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丸紅 インドネシアで地熱発電…日経6/17、13面から。

2011年06月17日 14時19分43秒 | 日記
丸紅、仏スエズと日本の最新設備導入

丸紅は仏エネルギー大手のGDFスエズなどと組み、インドネシアで地熱発電事業に乗り出す。現地に大型発電所を建設し、運営と保守も手がける。総事業費は7億~8億ドル(560億~640億円)となる見通し。地熱発電は東南アジアや大洋州の火山国で導入、計画が相次ぐ。丸紅は今後、国内重電メーカーなどの参加も募り、日本技術の輸出拡大を目指す。
 
スマトラ島南部のランタウ・デダップ地熱資源区の発電所開発プロジェクトに参加する。スエズ、地元建設大手のスプリーム・エナジーと連合を組み、共同で地熱資源の調査と発電所建設を進める。丸紅は合弁会社に35%出資し、筆頭株主として事業推進を主導する。出資額は今後詰める。
 
発電所は2016年の稼働を目指す。日本製の高性能発電機など最新設備を採用する計画。出力は22万キロワットで、インドネシア国営電力会社と長期売電契約を結び、40万世帯以上への電力供給を目指す。丸紅は独立系発電事業者〒PP)として建設後の発電所運営と保守も担う。事業化が進めば、国際協力銀行など日本政府の支援制度活用も検討する。
 
地熱発電は環境負荷が少ない再生可能エネルギーとして火山国を中心に注目度が高まっている。丸紅は中米コスタリカでも地熱発電のIPP事業を手がけており、’経済発展が続くインドネシアでも本格進出を狙う。
 
日本勢では住友商事など一も地熱発電の海外展開に力を入れており、今後は関連メーカーを中心に日本勢の商機が拡大しそうだ。

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