すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

角田由紀子弁護士の「セクハラ問題の30年」

2018年06月30日 | 日々思うこと

昨夜のEテレ、ドキュランドへようこそ!みんなのための資本論』を興味深く視聴です。アメリカが人類史上例をみない格差社会であることを気鋭の経済学者のロバート・ライシュが、カリフォルニア大学で行った授業をもとに制作されたドキュメンタリー番組です。

ライシュ氏はクリントン大統領時代に労働長官に抜擢された経済学者で、貧富の差が拡大し続ける社会のあり方を分かりやすく解説で、「経済を動かす中間層が激減したために消費が減退し、政府が負債を抱える悪循環が起きている」などと指摘です。そして“弱者を守る”という信念から現代アメリカ社会に一石を投じる、もうひとつの“白熱教室”でした。

少し眠ってから、深夜のTV朝日「朝まで生テレビ」は『激論!米・朝・中…ド〜する?!日本の針路』で、論客らの徹底討論に朝方まで耳を傾け、サッカー観戦以上に寝不足です。

そして今日は雨上がりの暑い中、東の空に入道雲を見ながら上越市へ、県立看護大学での上越市男女共同参画推進センター委託事業の角田由紀子弁護士の講演会に出席です。折りしも今週は「男女共同参画週間」(6月23日~29日)ですが、糸魚川市での推進事業や推進ポスターも見当たらず“情報の過疎地”を痛感です。

講師の角田弁護士は先ず、4月の財務省官僚によるセクハラ問題にふれ、女性の人権問題であると日本における人権確立の出発点の大日本帝国憲法(明治憲法)に遡ってお話しを進めました。続いて戦後の日本国憲法が、女性を個人として認め、基本的人権を保障しているが、私たちが不充分にしか生かしてこなかった点にふれました。

講演テーマでもある女性の暴力問題では、暴力は人権侵害の最たるもので、今日の女性が直面している問題を凝縮して表していると、「H29男女共同参画白書」より、改正刑法と合わせて指摘です。あっという間に2時間の講義が終了で、ラッキーなことに主催者らの計らいで大学近くの喫茶店でお茶をご一緒することができました。

新幹線の待ち時間の1時間足らずでしたが、来春からの中学校での「道徳」教科の問題点など様ざまなお話しを身近で伺い、とても有意義なひと時でした。

写真は県立看護大学ホールロビーに飾られた「森のささやき」というリスと少女のブロンズ像です。

6時にお店を出てポツポツ雨の中、“生涯学習”の意義を感じながら夜7時半に帰宅です。パソコンに向かい、去る25日に日本記者クラブでの角田弁護士の『セクハラ問題の30年』を視聴です。1989年のセクハラに関する国内最初の訴訟で代理人を務めた角田弁護士、その後「セクハラ」という言葉が浸透し、不法行為として損害賠償請求が行われるようになったが、「性差別が生み出す性暴力であるとの認識が未だに欠けている」と指摘で、性差別を定義し、それを禁じる法が必要と主張です。https://www.youtube.com/watch?v=wicF5muXXbM

県知事選に明け暮れた6月もあっという間に過ぎて、たくさんのコメントなどをお寄せいただき、ありがとうございました。明日から文月7月、体調を整えて夏バテせぬよう元気に過ごしたいと思います。皆さまもどうぞご自愛くださいますよう。


誰のために議員バッチを!?核兵器禁止条約に賛成できない市議会議員と

2018年06月29日 | 日々思うこと

昨夜のサッカーWカップ、ポーランドに1点差で負けたものの“まさか”の決勝トーナメント進出で、こういうこともあるのですね。今朝から雨が降ったり止んだりの不安定な空模様で、気象台は「関東甲信地方」が平年よりも22日も早く梅雨明けしたとみられると発表です。新潟県は「北陸」ではなく「信越」に分類されおり、「甲信」でないので梅雨明けはまだ先の紛らわしさです。

午後1時半からは雨の中を市役所前の亀ヶ丘公園で国民平和行進スタート集会です。来賓として織田副市長(市長代理)の挨拶に続き、五十嵐市議会議長の挨拶で、糸魚川市はH19年6月に『平和都市宣言』を行ったことなど、核兵器廃絶の世界へ向けてと聞いているだけでも爽やかです。

しかし昨日閉会した糸魚川市議会6月定例会では、『核兵器禁止条約の調印を求める請願』は総務文教常任委員会で「継続審査」となりました。近隣の市議会ではすでに採択されており、昨年7月の国連総会の禁止条約採択や米朝首脳会談の対話路線もあり、世界は核兵器廃絶への流れに進み出しています。

ところが糸魚川市議会といえば、最大会派自民党の笠原幸江議員・山本剛議員や滝川正義議員の3人が請願に対して賛成せず「継続審査」と主張し、委員会(7人)では採択となりませんでした。議会における請願への「継続審査」は事実上の「不採択」ともみなされますが、次の定例会で再審査がなされます。

世界で唯一の被爆国の自治体議会として採択は当然で、当市の『平和都市宣言』もあって反対する理由はどこにあるのか、誰のために議員バッチを着けているのかと驚き呆れ恥ずかしくも感じます。さらに『少人数学級実現に係る請願』も賛成少数で不採択となりました。

上の写真は集会参加者らへエールを読み上げる市議会議長で、右奥に深緑色の『平和都市宣言』のタテ看板を見ることができます。

今日の駐車場や広場は農機具フェアーの準備中で、平和行進は雨の中をのぼり旗を持って長野県境へ向けて出発です。

そして本日の参議院本会議、アベ政権が今国会の最重要課題と位置づける「働き方改革関連法」、過労死を助長する高度プロフェショナル法を盛り込んだ法案が可決成立です。森ゆうこ参院議員は「実に47項目もの付帯決議で、これだけ多くの付帯決議ということは法案の体をなしていなかったということであり、以前の国会なら当然廃案だ」と・・・。“残業代ゼロ”の血も涙もない“働き方改革”で、苦しめられる国民がさらに増えてゆくことでしょう。

同じく参議院本会議では、TPP(環太平洋パートナーシップ協定)の関連法が与党などの賛成多数で可決成立です。TPPは国民の胃袋丸投げの“いのち軽視”の究極の売国とも言われ、与党議員らはどこまで理解しているのでしょうか。

国会も地方議会も有権者の監視がなければ政治は暴走で、未来への責任として関心を高めてゆかねばと痛感する一日の終わりです。


未来へのバトン、教科書展示と平和行進と

2018年06月28日 | 日々思うこと

今日は雨上がりのむし暑い中を外出し、糸魚川市役所で今日まで開催の教科書展示会にも立ち寄りました。注目すべきは今年の小学校に続き、来年春から中学校で教科となる「道徳」の教科書です。

学研や東京書籍・光村図書・教育出版などが一つのテーブルにまとめられて、表紙も様ざまで「明日を生きる」とか、「自分を見つめる」「生き方から学ぶ」「とびだそう未来へ」等々、出版各社も知恵を絞って検定に合格したことが伝わります。

さて、上越・妙高・糸魚川の3市でどの教科書がどのような判断基準で採択されるでしょうか。以前、教育委員会へ情報開示を求めたことがあり、“密室”での閉鎖性を感じましたが今後も注視してゆきたいと思います。

また現在、小学校で使われている「道徳」教科書の孫たちの学年のものを手にし「なるほど」とうなづくひと時です。夕方、帰宅しパソコンに向かっていると、上の孫がやって来て私が撮ってきた写真を見て「これコレ」と・・・。

今夜はサッカーWカップ日本対ポルトガル戦、引き分け以上で決勝トーナメント進出なので応援にも力が入り眠らずに観戦したいと思います。

明日の午後は“核兵器のない世界、非核の日本を!”を訴える国民平和大行進が市役所前広場へ、合流して平和の行進は長野県へバトンタッチです。


新潟県議会と東京電力株主総会と党首討論

2018年06月27日 | 地震・原発

昨夜は待望の雨でしたが大地を潤すほどにはならず、今朝から南よりの強風です。10時から県議会インターネット中継で、就任後初の花角知事の「所信表明」を視聴です。知事選と同じく「県民最優先の県政」を強調するも、県民の関心の高い原発問題については、すでに新潟県に原子力発電所が存在し国の政策であることも強調です。

午後1時から花角知事の「所信表明」を受けての質疑(代表質問)で、トップバッターは最大会派自民党柄沢幹事長で、与党になったことで視聴するほどの内容でもありませんが、知事共々、一刻も早く柏崎刈羽原発を再稼働させようとしていることには間違いありません。

写真は世界最大規模の柏崎刈羽原子力発電所の全景で、東電HPからの借用です。

折りしも今日は東京電力HDの第94回定時株主総会が都内で開催です。福島第一原発事故の「責任」を果たし、エネルギー産業の新しい「競争」の時代を勝ち抜いていくために大きな変革を実行し、柏崎刈羽の再稼働によって得られる利益を東京電力の経営改善に役立てるという方針だそうです。

3時過ぎからNHK、国会の党首討論に切り替えての視聴です。過去最多の野党会派代表5人による質問で、党の持ち時間にも制約があり、トップバッターは立憲民主党の枝野代表です。先ず、来年10月からの消費税10%値上げと、その前の参院議員「定数6増」は自民党の党利党略であることを厳しく批判です。

アベ首相といえば「枝野代表の質問というより演説で、党首討論の歴史的使命が終わった」とする否定的な態度で、野党全体で45分間という短さで充分な討論に至っておらず“スレ違い”の論戦が伝わってきます。

ところで本日午後2時の糸魚川市の気温32度は県内最高で、その後さらに上昇して午後3時過ぎには34.7度を観測です。夜になっても気温が下がらず、深夜から明日にかけては大雨という予報です。


注目!新知事でどうなる柏崎刈羽原発再稼働

2018年06月26日 | 地震・原発

今日は気温上昇の中を上越市へ、知事選で一緒にがんばった友人らとの昼食会です。友人の娘さんがやっているという初めてのカフェで、1時半に解散です。その後、娘の家に立ち寄り、幼稚園から帰った孫の顔を見て早めに帰ることに・・・、それにしても今日の上越市は暑かったです。

明日27日は新潟県議会6月定例会で、午前10時から就任後初の花角知事の「所信表明」が行われ、午後1時からは「所信表明」への質疑(代表質問)です。(インターネット中継で視聴可能)

下記は先日見落としていたNHKおはよう日本、水野倫之解説委員による「新知事でどうなる 柏崎刈羽再稼働」(ここに注目)の貼り付けです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

先週行われた新潟県知事選挙で当選した花角知事は、東京電力柏崎刈羽原発の再稼働に慎重な姿勢を強めています。 

C180620_0.jpg

花角知事は今の任期中に再稼働させることはないという意向を示しているので、額面どおりであれば前の知事のときよりもハードルは上がり、当面再稼働できない状況が続くことになりそう。
前の知事は、東電が再び原発を運転する点を重く見て、福島の事故対応や、事故の健康への影響、避難計画の実効性の3点について検証作業していた。
花角知事もこの検証を2~3年かけて行い、結果が出るまでは再稼働の判断はしないという。
その上で検証結果に基づいて再稼働を認めるかどうか判断したときには、県民の意見を聞くために「信を問う」としている点が大きく違う。
あらためて知事選を行って再稼働問題に決着をつける考え。
ただNHKが行った出口調査を見ても、柏崎刈羽の再稼働に反対が73%、賛成が27%。

C180620_3_.jpg

福島の事故だけでなく、柏崎刈羽では過去に東電が原子炉のひびなどのトラブルを隠していた問題も発覚しており、現状では地元の不信や不安がかなり根強く、再稼働は簡単な状況ではない。
先週東電は福島第二原発の廃炉の方針もあきらかにし、福島の事故対策費の捻出には、柏崎刈羽の再稼働は欠かせないとする。

C180620_3.jpg

知事は選挙で与党の支援を受けているので、今後は政府からも働きかけがあるとみられ、近く、この問題を巡って世耕経済産業大臣との会談も予定。
様々働きかけがある中でも、県民の不信や不安をきちんと受け止めて、公約を実行する姿勢が貫けるのかが問われることになる。(水野 倫之 解説委員)


麻生大臣の「新聞を読まない人は全部自民党・・・」

2018年06月25日 | 日々思うこと

深夜のサッカーWカップセネガル戦、前半はとうとう眠ってしまい後半戦に目が覚め最後まで観戦でしたが、それにしても1点リードされての同点引き分けはスゴイの一言です。

寝不足気味の朝、梅雨の季節に雨が降らないことを喜んでいるのは人間で、野菜や草花たちにはもう少し天の恵みがあればよいですね。そして今日の糸魚川の最高気温は24度と平年並みながら、湿度70%の蒸し暑さのカラ梅雨模様ですが、7月に大雨になるのかもしれません。

写真は22日の晴れ渡る青空の頚城の山々で、新潟焼山や雨飾に残雪を見ることができます。この日の後は曇り空の日が続いて、きれいな稜線を見ることができません。

人に言葉ありで、アベ首相を支える自民党副総裁の麻生太郎財務大臣の発言に今さら驚くことはないのですが、昨日の新発田市での講演で、自民党支持候補が勝利した県知事選を引き合いに出し、自民支持が高いのは10~30代として「一番新聞を読まない世代だ。新聞読まない人は、全部自民党なんだ」と持論を展開で、何とも考えさせられる言葉です。

となると新聞を読み真実を知ったら自民党の支持率が下がるということですから、国民もしっかりとこの言葉を受け止めて、TVのワイドショーばかりを見ての“知ったかぶり”も程ほどですよね。

また麻生さん、先日のご自身が率いる自民党の派閥の挨拶で、「国会は延長することになりました。我々が今、やらないかん法案というのは、与党に与えられた大事な責任だ。この間、日本とコロンビアのサッカーの試合を見た人がいると思うけども、1対0、1対1、おおと、思って2対1になって、終わったなと、はあ、これで終わるかと思ったら、あとロスタイムがあと5分。長く感じたろ、あの5分。今回のこの延長も同じや。ロスタイムの間にへたな失点がおきないように、よろしくお願いします。」と・・・。

そんなことで今夜は“酔わないウメッシュ”(ノンアル)片手に、麻生太郎に関するトピックス:朝日新聞デジタルを開いての梅雨の晴れ間のロスタイムです。


マリンバの音色と絵本の世界と紫陽花

2018年06月24日 | 日々思うこと

今朝はNHK『日曜討論』に続き、家事をこなしながらドキュメンタリー『明日へ つなげよう 証言記録▽暴走する原発に突入せよ~事故拡大防いだ下請け企業』を視聴です。福島原発事故当時、ガイガーカウンターが鳴り響く暗闇を全力で走り点検に成功し事故拡大を防いだ技術者たちと、今初めて明かされる下請け企業のプロたちの証言で、原発推進の人たちにも必見の番組です。http://www.nhk.or.jp/ashita/bangumi/

市内青海中学校へ行く途中の北陸新幹線と並行に走る在来線、その北斜面のご近所の人たちが植えたのではと思われる彩りの紫陽花に癒される梅雨の晴れ間です。

午後から糸魚川本町通りの町屋文化を守り伝える会主催の『絵本とマリンバのコンサート』へ出かけました。築85年の間口3間奥行きは裏通りまで続く細長い町屋(旧倉又茶舗)で、10帖の座敷の床の間の奥行きは通常の半分以下の20センチほどで横の本棚とも限られた間口の有効利用です。

地元出身のマリンバ奏者の斉藤裕子さんに合わせての絵本の読み聞かせにしばし耳を傾け、言葉の持つ力を昨日の沖縄の平和の詩『生きる』を朗読した中学校3年の相良倫子さんとを重ねました。https://www.youtube.com/watch?v=cNVS7ctD1Gs&feature=youtu.be

そして知事選から2週間目、グアテマラが発祥という重さ120キロの楽器マリンバの優しい音色と絵本の世界と紫陽花たちに癒され、深夜はサッカーWカップ日本対セネガル戦の観戦予定です。


73年目の沖縄慰霊の日の心に響く言葉と・・・

2018年06月23日 | 日々思うこと

今日の沖縄は73回目の慰霊の日を迎え、梅雨明けの強い日差しの中での県主催の糸満市摩文仁の平和祈念公園での沖縄全戦没者追悼式典をお昼のNHKで視聴です。

今年は特に平和の詩『生きる』を朗読した沖縄県浦添市立中学校3年の相良倫子さんの「平和とは、あたり前に生きること。その命を精一杯輝かせて生きること」の力強い素晴らしいスピーチに感動です。そして平和への思いと未来の平和を自分たちが築いていく覚悟を、原稿を見ることなく7分ほどの堂々としたその言葉が心に響きました。

その直ぐ後は政府を代表してのアベ総理大臣の空々しい言葉が2分ほど続きます。「沖縄の基地負担軽減に全力を尽くす」と強調しながら、辺野古移設については今年も触れません。

さらにアベさんは沖縄の美しい自然にふれ、「昨年、沖縄を訪れた観光客の数はハワイを上回りました。今や、沖縄は、かつての琉球の大交易時代に謳われたように、・・・・・世界の架け橋の地位を占めつつあります。・・・・・この流れをさらに加速させるため私が先頭に立って、沖縄の振興を前に進めてまいります」と、何だか慰霊の日に違和感のある政府代表としての言葉です。

写真は平和祈念公園「平和の礎」の中央の“平和の火”で、昼夜を問わず灯され続けています。2000年6月の「慰霊の日」に訪れ、その後一度も訪れることのない沖縄ですが、忘れることのない暑い熱い沖縄でした。

分で知る沖縄戦 - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース https://t.co/8GdOcQ8kV1

そして一年前のブログです。沖縄戦から72年の基地と原発立地県


糸魚川駅北大火から1年半の槌音と今どきの修学旅行

2018年06月22日 | 日々思うこと

朝から梅雨が明けたような青空で、昼過ぎには気温も上昇し真夏のような暑さです。市役所などあちこちへ寄り、3時を過ぎて一の宮の天津神社近くの喫茶店「扉」で一休みです。

今日は糸魚川市駅北大火から丁度一年半になり、街なかの被災地では復興への槌音があちこちで聞こえ、再建工事が進んでいます。金融機関裏の駐車場から、加賀の井酒造さんの敷地内の欅と思しき大木と抜けるような青空を撮りました。

あの大火の炎で燃え尽きたのではと思っていた大木は翌年の春には葉が茂って、今年は二度目の春を迎えてその生命力に驚くばかりです。

上の孫が昨日早朝から東京へ修学旅行で、北陸新幹線はくたか号で上京です。一日目の昨日は先ず国会議事堂へ行き、その後はデズニーランドへ、夜はホテルで宿泊です。二日目の今日は浅草へ寄ってから、劇団四季の「ライオンキング」を観賞というのでスゴイ!今どきの修学旅行に目を見張ります。

60年ほど前の大昔、私の6年生の時の修学旅行も東京で、確か皇居二重橋へ行き記念写真を撮ったような記憶です。印象に残っていることは、有楽町の電気化学工業の本社三信ビルを訪問し、お土産を貰って帰ったことです。当時の同級生のほとんどの親がデンカ工場勤務という企業城下町で、今では一企業の本社を修学旅行の日程に入れるなど考えられないことです。

夜9時に無事に帰宅した孫にホッとし、明日は土曜日なので楽しかったであろう修学旅行の“お土産話し”をゆっくり聞くのが楽しみな週末です。

そうそう巷では通学路に限らずブロック塀の安全性が話題になっています。公益法人日本エクステリア建築業協会HP、ブロック塀安全点検表が役立ちます。https://jpex.or.jp/tenken

そして一年前のブログです。糸魚川大火から半年、感情的な市長答弁


映画館のない街での映画『この世界の片隅に』

2018年06月21日 | 日々思うこと

国会延長の初日、またしても政治家のおぞましき言葉が発覚です。先週15日の衆議院厚生労働委員会(高鳥修一委員長)で、受動喫煙対策を強化する健康増進法の改正案の審議中、参考人として出席した日本肺がん患者連絡会のがん患者の男性が意見を述べている時に、自民党穴見陽一議員が「いいかげんにしろ」と発言していたことが分かりました。

つぶやきかヤジかはともかく本日午後、穴見議員はこの発言を言い訳付きで認め謝罪です。そして菅官房長官といえば「国会議員の1つ1つの発言に対して、政府としてコメントは控えたい」と、うまく逃げています。

知事選が終わって一段落、今度は映画『この世界の片隅に』(こうの史代原作 片渕須直監督)の上映会チケット販売で動き回っています。映画は戦時下の困難の中にあっても工夫を凝らして豊かに生きる主人公すずの姿を描いた話題作です。上越市内の映画館ではすでに上映されていますが、映画館のない糸魚川市にあっては待望の映画です。

7月7日(土)糸魚川市ビーチホールまがた、主催:良い映画を観る会/1回目午後2時~2回目6時30分~/前売り券・大人1000円・20歳未満無料

ところで昔、糸魚川市内に4ヵ所の映画館があり、テレビの普及とともに姿を消してしまいました。合併前の青海町でも電気化学工場の「北斗座」があり子どもの頃によく出かけており、外壁がレンガの重厚なハイカラな建物であったことを思います。その後「北斗座」は会社の体育館として使用され、数年前に取り壊されています。

今日は夏至、この日を境に地球上の太陽の高さが変わり、エネルギーの流れが最も大きく変わる日とも言われています。梅雨の晴れ間にいろいろとやることがいっぱいで、今日は外出を取り止めです。夕方には近くの畑で1時間ほどの草取りなどで、さあエネルギーの流れを変えていきましょう。


言葉は政治家の命!?知事選後の“二枚舌”

2018年06月20日 | 日々思うこと

昨夜のサッカーWカップロシア大会、日本チームは強豪コロンビアに予想外の歴史的な初勝利です。その喜びが覚めやらぬ今朝はシトシト雨で、野菜や草花たちにも恵みの雨で、庭の石灯篭に隠れる日陰の紫陽花もいつの間にか咲き出しています。

激戦の新潟県知事選を終えて10日、振り返ってみれば選挙もサッカー戦と同じく総力戦ですが、勝つためには手段を選ばないのが権力者らで自民党の強かさが伝わってきます。

選挙期間中の池田ちかこさんへのフェイクニュースもさることながら、特に原発再稼働についての花角知事に、日刊ゲンダイでは『原発再稼働で二枚舌 新潟県知事にくすぶる“選挙違反”疑惑』と、たった3日間で“本性”を現したと厳しく指摘です。https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/231449

また昨日の加計学園理事長の記者会見を注視ですが、驚くことに「記憶も記録もありません」という言葉で、一年も経過して何で今になっての会見なのかと驚くばかりです。本日の日刊スポーツでは、前川喜平氏が加計氏の会見は「嘘を嘘で塗り固めた」と・・・。https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180620-00244545-nksports-soci

そして一年前のブログに「ゆがんだ行政を正す」という“国会の自殺”を綴っており、私にとっての備忘録です。

「膿(うみ)出すと言ってる人がウミの親」、これは19日付け毎日新聞朝刊の川柳に取り上げられた句です。そして本紙では「言葉が空虚になった時、社会は実にたやすく全体主義に陥ることは歴史が証明している。」と・・・。さて、通常国会を延長して悪法を成立させようとするアベ首相、レッドカードが出ても退場しようとしない強かな政治家であることだけは確かです。


ブロック塀にブラックベリー

2018年06月19日 | 日々思うこと

今日は正午の気温25度の蒸し暑さで、天気予報では午後から雨模様でしたが見事にハズレで市内をあちこちへと出かけました。

昨日の大阪地震から一夜明け、高槻市の小学校の通学路の倒壊した高さ3.5メートルのブロック塀は建築基準法を満たしていなかったことが判明です。事故現場の写真を見る限り、控え壁(袖壁)もないようでオカシイと思った人たちも多いようで、きれいな壁画に見とれていた“都市の死角”かもしれません。

犠牲者が出てから、さてわが街の通学路はと大慌てする大人たちですが、地震という大自然の力は予測できないものの、二度とこのような痛ましいことを起こしてはならず教訓にしなければなりません。

ブロック塀といえば、隣りの孫たちの家の東側のお隣との境界線上のブロック塀の高さは約1.6メートルですが、それでも威圧感があります。北西の強風を遮るための塀で、鉄筋が入っているかどうかは定かではありませんが、地震の時にはやはり要注意です。

新築時に東側のそのブロック塀に沿って、線路の枕木を横にして少し植え込みを作り、ラベンダーや月桂樹を植えていますが、ここにブラックべリー(バラ科木イチゴ)の苗を娘の許可なく勝手に植えました。

実は庭に鉢植えの2本のブルーベリーがあったのですが、白い花を咲かせて実がなる頃に小鳥がやって来て食べるので悩みの種でした。今年の春から家の直ぐ近くの空き地を耕してファミリーで畑をすることになり、2本のブルべリーはここの隅に移植です。

ところで今回の知事選で街なかをあちこちへと歩くと、庭や畑の隅にブラックべリーを植えている人たちと出会い、とても丈夫で無農薬でも簡単に育てられることを知り、苗木を探していたところです。今日、ホームセンターで見つけて早速求めての植え付けで、ブロック塀隠しのグリーンカーテンの役目もあり、また1本に1kの実が収穫できるようで来年のジャム作りが楽しみです。

そして今夜はサッカーWカップ、日本対コロンビア戦の観戦で早めの書き込みです。サッカールールは孫たちの影響で、少しづつ分かるようになり楽しみが増している昨今です。


地震と原発とプルトニウムの脅威

2018年06月18日 | 地震・原発

今朝7時58分ごろ、大阪府北部で最大震度6弱を観測する地震発生で、上越市糸魚川市では震度1でしたが揺れを感じることがありませんでした。時間の経過とともに被害の大きさが伝わり、特に安全であるはずの通学路のブロック塀の倒壊で小学4年生の児童が犠牲という悲しいニュースです。

また震源近くでは緊急地震速報が間に合わなかったそうです。そういえば一昨日の千葉県北東部の震度4に続き、昨日午後は群馬県南部で震度5弱の地震があり、専門家は離れているので関連がないというものの、いつも地震に脅かされている地震大国日本です。

そして大きな地震の度に国内の原発が気になり、特に原発再稼働へ前のめりの人たちに考えてほしいことはプルトニウムの存在です。今、国内のプルトニウムの在庫は原爆6千発分という異常な事態であり、政府の全量再処理見直しが早急に求められています。 https://www.asahi.com/articles/ASL6J5KC1L6JULBJ003.html

写真は北蒲原郡聖籠町、豪農の二宮家(国の登録有形文化財)のバラ園です。広大な約3000坪の敷地に築140年の歴史ある建物土蔵と400本のバラや草花、この季節だけの限定公開(5月下旬~6月中旬)です。今年やっと念願かなった二宮家のバラ園は自分へのご褒美です。

※今朝の地震で市内小中学校の通学路について、市議会「一般質問」中で夕方やっと教育委員会次長とつながり、安全点検を早急にお願いしました。ブロック塀に限らず不安定な自販機や看板なども“凶器”になる場合があり、隣りの孫たちへも注意です。


梅雨の晴れ間の断捨離と海洋プラスチック汚染

2018年06月17日 | 日々思うこと

知事選が終わってはじめての日曜日、朝から梅雨入りしたとは思えない好天です。梅雨の晴れ間に滞っていた家事をこなし、先ずは亡き母の開かずのタンスの二つの引き出しの整理です。

お恥ずかしいかなもう20年も手付かずで、母の下着などでいっぱいで処分するに躊躇し、こんな調子だと私が逝ってしまった時は娘たちが苦労することが目に見えているものの、やっと一つの引き出しだけ空けることができました。

そして家の中をコマねずみのように動き、その後は庭に出てしばらく草取りですが、今年の庭はドクダミが驚くほどに繁殖です。花後のツツジの剪定なども本腰を入れてやらねばならず、日頃が日頃だけに“楽あれば苦あり”といったところでしょうか。

オレンジ選挙で植えたプランターの大輪のマリーゴールドもすこぶる元気です。隣りの娘たちの駐車場横の花壇のバラは5月に咲き誇り、花後に花柄を切った後にまた咲き出して、ドクダミと一緒に飾りました。

ところで断捨離とは、「断」=入ってくる不要なモノを断つ、「捨」=不要なモノを捨てる、「離」=モノへの執着から離れる、だそうで、確か何年か前にがんばっていたはずですがいつの間にか挫折(?)で、私の断捨離はまだまだ続き“片付けのリバウンド”にも要注意です。 

そしてカナダで開催されたG7=主要7か国首脳会議で、国際的な問題になっている海洋プラスチック汚染削減文書に、日本とアメリカだけが署名しなかったというニュースに驚きです。米国追随の日本政府の恥ずべきことと受け止め、増え続ける海洋汚染も断捨離の精神を活かせないものかと考える“父の日”です。tp://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3396109.html


新潟県知事選後の急な原発再稼働への動き

2018年06月16日 | 地震・原発

昨日はポツポツ雨の中を能生地域まで車を走らせ、国道から山間に10数キロ入ると里山の緑は一段と深くなり、県道沿いの四季の花たちがきれいです。

下の写真は一昨日の姫川桜堤周辺と同じ場所の5月21日夕方に撮ったものです。県知事選でなかなかアップできなかった一枚で、田植えを終えた水田が鏡のように新潟焼山や雨飾の頚城の山々を映し出していますが、今は“中干し”(水のない乾いた状態)の田んぼです。

新潟県知事選から5日目の昨日、東京電力は福島第二原発の廃炉を発表です。東日本大震災による第一原発の大事故後に再三求められていた廃炉で遅きに失したとはいえ、新潟県知事選から一週間も経過しない中でなぜ今なのか、東京電力の柏崎刈羽原発再稼働への思惑が見え隠れです。

そして昨日の花角知事は当選後2回目の上京で、各省庁へ来年度政府予算への県の要望で、注目すべきは世耕経済産業大臣と面会です。世耕大臣は「エネルギー政策全般について、改めて意見を伺いたい」と述べ、花角知事は「日程調整をして対話したい」と・・・。

また新潟県選出の国会議員との場で、東京電力柏崎刈羽原発の再稼働について、ご自身の任期中の再稼働の可能性を問われると「当然ありえる」と答えています。さらに東京電力HDの小早川社長も花角知事へ面会を申し入れです。

政府、自民党は原発推進の立場に変わりはなく、原発再稼働に慎重姿勢を示して当選した花角知事、さて県民との約束をしっかりと守れるのか、県知事選後の原発再稼働への急な動きに目を逸らさず注視してゆかねばなりません。

本日の新潟日報社説『福島第2原発 「廃炉」表明なぜ今なのか』http://www.niigata-nippo.co.jp/opinion/editorial/20180616400230.html