以下は前章の続きである。
挺対協のユン・ミヒャン代表を含む主要役員の側近たちが過去のスパイや国家保安法違反の容疑で裁判を受けて実刑を宣告された。
多くの挺対協の役員が、従北を理由に憲法裁判所によって解散させられた、統合進歩党解散に反対している。
挺対協の役員が北朝鮮を数回訪問し、南北連帯をしつこく推進することも慰安婦おばあさんの人権や福祉のためではなく、「統一」という挺対協活動家の運動方針が投影された結果。統一の邪魔になるのは、日本と米国というのが北朝鮮の一貫した認識。
「韓国挺身隊問題対策協議会20年史」によると、挺対協は慰安婦問題を南北が共同で議論協力することで、市民社会レベルで、南北統一を成し遂げたと自画自賛。
2011年12月には、挺対協の名前で「金国防委員長の突然の悲報に北の同胞たちに深い哀悼の意を伝える」という弔電を北側に打電した。
問題は慰安婦と挺身隊対策協が同一視されていること。
挺対協が慰安婦の名前を掲げて、韓国政府の対日政策に重大な影響力を行使している。
本当に、戦慄を覚える内容です。箇条書きにしてコンパクトにまとめようとしたのですが、無理でした。
要約すると、挺対協幹部が、北朝鮮に何回も訪問し、反米活動に積極的に参加し、朴槿恵弾劾に積極的で、解散させられた従北政党の統合進歩党を必死に守っていた、という感じでしょうか?
米軍との軍事演習に反対したり、国家保安法撤廃に積極的なのも、かなりありえません。
それを、女性団体や人権団体の看板を隠れ蓑にして活動しているわけです。
本当に女性の人権が大事だと思うなら、現在進行形で強制収容所で女性を性奴隷にしている連中と結託する集団から、慰安婦おばあさんを奪還すべきではないでしょうか?
女性の人権が大事だというなら、北朝鮮の強制収容所で、職員に好きなようにレイプされ、妊娠したら母子共々殺される、そんな人達の像を建てるべきではないでしょうか?なぜそんな連中と、共同声明を出したり、協力したりできるのでしょうか?
本当に、人としての良心を持っているのか疑います。
女性の陰部に蛇を押し付け、火かき棒を突っ込んで拷問し、最後はそれを蹴り上げて殺す。それが脱北者の証言で明らかになっているわけです。それもこの女性は北送された在日同胞なのに、その在日が挺対協と熱心に連携しています。
あきれるしかない。