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さらに、おととしにも、国務省とCIAの元職員を金銭とひき換えに中国国家安全省に情報を提供した疑いで、それぞれ逮捕しています。

2019年01月14日 13時34分17秒 | 日記

中国国家安全省は、諜報活動を行っている中国の情報機関で、情報の収集や分析のほか、国内外のスパイの、と題して2019-01-06に発信した章が、今、アメーバで公式ハッシュタグランキング:ベルギー7位に入っている。
TBSが反日的報道をする理由を知っていますか?と題して2018-09-17に発信した章が、今、アメーバでダントツの検索数1位に入っている。
今日、1/6、19時のNHKニュースを見た人たちは米国ですらこうなのだから日本においては全くのフリーパスだろうと暗然としたはずである。
以下は、https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190106/k10011768881000.htmlからである。
米司法省 中国の産業スパイ網の解明に全力
2019年1月6日 11時51分
アメリカ司法省は、中国が国家ぐるみで欧米の先端技術を盗み出すため、情報機関の中国国家安全省に中心的な役割を担わせていると見て、去年、初めて逮捕した国家安全省の当局者の捜査を進め、産業スパイ網の解明につなげたい考えです。
アメリカのFBI=連邦捜査局は、中国国家安全省の男が、オハイオ州にある航空機の関連企業「GEアビエーション」の技術者を中国に招いて歓待し、ジェットエンジンに関する企業秘密を盗み出そうとしたとして、去年4月、この男をベルギーで逮捕しました。
事件を担当するアメリカ司法省のグラスマン検事が、NHKのインタビューに応じ、中国国家安全省が産業スパイ活動で中心的な役割を担っているとの見方を示したうえで、その当局者を逮捕したのは初めてで「この逮捕はアメリカと世界にとって非常に重要だ」と意義を強調しました。
そして「欧米など世界の企業から秘密を盗み出す中国の活動は深刻な問題で、アメリカでは、国家の安全保障に関わる問題と位置づけている。国家ぐるみの組織的な犯罪だ」と強く批判しました。
さらに、この男がシカゴ在住の中国人と連携して、アメリカの先端企業で働く中国人や中国系アメリカ人を調査していたとし「男のもう1つの任務は、アメリカでスパイ活動を行える人間を見つけ出すことだった」として、男がアメリカ国内で築いてきた産業スパイ網の解明に全力を挙げていることを明らかにしました。
また、グラスマン検事は男を逮捕できたのはGEアビエーションの協力があったからだと強調し、官民一体となって中国の産業スパイに対抗していく重要性を訴えました。
事件の経緯
FBI=連邦捜査局が中国国家安全省の地方機関、江蘇省国家安全庁の幹部を逮捕できたのは、2017年のGEアビエーションによるFBIへの通報がきっかけでした。
GEアビエーションが、2017年に自社の技術者が招待を受けて中国を訪問した行動を不審に思い、FBIに通報したことで捜査が始まったのです。
そして、FBIとGEアビエーションは連携し、企業秘密を求める江蘇省国家安全庁の幹部の男をベルギーにおびき出し、逮捕しました。
さらに、捜査を大きく進展させた鍵がこの男がネット上で使用していた「iCloud」でした。
FBIが「iCloud」上に残されたデータを分析した結果、男が少なくとも2013年からGEアビエーションとは別のアメリカ国内の複数の航空宇宙関連企業に接触し、企業秘密を盗み出そうとしたやり取りが記されていました。
さらに、「iCloud」のSMS=ショートメッセージサービスのデータベースからは、この男がシカゴ在住の中国人との間で交わした36のメッセージが見つかり、アメリカ国内でスパイ網を築こうとしていた計画が発覚したのです。
男は、シカゴ在住の中国人に対して、アメリカ国内の先端企業で働く中国人や中国系アメリカ人の経歴や連絡先を調査するよう求めていて、FBIは、アメリカの企業秘密を提供できるスパイの候補を探していたと見ています。
FBIは、シカゴ在住の中国人を逮捕するとともに、この事件は氷山の一角だと見て、中国国家安全省によるスパイ網の解明を目指して捜査を進めています。
スパイ活動でも米中攻防が激しさ増す
アメリカ政府は、中国で2017年に成立した「国家情報法」によって中国の情報機関、国家安全省の権限が強化され、官民一体となって産業スパイなどの非合法活動を活発化させていると見て取り締まりに全力を挙げていて、スパイ活動をめぐっても米中の攻防が激しさを増しています。
アメリカのFBI=連邦捜査局は、こうした取り締まりの一環として去年、中国国家安全省の地方機関・江蘇省国家安全庁が関わった3つの事件を相次いで摘発しました。
このうち最初の摘発が、ベルギーで去年4月に江蘇省国家安全庁の副局長を逮捕した事件です。
副局長は、オハイオ州にある航空機の関連企業「GEアビエーション」の技術者からジェットエンジンに関する企業秘密を盗み出そうとした疑いが持たれています。
そして、次に摘発したのが、この副局長の指示で動いていたシカゴ在住の中国人です。
この中国人は、中国国家安全省にアメリカの企業秘密を提供できるスパイの候補を探すため、アメリカの先端企業で働く中国人や中国系アメリカ人を調査していた疑いが持たれています。
さらに、FBIは、去年10月に、江蘇省国家安全庁の幹部2人がハッカー集団と連携し、欧米の航空関連企業を狙ってサイバー攻撃を仕掛けたとして、幹部2人を含む10人を起訴したと発表しました。
また、先月には、中国国家安全省とハッカー集団が連携してアメリカや日本などの企業や政府機関にサイバー攻撃を行い、最先端技術などの企業秘密を盗んだとしてハッカー集団のメンバー2人を起訴したと発表しています。
こうした取り締まりと同時にFBIが力を入れているのが、アメリカ政府の中で中国国家安全省とひそかに通じ、情報を漏らしてきた内通者の摘発です。
去年1月には多額の金銭とひき換えに機密情報を中国国家安全省に渡した疑いで、CIA=中央情報局の元職員を逮捕したほか、去年6月には軍事情報を提供した疑いで国防総省の情報機関、国防情報局の元職員を逮捕しました。
さらに、おととしにも、国務省とCIAの元職員を金銭とひき換えに中国国家安全省に情報を提供した疑いで、それぞれ逮捕しています。
一方、中国国家安全省も、CIAが中国国内に築いたスパイ網の摘発を進めていて、数年前にはCIAの協力者、20人以上が拘束もしくは処刑されたと見られており、スパイ活動をめぐっても米中の攻防は激しさを増しています。
中国国家安全省とは
中国国家安全省は、諜報活動を行っている中国の情報機関で、情報の収集や分析のほか、国内外のスパイの監視や取り締まりも行っています。
1983年に設置された、中国政府が対外的にも認めている情報機関で、全国各地に国家安全局を置いて要員を配置しています。
ただ、公式のホームページを開設しておらず、国営メディアによる報道も少ないため、要員の数や具体的な活動など、実態はほとんど明らかになっていません。
習近平指導部は2014年に、反スパイ法を制定して国家安全省などによるスパイ行為の取り締まりを強める方針を示していて、これまでに日本人も、国家安全省傘下の機関によって相次いで拘束されています。
先月にはカナダ人2人が「国家の安全に危害を加えた疑いがある」として拘束され、通信機器大手のファーウェイの孟晩舟副会長がアメリカの要請でカナダ当局に逮捕されたことへの報復措置ではないかという見方も広がっています。
また、2017年には情報工作に法的な根拠を与え、活動を強化するとした「国家情報法」が施行され、国内外の組織や個人などを対象に情報収集を強めるねらいがあるとみられています。
一方、アメリカが、中国国家安全省がハッカー集団と連携して企業や政府機関にサイバー攻撃を行ったなどとして先月、中国人2人を起訴したことについて、中国外務省は「アメリカのねつ造であり、断固として反対する」と強く反発したうえで、「中国はインターネットを利用して秘密を盗むことに断固として反対して取り締まっている。企業秘密を盗み取る行為に関与したり支持したりしたことはない」として関与を否定しています。


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