文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

日本の時間、世界の時間。
The time of Japan, the time of the world

こうした決済で広く採用されているQRコードを開発したのは、トヨタグループのデンソーである。

2019年01月07日 12時32分02秒 | 日記

以下は、今日の産経新聞に、変化を成長の糧にせよ、国民が実感する景気回復をと題して掲載された社説からである。

前文省略。

日本が開発した「QR」 

消費者にとってキャッシュレス決済には、手軽な精算や買い物した商品を後で点検しやすいなどの利点がある。

小売店は釣り銭の準備や毎日の売上金を収納する手間が省ける。

今では多くの事業者が新たな規格を提案し、利用者の囲い込みに躍起となっている。

賢い選択をしたい。 

そこで世界的に注目されているのがQRコードだ。

四角い幾何学的な模様をスマートフォンで読み取れば、その場で決済が完了する仕組みだ。

昨年12月にはソフトバンクとヤフーが出資する「ペイペイ」が100億円の還元キャンペーンを展開し、家電量販店に長い行列ができた。

こうした決済で広く採用されているQRコードを開発したのは、トヨタグループのデンソーである。 

数子点の自動車部品を管理して効率よく生産する「カンバン方式」は有名だが、同社はそれを電子化するため、バーコードの10倍の情報量を持つ新たなシステムとしてQRコードを開発した。

そして同社はこれを無料で開放し、世界で爆発的に普及した。

中国では屋台や賽銭などでも使われており、日本企業の技術力の高さを裏付けた。 

今年の世界経済は、米中貿易摩擦の激化などの影響もあって見通しは明るくない。

だが、そうした時代の変化に向き合い、適応することが今の企業や個人に求められる姿勢だろう。

それは大きな変革期を迎えた日本が常に得意としてきたことでもある。

新たな技術を積極的に取り入れ、次の成長の糧にしたい。

*私と同様にQRコードがデンソーの発明だった事を初めて知った人は多いだろう。ましてや、ノルウェーのブローテン航空の人間たちは、ただの一人も知らないだろうから、私が本日、ノルウェー語で教えて上げる。この航空会社が製作した噴飯物のCMに金メダルを満場一致で授与したのはカンヌだからフランス語でも知らせて上げよう。

私は、この記事を読んで、大分前に、親しい友人から聞かれた一幕を懐かしく思い出した。

「あなたは色んな事に詳しい人だから聞くのですが…、実は私の兄貴は阪大生で今就活中です…デンソーという会社を受けるそうなのですが、この会社は良い会社なのでしょうか?」

良い会社もなにも自動車の部品メーカーでは世界最高の会社の一つであるだけではなく、技術力も最高の、トヨタグループの中でもNO1の会社だよ。もし兄貴さんが気に良ったら、速攻で決定したら良い。それぐらいの最高の会社だよ。


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