以下は前章の続きである。
切抜きの少ない朝日
長谷川
私は産経と朝日をとってぃますが、この二紙を比較して読んでみると、たとえば今、日本に対する歴史認識上の侮辱が海外で加えられていても、こういった国際現象は朝日ではまったくわかりません。
ところが、産経を読むと、サンフランシスコで反日の何かあったか、と詳しく出ている。
朝日の読者のほうは目隠しされてしまっているんです。
必要があって新聞の切抜きをよくしますが、産経に関しては切るところが多くて困っているんです。
それだけ取っておきたい記事が目立つ。
国際的な関係は特にそうです。
何ゆえ朝日新聞がメディアの基準にされてしまったのか。
そこがまったくわからないところです。
まさか、野球の甲子園大会を主催しているからなのか(笑)。
それは考えられません。
満洲事変や支那事変、大東亜戦争のとき、朝日は煽りに煽った紙面をつくっていました。
その時と現在は断絶しているのか、いや、そうではないのか。
この稿続く