文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

日本の時間、世界の時間。
The time of Japan, the time of the world

「『話せばわかる』をくり返すが、自分から言うだけで、相手の話は聞こうともしない」というのがある。 

2018年05月28日 15時47分14秒 | 日記

さらに、ネットで以下の様な記事を発見した私は、前章の友人がネットで発見したという記事が完全に事実を告げていたものだろうと確信した。

『小泉純一郎と日本の病理』 藤原肇

●選挙で選ばれたわけでもない「女帝」による支配

小泉の性格を表すエピソードの1つに、「『話せばわかる』をくり返すが、自分から言うだけで、相手の話は聞こうともしない」というのがある。 
しかし、多くの情報源によれば、小泉が「絶対に話を聞く」人物が1人だけいるのだ。
それが前記した、「クレオパトラ」と呼ばれる姉の信子だ。
前出の『小泉純一郎一血脈の王朝』の中には、次のような関係者の談話が載っている。
く「小泉には心を開いて話せる盟友やブレーンは一人もいません。異常なほどの孤独癖に森(喜朗前首相)も、今はまったくサジを投げている。その森に言われて、中川秀直・前官房長官が小泉の子守役をやっていますが、東五反田の首相仮公邸に行っても、会話がほとんど続かないそうです。

ところが信子さんが仮公邸に入って一日過ごすと、翌日は総理のご機嫌がとてもいい。一人で閉じこもりがちの小泉も、信子さんにだけはどんな細かいことでも話をする。本当に不思議な姉弟関係で典型的なシス(ター)コン(プレックス)といえますが、小泉にとって信子さんがかけがえのない精神安定剤となっていることだけは確かです」〉
しかも、元秘書は驚くべきことに、「信子さんと小泉では比較するのが失礼なほど、信子さんのほうが優秀です。自衛隊のイラク派遣を進言したのも、靖国神社参拝をすすめたのも信子さんです」ということを語っているのだ。

クレオパトラCleo Patra(BC70-BC30)はエジプトの才色兼備の女王であり、プトレマイオス王朝Ptolemy Dynasty (BC305-BC30)における最後の統治者だった。
しかも、クレオパトラが実の弟と結婚して夫婦であったことを思うと、この歴史のメタファーは意味深長である。

一般的に、自己愛はその枠を超えるほどになれば、精神的に倒錯して境界型の人格障害character trouble を起こすことがある。
小泉純一郎を称して、「変人」と呼んだのは田中真紀子だったが、彼女は人並み以上の鋭いカンを持っているから、一目で小泉の人格を見抜いたのではないだろうか。
また、『週刊金曜日』(2004年7月9日号)の記事によると、有事法制の成立は、小泉信子が弟にハッパをかけてやらせたという主旨の話が載っている。
く父の無念の退任から36年後、姉・信子氏(父・純也氏が防衛庁長官のときの、日本初の女性大臣秘書官)は、純一郎氏が首相に就任する数日前、『お父さんができなかった有事法制は、あなたの内閣でやるのよ』と純一郎氏にハッパをかけた、と永田町界隈ではささやかれている。小泉内閣が国会に提出した有事法制関連法案には、戦後政治を画す安全保障上の課題という意味ばかりか、小泉家の汚名をはらすという宿願まで込められていたのである。〉

このような小泉純一郎と姉・信子との関係は、前出の『無情の宰相・今泉純一郎』-松田賢弥)によれば、「純一郎と姉はまるで夫婦だ」(小見出し)となっており、小泉は衣食住のすべてを姉に頼っているとされている。
だから、松田賢弥は次のような一節をもって、小泉陣営に最大の危惧fearを表明しているのだ。

<メシからカネまで、小泉は彼女に頼らなければ手足をもぎ取られたのも同然なのだ。それが小泉信子だ。古くから信子を知る何人かの後援会の幹部は、小泉の断片的で、説明や解説の言葉のない突き放したようなものの言い方は、信子そっくりだと言う。一国の首相が、国民の知らないところで、選挙に選ばれたわけでもない影の存在の実姉から、そこまで支配されているというのは危険極まりないではないか。>

危険極まりないのはもちろんだが、この事態は実に珍妙かつ異常である。
それは、独裁国家の北朝鮮と比べてみてもはっきりする。
北朝鮮ではトップの金正日がほぼ自力で判断して政治をやっているというのに、日本では姉に操られた傀儡政治―パペット政治― が続いているからだ。 
しかも、重要な決定が議会ではなく、夜の公邸で決まり、それが討議抜きのイエスマン閣議で承認されるというのでは、「主権在民」ではなくて「主権在姉」ではないだろうか?
この稿続く。


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