すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

ちひろの世界と核兵器廃絶への願い

2018年12月15日 | 日々思うこと

今月も早や半ばになり、“師”でもない私は市内を走りまわっています。深夜0時からNHK日曜美術館『“夢のようなあまさ”をこえて』、「いわさきちひろの世界」で、Eテレで毎週日曜午前9時放送ですが前回視聴ができなかった番組です。

多くの人に親しまれているいわさきちひろの作品は、画家になって後半のもので、満州でつらい経験をし戦後は働きながら絵を描き、子育てしながら少しずつあの画風に迫っていきました。淡く滲んだ水彩絵の具でちひろが伝えたかったこと、そしてその描く絵は、ちばてつやさんや高畑勲さんにも影響があったことを知りました。

続く0時45分からのEテレグレーテルのかまど』の再放送「いわさきちひろのいちごババロア」は、息子さんの猛さんと食べたという淡いピンクのいちごババロアでした。戦争中に青春時代を過ごしたちひろ、やわらかなタッチとやさしい色使いの背景にある、子どもの笑顔を奪う戦争を二度と起こしてはならないという“強いやさしさ”が伝わってきました。 

2019年いわさきカレンダー

ところで去る6月に糸魚川市議会に提出されていた注目の「核兵器禁止条約の意見書」の請願は、13日の総務文教常任委員会で再審査され、またしても継続審査の扱いとなりました。同委員会は7名で構成され、委員長は採決に加わらない公明党議員で、副委員長は市議会唯一の女性議員です。自民党会派とはいえ、核兵器の危機から子どもの生命を守ることを考えての良識を期待していただけに残念な結果です。9月28日付け“国難突破”からの一年と核兵器廃絶への道のり

15日の姫川桜堤から望む日没前の頚城の山々で、気温3.8度の寒さです。

原発を再稼働させたい人たちはゼネコンなどの利権の固まりで、辺野古基地問題も同様で、国も地方も自民党議員で占められている現状に明るい未来がないのかと諦め切れない思いでいっぱいです。


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