すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

ウソで塗り固めている東京電力の企業体質

2017年02月16日 | 日々思うこと

これまで何度もデータ改ざんだけでなく、メルトダウンの判断基準を記述した対策マニュアルの存在などの問題を繰り返してきた東京電力ですが、またしても不祥事の発覚です。

世界最大出力の柏崎刈羽原子力発電所、事故時には重要な役割を果たす免震重要棟が、想定される地震の半分の揺れにも耐えられない可能性があると東電は2014年に把握しておりながら、規制委に報告していなかったことが分かり企業体質に呆れるばかりです。

新潟県米山知事は昨15日の定例記者会見で、「今までの話し合いは何だったのか。何が正しくて、正しくないのか分からなくなる。事実と異なる説明をしながら、対話をしていくという話が根底から覆る」と、東京電力に強い不信感を示しました。

連日、カーラジオやTVのゴールデンタイムに流れる東電のCMは、「福島事故を反省して・・・」と津波対策を強調ですが、YouTubeで新潟限定版に改めて目を通すと県民を愚ろうしているのではと気分が悪くなります。誇大CMに巨額のお金を使いながら、原発廃炉や賠償の負担を国民に押し付けるこの企業に許し難いものを感じてしまいます。

新潟の知人が、先日の福島の“希望の牧場”の吉沢正巳さんの講演をブログに丁寧に書き込んでいました。私日記「のびる」 ~日本より~NO3697 原発はゼロしかないhttp://blog.livedoor.jp/masahiro16/archives/52056476.html

写真は糸魚川橋上駅から望む昨夕の市庁舎で、バックの美山丘稜からも春の訪れを感じます。糸魚川市庁舎は何となくスウェーデン・ストックホルム庁舎を思わせ、公務で出入りする度に身が引き締まっていたことを思い出します。

今日も朝から青空で、生ゴミ処理など外仕事も汗ばむ3月下旬の暖かさですが、“越後の雪は余寒”にとまた寒くなる予報です。


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