以下は前章の続きである。
党首討論会で安倍総裁に質問
彼は書いていて朝鮮動乱を思い出さなかったのだろうか。
あのとき、日本を丸裸にしたマッカーサー憲法を押し付けながら、朝鮮で戦争が起きたら白人様に代わって黄色いお前らが戦えと、ダレスが来て吉田茂にいった。
吉田はお前らがヘンテコな憲法を押し付けたのだろうが、とそっぽを向き、米兵3万5千人が死んだ。
続くベトナム戦争では5万人を死なせた。
日本の指導者はそうやってうまくやってきた。
米国の知性が目の前にいるのだから、あの展開をどう思ったか、聞いてみたらよかろうに。 とまあ、失礼なことを書いてしまったが、この特別編集委員は実は米国が憲法とともに押し付けた東京裁判史観というか、日本は悪いのだという自虐史観を打ち破るきっかけを作った偉人なのだ。
あれは安倍晋三がまさかの自民党総裁に返り咲いた12年11月30日のことだ。
その日、日本記者会が主催した党首討論会があって、星が次期首相に内定していた安倍晋三に質問した。
いずれも朝日新聞が創った南京大虐殺と慰安婦強制連行を踏まえたもので、戦犯を祀った靖国神社に行くのかが一つ。
もう一つが慰安婦問題だ。
普通の首相候補はここで殊勝そうに朝日新聞に迎合する答えを出す。
この稿続く。