すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

晦日の掃除とおせち料理と

2018年12月31日 | 日々思うこと

時の経過は万物にみな平等で、もう直ぐ2018年も暮れようとしています。昨日からの積雪は海沿いではホンのわずかでしたが、鉢植えのパンジーなどを玄関風除室に取り込みです。

大晦日が分かっているのに計画性のない思いつきの掃除で、今年は想定外のスチームクリナーが活躍です。本体が大きく扱いにくいので一度仕舞うとなかなか出せないことでガスレンジや換気扇から始まって、昨日もお風呂場と洗面所で全自動洗濯機もついでに高温圧力で洗浄です。

進まなかった書類などの断捨離はまた来年の課題にして(笑)、いよいよおせち料理に集中です。おせちとは言っても特別なものはなく、母が作っていたものを見よう見まねで憶えた田舎料理で、新潟県の西端とあって我が家は関西圏の影響が大きいことを感じます。

先ず焼き魚は鮭ではなく、ブリの切り身を塩焼きにし神棚と仏壇へ供えます。また下越地方定番“のっぺい汁”ではなく、鶏肉や人参ごぼう、里芋コンニャクなどをお醤油味で煮込んだ“うま煮”で、母が亡くなる数年前に「この味付けでいいよ」とお墨付きであったことを思い出します。

蒲鉾や昆布巻き、水羊羹などは市販の“量より質”主義で、最近は黒豆や田作りも手抜きで市販の品を求めて重箱に詰め合わせています。お正月で欠かせないのは神酒ですが、いつも根知谷の渡辺酒造の“男山純米酒”です。そしてNHK紅白歌合戦などを時どき見ながら台所に立って、お雑煮の準備の平成最後の大晦日です。

この一年、多くの方々に読んでいただいた拙いブログで、コメントなどにも丁寧に返事ができず、またたくさんの出会いにも感謝です。皆さまもどうぞ健やかで良いお年をお迎えくださいますよう。gooから届いた一年前のブログです。“生病老死”の一年と年暮れのお礼


年末の糸魚川駅レンガ車庫アーチと神棚と

2018年12月29日 | 日々思うこと

昨夜から気温低下ですが、今朝の積雪はほんのわずかで除雪車が出動するほどの降雪でないのでホッとしました。午後から上越の娘が神棚の掃除に来てくれることになり、孫はパパが今日から正月休みとあってお留守番です。

そんなことで娘は一人新幹線で・・・、わずか13分程の一駅ですが波浪警報発令中の海沿いの国道を1時間走るよりは安心です。糸魚川駅アルプス口へ迎えに行くと、年末の帰省ラッシュの出迎えの車で駐車場や周辺の道沿いはいっぱいです。

北陸新幹線の開通に伴い、旧糸魚川駅構内にあった威風堂々のレンガ車庫の一部の三連アーチだけが新駅アルプス口正面に保存され、無機質な駅舎のシンボルとなって見る度に一部でも残されて良かったと感無量です。

娘の神棚の掃除は年々手際よく、やる気もない私は雑巾を洗ったりと見ているだけであっという間に終了です。毎年暮れに地域の公民館を通して“神様のお札(おふだ)”の注文が周るのですが、いつもどちらにしようかと迷って天照皇大神宮と地元の諏訪神社との交互の注文です。

一年前の暮れには手抜きを視野に入れたしめ縄飾りを求めましたが、飾ってみたらどうも失敗(?)でした。これは新年の賽の神のドンド焼きで、海岸で一緒に燃やしてもらいます。

「さあこれで正月を迎える準備ができ、後は私の料理のみです」と言いたいところですが、断捨離がなかなか進まないままに大晦日を迎えそうです。

そして今年の新潟県はこの人に振り回された年でもありました。(笑)米山隆一前知事のWEBRONZA「 辺野古への土砂導入がもたらす本当の危機」の寄稿です。 https://webronza.asahi.com/poli…/articles/2018122800002.html 


放射性汚泥と東京電力の無責任さと最強の寒波襲来

2018年12月27日 | 日々思うこと

今年も残すところ5日、国会では戦争ができる数々の法律を徐々に成立させた後、国民の命や暮らしに直結の生命線と言える法に手がつけられ始めたトンでもない一年でした。4月の「種子法廃止」に続き、12月の「水道法改悪」や「入管法改悪」、さらに12月30日の「TPP発効」予定で、この国は少しづつ滅び行くことを実感してしまう年の暮れです。

嘆いてばかりいても正月はやって来ることで、今日はスチームクリーナを使って日頃行き届かなかった所の掃除です。また今年9月に亡くなった樹木希林さんがご自宅で、古着を切ってクイックルワイパーにセットして「布1枚でも最後まで使い切る」と床掃除をしていたので、私もやっと今日の掃除で試みてみましたが、これがなかなかいい感じです。

台所の芽が出た人参たちも太陽の陽ざしですくすく伸びて、冬の窓際に緑があるっていいですね。 

ところで福島第一原発事故の後、新潟県が管理する工業用水に川から水を取り込む際に発生した放射性物質を含む汚泥6万トンについて、泉田元知事は当初から東京電力にすべての引き取りを求めてきた経緯があります。本日、東京電力は県庁で引き取りは難しいと回答ですが、さて大量の放射性汚泥を引き取れないとはどのように処理するのでしょうか、またしても東電の無責任さが伝わる年暮れです。

NHK福島NEWS WEB「除染土 “8割が再生利用可”」、こちらも気になるニュースです。https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20181222/6050003853.html?fbclid=IwAR0eW13ixlS-WZar9pCoM0bCKIR0q77aFbJd3U1vMA-4ZNOgyKgeeQ3Ez5Y

今冬最強の寒波襲来により新潟地方はホワイトアウトの予報で外出を控え、夕方から気温がどんどん低下で風がうなり出している寒い夜です。


年末の正月準備とパソコンの不調

2018年12月26日 | 日々思うこと

クリスマスも過ぎて年末へとまっしぐらですが、昨日の樹下美術館での楽しい余韻に浸りながら、昼過ぎに市内のあちこちへと出かけ、正月の必要な品物を買い揃えたりと時間が過ぎてゆきます。

朝からの南風で、午後4時を過ぎても気温10度を超える温かさで、溜まっていた台所の生ゴミをEMボカシと混ぜながらの処理です。春先には土に還元の堆肥化で、エコライフも雪が降らないでの助かりますが、スキー場では年末の雪を待ち焦がれています。

一の宮の天津神社では早くも正月の準備で、鳥居に新しいしめ縄が取り付けられていました。しめ縄といえば毎年、市内のお店で求めていたのですが、今年は昨日の美術館での帰り道にJAあるるん畑に寄って「清里地区の水嶋磯辺神社でお祓いしていただいたしめ縄です」と明記されたものを求めました。

ご利益もありそうで神棚への取り付けは例年、上越の下の娘がやってくれるので助かっており、いつも「お母さんも覚えたほうがいいよ」と言われながら、覚えないうちに高い所での作業が苦手になってしまいました。

夕方、隣りの孫たちの顔を見に行くと、上の孫の塾の課題での医療問題や農業の担い手についての作文が目に留まりました。なかなか難しそうで、新聞やニュースでの情報収集の必要性を感じ、日曜劇場の『下町ロボット』での農業ロボットのことを孫に伝えると番組を見ていたそうで「なるほど」です。

また昨日が愛犬の命日であることを覚えていたのは上の孫だけのようで、いつの間にか頼もしく成長したと目を細めるひと時です。でも今日もやっぱり忘れられない日となりました。愛犬の“葬儀”でいのちが見える日

パソコンへの度重なる迷惑メールが原因なのか不調で動きが鈍くなっています。「東京電力元幹部3被告に禁錮5年求刑」というニュースですが、今夜はこの辺で・・・。


年の瀬の樹下美術館での出会い

2018年12月25日 | 日々思うこと

今日は一年前に天国へ逝った愛犬リミの命日です。上越市寺町の浄興寺で火葬され、骨壷はパソコンデスクの後ろの書棚の上に置き、18年近く一緒にいたことで“ペットロス”の一年でもありました。

朝から穏やかなよい天気になったので、「リミ、留守にするけどゴメンね」と言い、思い切って上越市の樹下美術館へ出かけることにしました。美術館は今年最後の日で、常設展示の陶芸家齋藤三郎氏の「染め付け」をゆっくりと見ておきたいことで、来年のことは分からないし今日行かなければ“前に進めない”という思いで国道8号を走りました。

来年3月15日まで休館となることで来館者も多く、齋藤三郎氏と倉石隆氏の常設展示を堪能し、美味しいコーヒーをカフェでいただきました。今日はクリスマスということもあって、持ち手が真っ赤なイギリスのミッドウィンターのアンティークなカップをリクエストで、ポットにはたっぷり2杯分です。カウンター越しの松の木の間から雪化粧の妙高連山を望むことができました。

折りしも館長が先客らと庚申塔の調査でお出かけになり、その後は素敵な女性たちに会うことができました。先ず最初は、上越市在住で高校の英語教師をされている糸魚川市早川出身というI・M子さんで、ご実家には90歳を超えるお母さまがお一人で暮らして居られ時どき帰っているそうです。

M子さんとは共通の話題も多く会話が尽きず、館長の奥さまからお抹茶と可愛いクリスマスの和菓子が運ばれて、時間がゆったりと流れるひと時です。

そろそろお暇をしなければと思いながらもお話しは尽きず、奥さまも交えてカフェから展示室中央のテーブルに移動しての“おしゃべり”です。しばらくしてK・N子さんという方が来られて、糸魚川市西海出身で市野々小学校を卒業というのでビックリです。市野々といえば海谷渓谷の手前の集落で今は過疎化ですが、私の父の出身地とあって旧姓を伺うとSさんと言うので、もしやと思い「お父さまは京ケ峰地区に住んでいませんか」と聞くと「そうです」と・・・。

お父さまのS・Kさんは現在94歳のお一人暮らしで、亡き父のことなどをよく知る人だけに一度お会いしたいと思っていた方だけに、その娘さんに樹下美術館でお会いできるとは驚き以上のものを感じました。また毎週ご実家へ帰っているということで、I・M子さんともお二人は私とは一回り下の60代前半ですが、その親孝行に感心するばかりです。

そんなことであっという間に時間が流れて、3時半を過ぎたのでまた来春に訪れることを約束し、心温かくして帰途に着きました。亡くなった人にはもう会うことができないけど、こうして“会わせてくれる”ことを感じ、今日は目で楽しむだけでなく、五感いっぱい楽しい感謝の樹下美術館でした。

gooから届いた一年前のブログです。悲しい別れのクリスマス


クリスマスイヴの「背広を着た関東軍」

2018年12月24日 | 日々思うこと

朝から気温低下の寒いクリスマスイヴですが、雪がないのでチョッと物足りなさを感じます。幾つになってもクリスマスプレゼントは嬉しいもので、娘たちからは靴下やハンカチなどが届きました。

雪国に住む者にはおしゃれな靴下よりも温かなものが重宝で、特に気に入った色柄などは穴が開いても処分できずにいることから、下の娘からいつも「穴の開いたのを履かないでね」が添えられています。(笑)

本日の東京新聞から、次期「防衛計画の大綱」で空母保有を打ち出したのは海上自衛隊ではなく、自民党の政治家であることを知り驚きました。アベ政権下で政治主導によって専守防衛が変質しており、「背広を着た関東軍」のおそろしさが伝わってくるクリスマスイヴです。

京都大学有志の会の声明書も届く、平成最後のクリスマスイヴです。

※昨日の『下町ロケット』の訂正です。ロケ農地を新潟県三条市と書き込みましたが燕市の間違いでした。上越新幹線駅名が「燕三条」とあって、頭の中で混乱でした。燕市HPも『下町ロケット』を記載です。http://www.city.tsubame.niigata.jp/about/0080017393.html


年の瀬の掃除と日曜劇場「下町ロケット」最終回

2018年12月23日 | 日々思うこと

三連休の日曜日は朝から気温上昇で、雪のないクリスマスになりそうですが年末寒波がやって来るようなので、台所の換気扇やコンロの掃除に集中です。大掃除というほどではないのですが、10年以上も前にTVショッピングで求めたスチームクリーナーがあることを思い出し、物置から引っ張り出しての格闘です。

昨22日は喫茶扉To Vi LLaの感謝デーで、美味しいコーヒーとチーズケーキをいただきました。猫好きの人にはたまらないお店で、ガラス窓にはステンドグラス製のネコちゃんが、カウンターにはクラフトのクリスマスツリーがお目見えでした。

明日はもうクリスマスイヴ、孫たちの休日はそれぞれが大きくなったことで別行動が大半で、下の孫は朝から富山県の「黒部フットサル大会U-10」です。

スチームクリーナーに振り回された今夜は、TBS日曜劇場『下町ロケット』最終回に釘付けで、新型農業用無人ロボットも成功し、宇宙ロケットへの新たな挑戦でハッピーエンドです。日本のモノづくりの技術の高さと関わる人たちの熱さが伝わり、ドラマの農地が新潟県燕市で広大な越後平野での撮影でした。そして来年1月2日(水)にスペシャルドラマとして放送されることが発表され、正月の楽しみが一つ増えたと喜ぶ終日です。


糸魚川駅北大火から丸2年の平成最後の冬至

2018年12月22日 | 日々思うこと

今日は平成最後の冬至で、糸魚川市の中心部を焼け野原にした大規模火災から丸2年、多くの人たちの暮らしを奪った悪夢のようなあの日を思い出します。この2年間で街の復興も徐々に進み、再び同じことが繰り返されないようにと願いながら今日は消防車が出動して、にぎわい広場で「体験!防火と防災」のイベントなどがありました。

昼過ぎの本町通りのそば処泉家さん、大賑わいなので夕方5時過ぎに行くと、夕食時とあってドンドンお客が入ってきてあっという間に7組です。お店の入口の手彫りの看板は九州の友人Yさんの作品で、3月の開店の時に1000キロの道のりを運転してご持参されたとのことで、どの角度から見ても味のある看板です。

 

今日は天ぷらそばを注文で、お盆は被災前使われていたものと同じ彫りを選ばれており、しばし時間が止まったような錯覚です。

6時前に帰宅し、美味しいお蕎麦をいただいたばかりなので夕食はパスで、出かける前にカボチャを蒸しておいたので簡単スープを作りました。カボチャをミキサーに入れて牛乳を加えるだけの手抜きレシピで、バターを少し加えコクを出してのシンプルスープで応用が効くので、風邪を引かないようにと保存です。

冬至の今宵は、アパルトヘイトと闘い続けたネルソン・マンデラの心に響く言葉をアップです。


つるバラの剪定と言葉に魂を込めることの大切さ

2018年12月21日 | 日々思うこと

今日は朝から気温上昇で日中には10度を超える暖かさで、今頃になってやっと窓ガラスの掃除です。洗剤は使わず潮風による塩害もあり蛇口の水圧での水洗いで、先ずは庭に面した南側だけでも思っていたのですが、お日さまに励まされて一気に外回り全部をこなしました。

次の仕事は、隣りの駐車場横の花壇のつるバラの剪定です。先日のNHK『趣味の園芸』で今でも遅くないことが分かり、春の花を待ちわびての作業です。今までバラのつるの誘引をしていたオベリスクが強風でいつも傾くので、支柱に頼らず思い切って外すことにしました。これが思ったよりも大変で、軍手をしながらも帽子やダウンに棘が何度も引っかかるなど、痛い思いをしながら楽しいひと時です。

一段落をしてから市内あちこちへ出かけたものの、思考力低下で同じ道を行ったり来たりです。八久保郵便局へ行くと、目の前の公園の大きな桜の木の道路に伸びていた太い枝が剪定されていることに気づきました。

バッサリと切られた枝は痛そうですが、それでも太い幹の左右にはしっかりと枝が張って春にはまた桜の花を楽しませてくれることでしょう。そうそう「健康増進センター・はぴねす」の駐車場拡張で伐採されてしまった桜の木々、夕方通るとその跡地はきれいに舗装されており、あの太いたくさんの幹はどうしたのかと思いを寄せました。

帰途に着く日没後、茜色に染まった西の空には故小野健さんがこよなく愛した白鳥山の稜線がくっきりです。 

8時からは、いつもEテレ『あしたも晴れ!人生のレシピ』を視聴です。今夜は「わたしが元気になる言葉」で、苦境に陥った時など励まし支えてくれる言葉には力があります。耳障りのよい言葉を聴いても心に響かない場合も多く(きっと人生の痛みを知らない人が発していると思えばよいのかも・・・)、言葉に魂を込めることの大切さが番組からも伝わってきました。

そんなことで今日はつるバラの剪定で、私もバラ自身もいっぱい痛い思いをした一日です。明日から隣りの孫たちは冬休みで、私の生活リズムも冬休みバージョンです。


「防衛大綱」と“日本の世界一”と

2018年12月20日 | 日々思うこと

師走も早や20日になり年の瀬が見えてきた中、午後から市内の友人Kさん宅へ野の花カレンダーを届けに伺いました。彼女は公益法人「認知症の人と家族の会」の新潟県支部代表を務めながら、94歳になる母親と私と同級生の身体の不自由な夫を抱えながらもいつもの明るさで迎えてくれました。

昨日の上越市の友人は同会の会計担当とあって共通の話題も多く、老いのことから認知症や糸魚川市が抱えている福祉介護問題、人権問題などに至るまで幅広く話しが尽きません。思えば99年の男女共同参画推進事業の頃に出会ってから、打てば響くお付き合いをさせていただき“よき友は財産なり”に感謝です。

時どき「親子で夢を見つけよう」などと講演活動をする上級カウンセラーのことが話題になりますが、毎日笑って明るく過ごすだけでなく事実がしっかり見えてやるべきことを明確にすることこそが一番の力になるはずではと考えます。

そんな中で18日、国の防衛力整備の指針「防衛大綱」が閣議決定され、ステルス戦闘機F35の追加導入と護衛艦の事実上の「空母化」が焦点になっています。新装備導入と憲法に基づく専守防衛のあり方を考えると、日本はいつでも戦争ができる国で気づけば“戦争前夜”へ進んでいることが伝わってきます。

ところで自慢にもならない“日本の世界一”がネット上でも話題になっています。これらは一気になった訳ではなく徐々に進んでいったことで政治家の責任も重く、いったい何をしているのかと驚き呆れ果てるばかりです。今この事実を見て見ぬふりをして過ごすことは簡単ですが、それでは子どもや孫たちに未来がないと受け止めてしまいます。


孫と銀杏の出会いと思い出

2018年12月19日 | 日々思うこと

昨夜からスゴイ雷が鳴り響き、今朝は曇り空の中を日本海を横目に上越市へと車を走らせました。友人と少し早めの昼食は地中海料理で、話題は沖縄のことや増え続ける防衛費のことなど、あっという間に時間が過ぎて1時前に散会です。

その後は娘の家への移動で、久しぶりに幼稚園から帰った孫の成長に目を細める楽しいひと時です。早めのクリスマスプレゼントの絵本を渡すと大喜びで、ほしかった学研はっけん図鑑『あぶない生き物』に真剣で、時どき「ばば、これは?」と聞かれても知らないことが大半です。

娘はお世話になっている人たちへ手づくりのクッキーをと、ネットで注文したという缶に入れてプレゼントをするそうで、こちらも楽しそうです。写真の四角の缶の中身は失敗ばかりなので撮らないでといわれたのですが・・・。 

暗くならないうちにと4時に帰途に着き国道8号を走ると、横殴りの雨で日本海の空は真っ黒になり稲光が走ります。5時過ぎに無事帰宅で雷の音も一段と大きくなって、風雨の暗くなっての運転は疲れてしまいます。

そうそう、一昨日の樹下美術館の館長ブログで紹介されていた銀杏(ぎんなん)、「ノギスを当てると26×22㎜、厚さ16㎜、香りが濃くモチッとした食感で非常に美味しい。」と綴られていた何とも美味しそうな3Lサイズでした。

この銀杏は寺町2丁目のお店の販売で、自称“食いしん坊”として昨日あらかじめ電話を入れて立ち寄りました。上越市寺町といえば一方通行の道が多く、お店の前まで来ているのにカン違いをしてぐるっと遠回りをしてしまいました。今日は3Lと2Lサイズを求めて、夕食後に早速美味しくいただきました。

ふと、大昔の子どもの頃に父親が囲炉裏の灰の中に銀杏を入れて「子どもは食べ過ぎてはダメ」と言っていたことを思い出しました。囲炉裏といえば父親が座る場所が決まっており「横座」と言っていたような記憶です。

ところで銀杏(イチョウ)の木は生命力が強く、実は咳止めやぜんそくの治療薬や滋養強壮に古くから用いられており、毎年JAのお店などで求めてきただけに、大きな実の銀杏との出会いに“しあわせ”を感じる一日の終わりです。


海外での原発計画、日本政府の限界と“糸魚川こども食堂”

2018年12月18日 | 地震・原発

今日は朝から木枯らしが吹いているものの、日中の最高気温が10度を超えているのでそれほど寒さを感じない一日です。

共同通信16日付け『日立、英原発計画を凍結へ安倍政権輸出案件、全て暗礁に』の記事をキャッチです。日立製作所は英国での原発新設計画を凍結する方向で調整しているそうで、3兆円規模に膨らんだ事業への出資企業を確保するのが困難で、巨額の損失が出た場合に単独では補えないための決断です。

17日付け朝日新聞DIJITALも同じく『日立の英国での原発計画「もう限界」』と、「日本が官民一体で進める原発輸出では、実現の可能性が残る唯一の計画になっていたが、暗礁に乗り上げた形だ。」と・・・。

三菱重工業もトルコでの原発新設を断念する方向で、安倍政権が成長戦略の目玉に掲げた原発輸出の案件は全て暗礁に乗り上げることになり、日本政府にも早く、原発を推進することが「もう限界」だと認めるべき段階でしょうか。何よりも使用済み核燃料を“負の遺産”として次世代へバトンタッチする原発が、とてもクリーンエネルギーと思えるはずがありません。

限界といえば、ビーチホールまがたまでの毎月1回の“糸魚川こども食堂”で、先日届けたみかん箱も参加者に行き届いたとの嬉しいお便りで、12月15日は子ども84人大人65人の大盛況です。子どもは無料で大人200円で運営されており、いつも大人の数に驚いていますがこれも糸魚川の地域性でしょうか。

“糸魚川こども食堂”は市からの援助は会場使用料のみ無料で、多くのボランティアで成り立っています。いつも200円持参で参加している議員さん、もう限界であることをキャッチして他の地域でも広めるように「一般質問」などで働きかけてくださると嬉しいのですが、そんな熱い思いが伝わることのない昨今です。


クリスマスと自民党新潟県連と市民連合

2018年12月17日 | 日々思うこと

今年は暖冬なのか午前中から気温10度を超え、糸魚川アメダス午後2時の最高気温は13.5度の暖かさです。市内あちこちへと出かけ、帰宅する4時頃には気温も下がって冷たい雨風です。

「もういくつ寝るとお正月♪」のその前にはクリスマスで、特に何をするでもないのですが玄関や部屋を飾ります。クリスマスグッツは北欧雑貨などでほしいものがいっぱいですが、いつも同じものなので飾る場所を変えながら楽しんでいます。

 

エアコンの風と共に動き出すモービル、今年は天井からでなく手製のステンドグラスのツリー近くに下げてみました。

一番のお気に入りはステンドグラスの三角ツリーで、中の色取りのランプが着くとまた格別です。

ところで4年前の自民党新潟県連の「大会決議」が先日手に入りました。北朝鮮問題への取り組みが明記され、柏崎刈羽原発再稼動についても「原子力規制委員会が安全を確認したものから順次再稼働するよう求めていく」と明記されています。詰るところ、新潟県内の自民党議員は党の方針に忠実そのもので、市民から「時計の針が止まったまま」と指摘されようとも問題がないようで、選挙の時だけ頑張り低姿勢ですね。

そんな中で本日、「市民連合@新潟」が呼びかけとなって新潟市で野党各党が手を繋ぎ、また来年の7月の参議院選挙に向けてスタートです。他県ではみられない新潟唯一のカタチで、すべては私たちの暮らしのためであることが伝わってくる一日の終わりです。


クリスマスプレゼントと日曜劇場「下町ロケット」

2018年12月16日 | 日々思うこと

今日は風もなく穏やかな日曜日ですが断捨離は一向に進まず、さりとて焦ることもなくゆったりと時間が過ぎてゆきます。孫たちへのクリスマスプレゼントも準備で、上の孫には『おりとライオン』、下の孫にはかこさとしさんの最後の絵本となった『みずとはなんじゃ?』、上越の孫はいつもの学研はっけん図鑑シリーズをリクエストで『あぶない生き物』です。

隣りの下の孫は朝から公民館主催の子どもクリスマス会に参加し、昼近くにやって来てビンゴーゲームなどの景品を嬉しそうに広げています。その後はサンドイッチを一緒に作り、昼食後はいつものオセロゲームで情けないかな完敗で、夕方には意気揚々として家に戻って行きました。

(本人承諾済み)

今夜9時からは池井戸 潤さん原作のTBS日曜劇場『下町ロケット』です。実は最初から見ていた訳ではなく、小説シリーズに感動の富山の「お友達」Nさんの影響もあって途中からの視聴です。今回は日本の農業の未来を救いたいという熱い思いの人たちの農業用ロボットの開発に、こちらも熱くなってくる番組で来週23日がいよいよ最終回です。

昨日の糸魚川市議会での「核兵器禁止条約」の追記として、意見書に反対の議員は北朝鮮への“核の抑止力”を主張で、核兵器は何をもたらすのか、その悲惨さまで考えが及ばないようです。

またカナダ在住の広島被爆者のサーロー節子さんがこのたび来日し、母校の広島女学院大学をはじめ各地で「被爆者として北米に生きて」と題した講演活動や、日本政府への要請も行っています。核兵器禁止条約の発効へ世界が動いていることも伝わってくる終日です。


ちひろの世界と核兵器廃絶への願い

2018年12月15日 | 日々思うこと

今月も早や半ばになり、“師”でもない私は市内を走りまわっています。深夜0時からNHK日曜美術館『“夢のようなあまさ”をこえて』、「いわさきちひろの世界」で、Eテレで毎週日曜午前9時放送ですが前回視聴ができなかった番組です。

多くの人に親しまれているいわさきちひろの作品は、画家になって後半のもので、満州でつらい経験をし戦後は働きながら絵を描き、子育てしながら少しずつあの画風に迫っていきました。淡く滲んだ水彩絵の具でちひろが伝えたかったこと、そしてその描く絵は、ちばてつやさんや高畑勲さんにも影響があったことを知りました。

続く0時45分からのEテレグレーテルのかまど』の再放送「いわさきちひろのいちごババロア」は、息子さんの猛さんと食べたという淡いピンクのいちごババロアでした。戦争中に青春時代を過ごしたちひろ、やわらかなタッチとやさしい色使いの背景にある、子どもの笑顔を奪う戦争を二度と起こしてはならないという“強いやさしさ”が伝わってきました。 

2019年いわさきカレンダー

ところで去る6月に糸魚川市議会に提出されていた注目の「核兵器禁止条約の意見書」の請願は、13日の総務文教常任委員会で再審査され、またしても継続審査の扱いとなりました。同委員会は7名で構成され、委員長は採決に加わらない公明党議員で、副委員長は市議会唯一の女性議員です。自民党会派とはいえ、核兵器の危機から子どもの生命を守ることを考えての良識を期待していただけに残念な結果です。9月28日付け“国難突破”からの一年と核兵器廃絶への道のり

15日の姫川桜堤から望む日没前の頚城の山々で、気温3.8度の寒さです。

原発を再稼働させたい人たちはゼネコンなどの利権の固まりで、辺野古基地問題も同様で、国も地方も自民党議員で占められている現状に明るい未来がないのかと諦め切れない思いでいっぱいです。