文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization on September 2016

日本の時間、世界の時間。
The time of Japan, the time of the world

一帯一路とかAIIBとか、軍民融合といった大風呂敷を広げていますが、

2017-08-05 14:32:33 | 日記

以下は前章の続きである。

押し売り「一帯一路」

福島 

一帯一路とかAIIBとか、軍民融合といった大風呂敷を広げていますが、フェアな経済発展に必要な市場ルールを守るといった約束事が、共産党の都合でいいように朝令暮改されるようでは、うまくいくわけがありません。

矢板 

AIIBの実態ですが、これは一帯一路から始まった話です。

国内で鉄鋼やセメントなど、過剰生産が問題になっていた。

経済が停滞しているとさらに売れない。

失業率も高くなった。

そこで習近平が目を付けたのが海外です。

周辺国、アフガニスタンなどに港を作ってやるとか、鉄道を引いてやるという話を持っていった。

大義名分として作ったのが「一帯一路」。 

古代からあるシルクロードを復活させるという名目です。

陸と海のシルクロードがあって、これは「中国が飛び立つ二本の翼だ」と言って(笑)。

シルクロードの当時、中国のお茶や絹、陶磁器などを求めるヨーロッパの貴族などがいた。

商品があって欲しい人がいると必ず道ができるわけです。でも今、ヨーロッパでは中国の製品で欲しいものなどなにもない(笑)。 

そこで、中央アジア、中東に無理やり「道を作ってあげる」ということにした。すると現地の人は欲しいとなる。

でも金がない。

じゃあ仕方がないから貸してあげよう、ということでできたのがAIIB。

それで中国のものを買ってもらおうというわけですが、すでにアジア開発銀行やIMF、世界銀行などの金融機関がたくさんある。

真面目な事業のために金が必要なら、いくらでも借りられる。 

ではなぜ貸さないかというと、返さないからです。

政治も不安定だし、何もないところに港を作っても採算がとれるわけがない。

普通の銀行だったら審査で落とされる。

でもATIIBは貨してやるという(笑)。

絶対に不良債権になります。

そもそも最初から破綻する銀行です。 

日本は入ってもいいようなことを言いだしているけれど。

福島 

リップサービスでしょう?入るの?

矢板 

トランプの出方がまだわからない。

彼はいつ梯子をはずすかわからないし。

福島 

アメリカが入ったとしても日本は入らなければいい。

AIIBは中国の国家戦略として、高速道路や高速鉄道というようなインフラを整備して、陸でも軍を運べるルートを作る、という考え方が根本にあります。

中国の覇権戦略の中で考えている青写真だから、「中国のための中国による」戦略です。 

当初は中国がハンドリングできる金融機関として考えていた。

ところが80ヶ国・地域、しかもヨーロッパの真面目な国も入っているから、好きなようにできなくなってきた。

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