文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

日本の時間、世界の時間。
The time of Japan, the time of the world

いつも恩赦なので、李朝時代には「濫赦(乱赦)」と言っていた。いまも同じである。つまり、あまりにも法治が無さすぎるのだ。

2018年10月11日 10時32分25秒 | 日記

古田博司教授の以下の本は歴史的な名著である。世界有数の朝鮮半島通である彼が渾身の思いで著したこの本が明らかにしてくれている真実は、出来るだけ速やかに、世界が知らなければならないものである。

私の拙い英訳が彼の意を余すところなく瞬時に世界に伝え、日本と世界を正す一助になれば幸いである。

以下は前章の続きである。

朝鮮半島の為政者は、無力で無責任なことを抑圧・隠蔽するために、非常に強権的、高圧的、かつ差別的である。

民衆に対しても、中国以外の他国に対しても、北朝鮮の強硬で強権的な政治はいまさら説明する必要もないが、韓国でもDNAは同じである。

これがひどいのが朴氏の父と娘だった。 

こういう権力者たちに、諦めきった民衆が抱く無念と不満の蓄積が、いわゆる「恨」というものの正体ということになる。

前章でみたように、上役は汚職や贈収賄で捕まっても、すぐに監獄から出てくる。

いつも恩赦なので、李朝時代には「濫赦(乱赦)」と言っていた。

いまも同じである。

つまり、あまりにも法治が無さすぎるのだ。 

学生運動で破壊活動を行っても、政治犯・思想犯は将来偉くなるので待遇がちがう。

死刑宣告を受けても恩赦で出てきて、そんなことを繰り返すうちに箔がつき、いつしか野党の議員になる。

そのよい例が内乱陰謀を企てたとして逮捕された統合進歩党(2011年~2014年)の李石基議員である。

この稿続く。 


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