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YKK、バングラデシュで ファスナー種類2倍に…日経新聞8月4日13面より

2011年08月04日 14時58分17秒 | 日記
YKKはバングラデシュで製造するファスナーの種類を今後5年間で現在の2倍に当たる60種類に増やす。

従来のズボンや下着向けに加え、ジャケットなど上着向け製品も製造。中国の人件費高騰を受け、日本や欧米の衣料品メーカーがバングラデシュでの生産を拡大することに対応する。

従来の汎用品に加え開閉がしやすい高機能品や意匠性の高いファスナーも製造する。ダッカエ場に5年間で2694万ドル(約20億円)を投資して生産量を5年間で45%増やす計画。

製造設備も増設し取り扱える製品を増やす。2016年3月期の売上高を7800万ドルと前期比2割引き上げる。

バングラデシュの縫製技術の水準は中国やベトナムより低く、進出した外資系縫製会社は基礎技術があればつくれるジーンズなどを主に製造してきた。ただローカル従業員の技術も向上しつつあり、一部メーカーは上着やスポーツ衣料品などの製造にも着手している。

また、今春に国会で可決された特恵関税制度の一部改正を受け、バングラデシュで製造される衣料品のうち、以前からの織物製品に加えて編み物製品でも関税が免除されやすくなる見込みだ。

ニフコ インドネシアに新工場…日経新聞8月4日13面より

自動車用樹脂部品大手のニフコはインドネシアに新工場を建設する。2012年夏ごろの稼働を予定している。現地でトヨタ自動車や日産自動車など自動車メーカーの増産が見込まれ、今後需要が増えると判断した。

ジャカルタ近郊にあるカラワン工業団地内に建設する。投資額は8億円程度の見込み。自動車の車体と内装部品などをつなぎとめる樹脂ファスナー(留め具)を製造する。

これまで現地の工場へは日本から輸出していたが、現地生産に切り替えることで為替リスク回避も狙う。

インドネシアは自動車産業が急速に拡大しており、部品メーカーに対し完成車メーカーからの進出要請も強い。ニフコはいち早く進出し取引先開拓で先行する考え。

また、インドネシアは二輪車の需要も旺盛で、二輪車世界シェア首位のホンダや2位のヤマハ発動機なども増産を進めている。

新工場では二輪用の部品も手掛け、これまで自動車に偏っていた事業の見直しも進める。
 
積水化学 車両部品生産
インドで合弁
…日経新聞8月4日13面より

積水化学工業は3日、インドで車両用樹脂部品の合弁会社を設立し、生産を始めたと発表した。2014年3月期に30億円の売り上げを見込む。二輪車や自動車の生産が拡大する新興国での需要を開拓する。

合弁会社は二輪車のハンドルシートやカバーシートなどの部品を生産、日系メーカーに供給する。積水化学が51%、インドの射出成型メーカーが49%出資し、8月1日付で設立した。資本金は100万ルピー(約174万円)。

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