文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

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私は最近、衛藤議員が自民党の会議で外務省局長らになぜ早く日朝会談を持たないのかと叱責する場面を目撃した。

2018年08月10日 14時47分42秒 | 日記

以下は前章の続きである。

平壌連絡事務所を提案する田中均氏の危険度 

私は最近、衛藤議員が自民党の会議で外務省局長らになぜ早く日朝会談を持たないのかと叱責する場面を目撃した。

議員外交を強調しているから2011年に断念した議連としての訪朝を狙っているのだろう。

衛藤議員の後ろには朝鮮総連がいる。

621日の総会に識者として朝鮮総連の機関紙「朝鮮新報」の平壌支局長、金志永氏と田中均氏を呼んで講演をさせた。

*この衛藤征四郎というのは本当になんという奴だ、と読者は誰もが思うはずだ。石破茂も本当に鵺のような…自民党を出たり入ったりにも、それは現れているだろう…気持ちの悪い人間だと再認識したのではないか。獣医師連盟との経緯と言い、こんな男が首相に立候補する事を喜ぶのは朝日新聞などやNHKの報道部を支配している人間以外には、どこにもいないだろう。先般の読売新聞は、前回の自民党総裁選において、石破が地方の党員票を獲得とした理由について、当時、安倍首相は、そのような行動が取れない立場に居たからだと言う朝日新聞などを購読しNHKなどの報道番組だけを視聴していては全く分からない単純な事実を報道していたが。*

金氏は拉致問題は解決済みという北朝鮮の公式の立場を講演で強調した。

そのような講演を国会議員らが議員会館できいていること自体、一体どこの国の議員なのかという強い疑問がわいてくる。 

田中氏は、拉致問題解決のために平壌に連絡事務所を置いて日朝同調査を続けることを提案した。

そこで田中氏は「常識的に考えて、生きているか死んでいるか分からない人がいる。拉致問題に真剣に取り組むならば、その調査をしなければならない」と語った。

7月3日、日本記者クラブでの講演でも「拉致問題の解決を具体的に言うには当然、何人が拉致されてどうなったのかという事実関係をきちんと明確にする努力をしなければいけない。私がアジア大洋州局長をやっていたときも調査団を送った。得た資料は十分でないし偽りもあった。北朝鮮との外交で一番大事なのは、相手を信じられないので、ありとあらゆる手立てを打ち、真実を突き止めることだ。だから北朝鮮との合同調査団を作り協力させる。平壌に日本政府の連絡事務所を作り、恒常的な仕事として拉致被害者の捜索にあたるべきだ」と話した。 

この提案はたいへん危険だ。

なぜなら、平壌に連絡事務所を作って日朝が合同で調査するということは、「被害者死亡」の確認作業をするということを意味するからだ。

生きている被害者はすぐ全員帰国させることになる。

当然、調査は帰国後、日本独自で行う。

特に、北朝鮮で他の拉致被害者を目撃したり、話を聞いたりしていないかについては徹底的な調査が必要だ。 

では、北朝鮮で行う調査とは何か。

生存者を捜すことが含まれるのか。

人間は自分の足で移動してしまう。

北朝鮮が隠そうと決断している被害者を日本が合同調査で発見できるはずがない。

したがって2002年と2004年に訪朝した日本政府代表団のように「死亡の経緯」の説明を聞いたり、「死亡現場」と称する場所に連れて行かれたりするだけだろう。

山に連れて行かれてここに拉致被害者の骨が合葬されているが、墓も作らず記録もないので誰の骨がどこに埋められているか分からなくなっている等という説明をきかされるかもしれない。 

つまり、田中氏ら合同調査や連絡事務所設置を提案する人々が考えている拉致問題の解決とは、日本側が横田めぐみさんたち8人の死亡など北朝鮮が2002年に通報してきた調査結果なるものを受け入れることなのだ。

世論を納得させるために、日本の警察などが北朝鮮に行って合同調査を長期間行い、それが続く間に先に国交正常化を実現させようとしている。

この稿続く。


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