部の無罪判決でしょう。

朝日新聞
・ 原発事故判決 釈然としない無罪判断
・ サウジ攻撃 米とイラン対話実現を

読売新聞
・ 米追加利下げ 経済情勢を冷静に見極めよ
・ 東電元幹部無罪 ゼロリスク求めなかった判決

毎日新聞
・ 東電旧経営陣に無罪 信頼の回復へ努力継続を
・ 旧民進勢力が統一会派 国会復権への責任は重い

日本経済新聞
・ 「無罪」で終わらぬ東電の責任
・ FRBは政治に屈せず適切な政策運営を

産経新聞
・ 北公船が小銃威嚇 抗議だけでは無法やまぬ9.20 05:00
・ 東電元首脳に無罪 原発の安全に最善尽くせ

中日新聞
・ 「人災」の疑問は残る 東電旧経営陣に無罪

※ 全社が無罪判決です。

朝日です。
事故の被災者が国や東電に損害賠償を求めた訴訟では、この長期評価に基づき、「津波は予測できた」との判断が積み重ねられてきた。非常用電源を高台に移転させるなど、簡易な対策を講じていれば事故を防げたとした判決も複数ある。

 民事裁判に比べて刑事裁判では厳格な立証が求められるとはいえ、あまりの乖離(かいり)に驚く。未曽有の大災害を引き起こしながら、しかるべき立場にあった者が誰一人として責任を問われない。人々が納得できるだけの説明が尽くされたか、大いに疑問が残る裁判となった。

 一方で、公開の法廷で審理が行われた意義は大きい。政府や国会などの調査では言及されなかった重要な事実が、いくつも明らかになったからだ。

 例えば、東電内部では長期評価を踏まえて防潮堤建設などの検討が進み、最高経営幹部が出席する会議でも津波対策が話題になった。だが勝俣恒久元会長は公判で、「関心を持たなかった」と述べた。他の2人の被告も「記憶にない」を繰り返し、権限を互いに押しつけ合って、自らの無罪を主張した。

 原発の運転がこのような組織と人物に委ねられ、監督すべき政府もそれで良しとしてきた。その帰結があの事故だった。

 過去の話、あるいは東電特有の体質として片付けられるものではない。
 

非常用電源さえ移しておけば・・・

それにしても、「記憶にない」とはいい加減な幹部です。

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