以下は前章の続きである。
慰安婦問題で致命的
朴や藤島は、国家総動員法(昭和13年)に基づいて14年から20年まで実施された朝鮮人の内地(日本)南樺太などへの組織的な動員計画(年代によって「募集」「官斡旋」「徴用」」をすべて“強制連行”しているが、これは明らかにおかしい。
強制力を伴う徴用令が朝鮮に適用されたのは19年9月以降で、内地への移送は半年あまりにすぎない。
その徴用ですら応じなかった朝鮮人も少なくない。
また、動員計画に従って、ちゃっかり“タダ″で日本へ来た揚げ句、より賃金の高い職場に移っていったケースは多々あった。
繰り返しになるが、ほとんどは自らの意志で日本へ渡ったのである。
それすらも朴らは、日本が朝鮮を侵略して植民地にし、政治・経済を支配し、土地を奪ったために日本へ来ざるを得なかったのだーと主張するが、これも違う。
日本統治下で豊かになったために朝鮮の人口が急増したのが本当の理由である。
終戦後、戦時の動員計画で来た朝鮮人は優先的に帰国船に乗ることができた。
200万人以上の朝鮮人のうち、自主的に日本へ残ったのは約60万人。
朴もその一人である。
そこへ朝鮮の戦後の混乱・貧困に耐えかねて再び、日本へ舞い戻ったり、新たに来た朝鮮人がない交ぜになって構成されたのが、戦後の「在日韓国・朝鮮人」社会だ。
だから“強制連行された朝鮮人の子孫”などではない。
*朝鮮半島人たちが言っている事は全てが嘘であると言っても全く過言ではない。嘘の歴史で国民を教育し、宗主国だった中国と同様に日本からの人類史上最大の経済援助の事は何一つ国民に教えてはいないのである。教えている事と言えば朝鮮民族は世界で一番優秀な民族だなどという戯けた事から始め、反日教育…ナチズムそのものと言っても全く過言ではない…彼らは正に「底知れぬ悪」と「まことしやかな嘘」の国の住人である事を実証して続けているのである*
ところが、朴らの「朝鮮人強制連行」に、日本を糾弾したがっていた日本人が飛びつき、煽った。
1980年代以降、歴史教科書、慰安婦、徴用工…。
日本人が火をつけ、韓国政府・メディアが反応・硬化するパターンで、次々と政治・外交問題化、日本は“理由なき謝罪・資金拠出”に追い込まれてゆく。
*こんな者達の黒幕が朝日新聞であることは言うまでもない。その一員である辻本清美が立憲民主党の要職で大きな顔をしているのだから呆れる。*
先の韓国最高裁の理解不能な判断もその結果だろう。
とりわけ慰安婦問題では致命的な影響を与えてしまう。
世界中の軍隊に性の問題は存在しても、軍が関与し強制連行した慰安婦は「日本以外にはない悪行だ」というわけだ。
ウソがウソを呼び、この言葉は日本をあしざまに罵るツールとして大衆化。
やがて、教科書や日本を代表する辞書にも掲載されるようになる。
敬称駱、土曜掲載(文化部編集委員 喜多由浩)