以下は前章の続きである。
「はぐらかし訂正」で乗り切る
検証の結果もその通り。
朝日は負けて訂正を出したが、ただ「化学戦の場所が間違いでした」だと。
本来は「毒ガスでなく煙幕でした。日本軍を悪く書く編集方針に従い、いい加減な記事を載せました。お詫びします」と書くところだ。
「毒ガスは使った、ただ場所が違った」では訂正にもならない。
これが朝日流の「はぐらかし訂正」の最初だった。
その数年後、朝日は「珊瑚を汚したKYってだれだ」の見出しで落書きされた沖縄の珊瑚の写真と「日本人の記念碑になる。精神の貧しさの、すさんだ心の…」という日本人誹謗記事を載せた。
これも写真、記事とも嘘だった。
カメラマンと記者が組んで自分で珊瑚に落書きし、日本人貶めの記事を添えたことを社長が認め辞任した。
ただ貶め記事を書いた記者は処分なし。
毒ガス騒ぎと同じで、日本人をどんな嘘をついて貶めても罪にならないと思っている。
朝日にはこの手の自虐記事が実に多い。
例えば松本市の地下大本営設営では「秘密がばれないよう工事に関わった朝鮮人労務者数百人を皆殺しにした」とか「日本軍は支那人炭鉱夫が弱ると煉人炉に生きながら入れて油を取っていた」とかを支那朝鮮人に語らせては掲載してきた。
みな嘘。
それがばれるたびにいちいち訂正するのは面倒だし、ほぼ毎日の訂正記事は見栄えも悪い。
だからやらない。