文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

日本の時間、世界の時間。
The time of Japan, the time of the world

だが彼等の記事は私に正鵠を射られた事に対する悪質な弁明と言っても過言ではない代物だった

2016年02月14日 12時31分32秒 | 日記

慧眼の士の読者の方々は、とうにご存知のように、私のブログは、日本の中枢にいる人たち、世界の中枢に居る人たちに読まれている。何度も言及して来たように、特に、日本の中枢に居る人たちというのは、私の同級生であり、先輩、後輩の人たちなのだから、それは全く当然の事なのだ。

さて、今日の日経のフロントページは、昨日、私が世界に発信した仮説が全く正しかった事を証明していた。

だが彼等の記事は私に正鵠を射られた事に対する悪質な弁明と言っても過言ではない代物だった。

曰く、株下落、日中で鮮明、がその大見出しである。

昨日、私が指摘したダウ・ジョーンズ社の一覧表を見れば、慧眼の士は、中国と日本の下落率が殆ど同じである事に、直ちに気が付いたはずだ。

私が、日経よ、おまえもかと思うのは、彼等は、この事を怪しまないどころか、まるで正しい事の様に書いているからなのである。

中国の経済指標が全く信用がおけないものであることは、世界の常識であると同時に、その事もまた、今回の、中国発の世界経済の変調の大きな原因であるにも関わらず。

一方、日本は、例えは政治のことだが、中国人たちがウェイボー(新浪微博)で、書いていたように、『たった100万円で辞職かよ。』『日本人は面の皮が薄すぎる』と書いたとおり、公明正大を旨とする国である。

だが、日経も、(朝日新聞グループほどではないだろうが)、朝日や中国人と同様に、相当に面の皮が厚い新聞だと私は感じた。悪質であるとすら感じたのである。

上記の様な国である中国と日本が同じ下落率である事に全く疑念を持っていない記事の書きようは、彼等も、もはや、中国に完全に操作されていると言っても過言ではないと私は感じた。

昨日、私が指摘した事、今回の東証の大暴落は、正に国難であるとの認識が全くない記事。

だからこそ彼らはジャーナリストとして当然に成すべき事、一体、どこの誰が、これほど急激な円高に為替先物で実行したのか、同時に、日経先物に猛烈な空売りを実行し続けたのか、それを調べようとしないマスメディアが、どうして日本のマスメディアと言えるのか。

上海が下落した時、(私が仮説で、今回の犯人であると書いた)、中国政府は、直ちに、空売りをかけたのが誰かを調べ上げて、逮捕、拘束までしたではないか。

独裁国家であるとは言え、彼等は、常に国益を最優先して考えている。

一方、日本はどうか。今回の仕掛け人が誰なのかを調べようともせず、中国と同じ下落率であるとして、国民の世論形成をしようとする。

正に中国政府の思い通り、或は思うつぼではないか。

日経新聞の要職に在る者たちにも、今、日本政府が持っていない、中国とのパイプを持っている人間は結構いるのだろうなと私は推測する。

まともな学者たちが指摘しているとおり、今、中国政府が、日本に対して、行っている戦略とは、現実の戦争を起こすことではないだろう。だが、日本が、油断大敵を忘れ、ほんの少しでも隙を見せれば、彼等は尖閣諸島に上陸するだろう。

戦後、中国は隣接国と小規模な戦闘を繰り返して来た。彼らは、私たちとは違って、小規模な戦争を行う事を何とも思っていないのである。

この事、こういう人間たちが独裁政治を行っているという単純な事実すら知らないのは、朝日や、今日の日経のフロントページを書いたような人間たちと、これに同調して来たいわゆる文化人たちだけなのだ。

日経の記者に私は言う。君が真っ先に調べるべきことは、今回の東証の大暴落の間中、空売りをかけ続けていたのは誰か、

為替で、(見事に春節に合わせた)、これほど急激な円高に持ち込み続けたのは誰か、それを調べるのが、本物の記者だろう。

もし、君が日本を愛している本物の日本人なら、真っ先にそうするはずだ。

いいかい、共産党の一党独裁国家だって、直ちに調べたのである。全く調べようともしなかった君たちは、彼ら以下の存在であると証明しているだけじゃないか。

だから簡単に彼らに操縦される存在なのだと言う事に、いい加減に気付くべきなのだ。

この稿続く。


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