すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

ボブ・ディラン名曲と「千の風になって」の川上桂子さんのこと

2020年04月29日 | 日々思うこと

25日付けのボブ・ディランの名曲がコメントやメールで反響大で、早くも絵本の注文をされた方などに驚いています。絵本に限らずよい曲も不滅で永遠ですね。

ところでコメント蘭のアダチヤスコさんの本文の川上桂子さんは1996年48歳で他界されましたが、お元気な頃に市川房江参院議員からの召致で、国会で中学生の学校給食について意見を述べるなどの聡明な方で、夫は弁護士の川上耕さんです。県内の主婦が中心となって反フッ素の新潟連絡会を立ち上げた頃に、桂子さんは「亡き父(新潟市川上喜八郎元革新市長)に是非会わせたかったわ」と義父を心から褒め称えるその人間性に私は魅了され、彼女からたくさんのことを学ぶことができました。

また私が「父兄」と使う言葉に「父と兄で差別用語よ」と指摘されるなど、閉ざされた地域の中で疑問を抱かなかっただけに新鮮さを感じました。一周忌に合わせて遺稿集「千の風になって」ができあがり、生前の幅広い活動と深いつながりに驚くばかりで、遺稿集で私は「病いが再発してからの3年間、常にご自身の死を見つめながらの生き方に、慈悲深い観音様の微笑みをも感じました」と添えていました。

一年前、西海谷海川の枝垂れ桜を回って見ると葉桜になっており、糸魚川高校セミナーハウス横の薄桃色の八重桜は平成最後の見事な満開で、田んぼには田植えの準備で水が張られており、自画自賛の写真を撮っていました。

最後に26日投開票の上越市議選は、革新系議員の失席という残念な結果となりました。柏崎刈羽原発と隣接しながらまったく争点とならなかったことに危惧し選挙の恐ろしさを感じています。


絵本「きみがいないと If Not for You」

2020年04月25日 | 本・雑誌・映画

日本中、世界中が新型コロナウイルス感染拡大のニュースに気持ちが塞いでしまう中、気力・体力・発信力が低下の息苦しい毎日が続きます。

そんな中で、津南町議に昨年初当選したOさんからボブ・ディラン名曲の絵本「 If Not for You」が届きました。ジュリアン助川さん訳で心あたたまる絵本に、今の私には身にしみる言葉ばかりです。

一年前の姫川桜づつみで、葉桜へと移り変わっている中で太い幹の下から胴吹き(どうぶき)と呼ばれる桜が咲いている写真を撮っていました。

胴吹きは古い桜の木ではよく見られる現象で命のバトンタッチが伝わってきます。「この木は平成10年に市民による植樹で、河口から約2キロの桜つづみは一度に植樹されていないことを発見です」と・・・。中庭の桜の木と同じ年の植栽で、目を細めるひと時です。


上越市議選、原発再稼働アンケート

2020年04月21日 | 地震・原発

市民団体「つなげよう脱原発の会・上越の輪」が26日投開票の上越市議選の立候補予定者36人(定数32)へ、柏崎刈羽原発についての公開質問を行い、去る14日に結果が公表されました。

設問は5項目で、①原発避難計画、②三つの検証、③再稼働、④廃炉、⑤核のゴミの地層処分場で、36人中13人が無回答であったことに驚きです。その賛否はともかく、上越市と隣接する原発は市民生活と直結し、無回答という候補者の多さを有権者はどのように捉えているのでしょうか。

集計結果を注視しながら、これが人生最後の新聞投稿になるであろうと力を振り絞り、翌15日に上越タイムス「ひろば」へ送りましたが、告示日も迫り差しさわりのある内容だったようでどうも“ボツ”になってしまったようです。

最後に(前・中断省略)『また今回の市議選で女性候補者がこれまでにない多さに目を見張りますが、“いのちを生み守り育てる”女性であっても、必ずしも原発問題に関心が高くないことが明瞭になりました。住民代表の市議会議員となれば再稼働への賛否はともかく、市民にとっては避けて通れない大事な問題であることは言うまでもなく、さらなる研さんが求められているのではと受け止めております。

「3・11」東日本大震災における東京電力福島第一原発事故をみれば大きな“負の遺産”となって取り返しが付かないことは一目瞭然ではないでしょうか。

女性候補者に限らず、市民からの付託を受けての4年間の議会活動は何よりも「生命尊重を行政の基本姿勢」として、日和見議員であってはならないことを上越市議選を前に期待するものであります。』と・・・。

日陰にも強い庭のクリスマスローズの花が咲いたのでと娘が飾ってくれました。下向きに咲く控えめな花だけに愛おしさを感じます。

gooから届く一週間のお知らせで、元気のない時ほど訪問者が多いと励みになり嬉しいものですね。ありがとうございます。ページビュー数3949 PV訪問者数 2064人 そのgooから重要なお知らせとして、「2020年5月20日付けで、gooID利用規約を改定させていただきますのでお知らせします。」と届きましたが、さてどうしたらよいのか分からず困っています。


たかがマスク、されどマスク・・・、いよいよ上越市議会議員選挙

2020年04月18日 | 日々思うこと

土曜日は朝から南よりの風で気温が高めの小雨です。下の孫が学校から支給されたガーゼマスクに、油性ペンで鳥の口ばしを書いて使用しているので、その発想になるほどと目を細めました。

国から1世帯2枚配られる布製マスクは“アベNOマスク”とも言われ世論調査でも不評のようで、昨日も記者会見の首相の言葉を聞いているとまるでポケットマネーから支給しているかの如しです。

一年前の今日、書き込んでいたことです。本文の『県民だより』や『県議会だより』はその後、“馬の耳に”何とかで検討されることもなく一年が経過です。 新潟日報「窓」への投稿と、様々な枝垂れ桜と

明日は上越市議選の告示日で、26日の投開票に向けていよいよスタートです。革新系の議員の皆さんにはさらなる活躍をと願います。


つながるいのちと桜の花と

2020年04月15日 | 日々思うこと

中庭の満開のソメイヨシノも散り始め、苦しいながらも4月半ばを迎えることができました。10日の誕生日にはFBをはじめ、たくさんのコメントやメールをいただき感無量でした。ありがとうございます。

誕生日の翌11日が土曜日とあって、隣りのファミリーだけでなく上越の娘と孫もやって来てにぎやかでした。上の娘から市内の桜がまだきれいだから見て回ろうと誘われたものの、西から東の市内の名所は元気な頃には何度も訪れ心に焼き付いているので画像で楽しんでいます。 

下の写真は一年前、日本百名山の雨飾山を背景に姫川桜づつみが見事でした。

誕生日には食べきれないほどの洋菓子やお花たちで、一番嬉しかったのは下の孫がお習字教室で書いたという小学校の校歌です。その上達に目を細めベットからでも見えるようにと寝室に貼ってもらう“ばばバカ”ぶりです。

新学期がスタートし「ゴールデンウイークには毎日来るからね」と言っていた孫に、しばらくは会えないのかと思っていましたが、その後、毎日のようにやって来るやさしさに“いのちのつながり”を感じます。

gooから届いた一年前の桜たち、厳しい夏を超えてまたこうして会うことができました。記録っていいものですね。平成最後の春の花たち


生きるための休業補償と感無量の誕生日

2020年04月10日 | 日々思うこと

先ず、8日書き込みの「緊急事態宣言」について、言葉足らずで待ち焦がれていたかのように受けとめられたかもしれませんね。国の自粛には保障が伴うのは当然で、単なる経済対策でなく一回限りの現金給付でもなく本当に困った人たちを助ける経済支援をと捉えています。

花冷えの今日、76歳の誕生日を迎えることができました。昨年11月に医師から余命告知されて、この日を一つの目標にしてきましたが、こうして病院のベットでなく家で過ごせることを嬉しく思います。

朝の光を感じ庭を眺め、苦しくとも草花に癒されて時を刻むことができる有難さと、何よりも両親からの“生”に感謝の感無量の誕生日です。

「(宮沢)賢治の会」の皆さんから、可愛いアレンジメントフラワーが届き、早速リビングに飾りました。

また10日前、黒岩たかひろ衆院議員会館のOさんから元気が出る黄色いお花が届いたのに、今度はエネルギーあふれる花束が届き、またまた恐縮です。皆さんのお心遣いが嬉しく感謝の思いでいっぱいです。そしてこれまで出会った多くの皆さまとのご縁にもお礼申し上げます。どうもありがとうございました。

時計の針を一年前に戻せないけど、ブログが残っている幸せを実感です。 後期高齢者、老いを受け止めていねいに生きる


待ち焦がれた春の「緊急事態宣言」とマスクと

2020年04月08日 | 日々思うこと

春爛漫の中で、とうとう「緊急事態宣言」が7都府県に来月6日まで発令です。この宣言に補償が伴うことが必須で、経済支援としてのスピード感を持って取り組んでほしいものです。

また国は一世帯2枚の洗える布用マスクも支給するそうですが、必要でない人の分が一番必要とされる施設などへ回される方法も考慮してと、つい余計なことを考えてしまいます。

さらに児童生徒へも1人2枚を支給ですが、糸魚川市ではすでに幼・保園から小中高校と教職員へ洗えるガーゼマスク6800枚を市内の縫製工場へ委託です。サイズも年齢層に合わせて3種類で、昨日から順次配り始めている素早さに拍手です。

裏庭の鉢植えの沈丁花(チンチョウゲ)の花が咲き、私が見えるようにと娘が鉢を移動です。秋は金木犀(きんもくせい)、春は沈丁花と言われるほど香りが良いのも嬉しいですね。

香りといえば玄関の風除室も花の香りでいっぱいです。昨秋にサクラソウの小さな苗をホームセンターで求め植えたものがいつの間にか満開です。日本桜草ではなく西洋サクラソウ(プリムラマラコイデス)ですが、ここまで育ってくれて嬉しいです。

一年前の姫川左岸の威風堂々の“一本桜”です。 新潟県議会は浄化できるのか!?


“幸せホルモン”と旅立ちの春はスタートの春

2020年04月06日 | 日々思うこと

ブログの更新が滞ってしまい旅立ったのではとご心配をおかけし、フエースブックお友達への「いいね!」もままなりません。限られた時間の中で、残された家族が困らないようにと優先順位で過ごしています。

病状のことを細かく書き出すと暗くなるのであえて避けてきましたが、酸素吸入でも間質性肺炎特有の息苦しさは相変わらずで会話もしんどくなってきました。

今日から上の孫は早朝登校で、下の孫が勉強道具持参でやって来ました。それぞれ一年進級となるとそれなりに頼もしくなり、いつまでも幼少の頃と違うことが伝わってきます。明日から登校の下の孫が夕方家に戻るとき、「ゴールデンウイークにはまた毎日来るからね」と優しい気遣いです。

中庭の満開の桜を隣りのリビングから娘が撮ってくれました。今年の桜は我が家を覆い隠すほど見事な花ぶりで、東側のお隣りの塀を乗り出しているようです。

昨夕、市内の弟が来て「快感のホルモン」セロトニンのことを教えてもらい、少し楽しいことを考えようと気持ちを切り替えました。そんなことで昨夜はTBSドラマ『下町ロケット』3週連続特別総集編の第1週を視聴で、一度観ていたのに新鮮さとともに感動の番組でした。

そうそうNHK朝ドラ「スカーレット」が終わって「エール」がスタートですが、もう最終まで観れそうもないと視聴しないことにしていたのですが、Nさんの嬉しいコメントに励まされたことで毎朝観ることにしました。幼少の主人公を上越の孫と重ねながら楽しみが一つ増えました。

gooから届いた一年前のブログで、そんなこともあったなあと読み返すひと時です。 桜日和の新たなスタートと国交省副大臣の辞任と


お経に変わって「♪千の風に・・・」

2020年04月01日 | 日々思うこと

お陰さまで卯月4月を迎えることができ、終焉ブログの書き込みで反響の多さに驚いています。「誕生日には少し早いけど」と、黒岩たかひろ衆院議員会館に通うOさんから都会的なアレンジメントフラワーが届くなど、また思わぬ方からもコメントが寄せられ嬉しく思います。ありがとうございます。

反フッ素新潟連絡会事務局を長年引き受けてくださった妹のようなY子さんから「お別れの会は5日(日)ですか?」のそそっかしいメールには久しぶりに笑ってしまいました。笑うことも健康の一つで、昨夜のNHK歌謡番組で一緒に笑いながら歌っている自分があり、しばし「音楽っていいなあ」に浸りました。

ところで“お別れの会”にはお経に変わって「♪千の風になって」をと前から考えていました。かなり前に上越文化会館で沖縄出身のテノール歌手新垣勉さんの声量に圧倒されCDを求めましたが、その後、青海「きららホール」でオペラ歌手の中島 啓江(けいこさんのコンサートがあり、サイン入りCDが出てきたのでこれを活用できたらと・・・。

ネットで中島 啓江さんを紐解いていたら、2014年11月に57歳で亡くなっていたことを始めて知りショックを受けています。いつか人生の幕を閉じねばならないとは言え、啓江さんのその速さを悲しむひと時です。

昨日やっと座敷の出窓から中庭の桜を撮ることができました。今年も「見て、見て」と言わんばかりに咲き誇っています。手前は縁起がよいとされる落葉高木の槐(えんじゅ)です。

来年の桜の花は見ることができずとも心に一度通したものはいつでも見れるはずで、“お別れの会”も時節柄できず一年先になるかもしれませんが、私は“千の風”になって旅立とうと思います。

一年前のまだ元気だった頃のブログです。 平成最後は上越市樹下美術館からかに池交差点へ