文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

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C世代 駆ける IT使い政治開く…日経新聞1月6日5面より

2012年01月06日 20時25分21秒 | 日記
批評家・早大教授 東浩紀氏(40)

IT使い政治開く

…前略。*は芥川。

若い世代ほど日本に自信を持てなくなっている。経済の問題も大きいが、東日本大震災が起きた昨年3月11日以降は、政治への不信も非常に強く影を落としている。

もちろん政治は震災前から問題を抱えていた。自民党政権は長く単なる利益配分を政治と称してきた。民主党への政権交代も、変化への期待はすぐに落胆に転じた。

震災前から流れていた政治への失望感が震災で一気に加速した感じだ。よほどの荒療治がないと政治への信頼は回復しない。


政治家が民意にただ従えば全体主義に陥るし、民意をわかっていなければ、エリート主義になる。大衆の無意識は混沌としていて危険なものも含む。

*それを増長、或いは利用して来たのが日本のマスメディア…テレビの有様、新聞、雑誌の報道の有様だろう。(以下本文に戻る)

政治家に求められるのは、それらをどう現実の世界と擦り合わせるのかという、精神科医のような役割だ。ときに対峙し、治癒していく。もともとの政治の本分にも近いのではないか。


40歳以下の国会議員に聞く
「未来語る」「胆力」必要


…本文は略。



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