以下は前章の続きである。
阿比留
それに関連して朝日新聞の話になりますが、1月10日付の社説で菅義偉宣房長官の「1ミリたりとも合意を動かす考えはない」との発言に対し「建設的ではない」と批判していました。
これは西岡さんが指摘された、やってはいけない態度の最たるものでしょう。
西岡
あの社説で朝日は文大統領のことも批判しています。
韓国はこれまで日本の半数が味方であれば韓国側の主張を押し通せる、と考えてきただけに、朝日新聞までが文大統領を批判したことに困っています。
一方で社説で朝日自身は高みに立って「双方とも大人げない」と言わんばかりの態度を取り、日本にも問題ありとしている。
これはやってはいけないことで、そう書かれると日本のインテリや政治家は「ああ、そうなのか」と思ってしまう。
付け加えると朝日の社説には、自分たちが誤報をした結果、国際社会に「慰安婦=性奴隷」というウソが広まっていることに対する反省の弁は一言もありませんでした。
この稿続く。