文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

日本の時間、世界の時間。
The time of Japan, the time of the world

朝日新聞やNHKとこれに準じたいわゆる文化人たちが、反日プロパガンダを繰り広げて来たのが戦後日本だったのである。

2018年09月12日 12時53分12秒 | 日記

以下は9/10に発売された月刊誌Voice今月号に「命を捨てる覚悟」と題して掲載された渡辺惣樹氏の論文からである。

私が彼を知ったのも4年前の8月以降の事で、わりと最近の事だ。

私は時々、周囲の人たちに「ただものではない…」という言い方をすることがあるが、最初に彼の論文を読んだ時から同様の思いを抱いた…これは本物だぞ。と

4年前の8月まではGHQが占領を成功させるために始めた…というよりも、本論が明らかにしているように米国が第二次大戦を開始する時に敵国であるドイツと日本に対して始めたキャンペーンの継続…最初は米国国民を洗脳し、日本占領後は日本国民を洗脳した。

その洗脳通りに自虐史観と、そこから生じている反日思想の塊である朝日新聞やNHKとこれに準じたいわゆる文化人たちが、反日プロパガンダを繰り広げて来たのが戦後日本だったのである。

共産党の一党独裁国家や朝鮮半島とも通じたプロパガンダだから、「底知れぬ悪」と「まことしやかな嘘」による捏造記事や捏造書籍のオンパレードだったのである。

その代表者が大江健三郎であり村上春樹だった。

だが4年前の8月に、やっと、日本人はGHQの洗脳…これに殉じた…殉じたものだから、朝日新聞やNHKの言っている事は」、実は、戦前の彼らの裏返しに過ぎないのである。

戦前と違うのは、自分たちが民主主義の守護神で在るかのごとき仮面をかぶって、もっともらしい言説を述べているだけのことで、

マキャベリズムで動く国際政治やエネルギー政策について、世界の現実を無視して、独りよがりな論説を張り続けて来た態様は、実は、戦前と全く同様なのである事を、私が、今日、こうして指摘するまでは、誰も気づかなかったはずである。

朝日新聞やNHKは戦前の自分たちの報道…自分たちが日本を戦争に向かわせた張本人の一人である事に対する反省を全くしていないから、彼らの態様は、実は戦前と全く変わらない…ただ裏返しただけ、それが彼らの実態なのである。

米国も世界も、戦後70年もたって、やっと日本が占領軍の洗脳から醒めた事…米国よ、あなたの洗脳は効きすぎた事も反省すべきなのである(日本の民主主義に対して自民党の一党支配だなどと上から目線で言っている暇に)。

世界は、その事の象徴として、こうして、私が、文明のターンテーブルを発信している事に、もう気づいているとは思うが。

パットン将軍の怒り 

トランプ大統領はその演説の中で「エレメント・オブ・サプライズ」というフレーズをよく口にする。

戦いあるいは交渉にあたって相手の「不意を衝く」という意味である。外交の重要場面ではこれが必要で、この姿勢が前民主党政権には欠けていたと批判する。

トランプ大統領の周囲は敵ばかりである。

民主党だけではなく共和党内部にもネオコンに代表される敵がいる。FBIの幹部も彼を嫌い、メディアにはいまだにヒラリー好きが多い。

そうした状況の中で仕事をしようとすれば、敵の不意を衝くしかない。 

「エレメント・オブ・サプライズ」は第二次世界大戦で名をはせた名将軍ショージ・パットンの戦術モットーである。

軍を重視するトランプ大統領が陸軍の英雄であるパットン将軍のモットーを信奉するのは自然である。

彼はビジネスの世界でも不意を衝いて成功してきたのであろう。 先の大戦では、連合軍はロンメル将軍指揮のドイツ機甲部隊を北アフリカから排除すると(トーチ作戦、1943年5月)、その余勢をかってシシリー島上陸作戦を開始した。

その主力となった米第7軍を指揮したのがジョージ・パットン将軍であった。

激戦は一月余り続いた(1943年7月10日~8月17日)。

8月3日、将軍は前線近くに設置された第15野戦病院を慰問した。そこでチャールズ・クールなる兵士が精神疾患で収容されていたのを見た。

将軍は詐病を疑い激しくその頬を殴った。

この二日後、前線で戦うことを拒否するような兵士がいれば病院に送るな、軍法会議にかけよと命じた。 

この事件の一週間後、今度は第93野戦病院でポール・ベネットなる兵士を同じように殴った。

パットンは彼も仮病を使う臆病者だと確信した。

「こいつは黄色人種のようなくそ野郎だ(A yellow son of bitch)」と、精神病医や看護婦の前で罵った。

「すぐ前線に戻れ、さもなければ処刑する」と叫び、護身用のコルト拳銃で射殺しかねない勢いであった。 

ベネットは勇敢な兵士だったが、新妻の手紙に同封されていたまだ見ぬ赤子の戞具を見た途端に精神のバランスを崩したのであった(*1)。

この稿続く。


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