文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

日本の時間、世界の時間。
The time of Japan, the time of the world

中国には、日本の官公庁の情報を盗むサイバー攻撃を仕掛けるハッカー集団が存在。

2018年02月14日 11時46分47秒 | 日記

以下は今日の産経新聞の2ページからである。

共産党の一党独裁国家が悪の代名詞でもあることは、この記事からも世界中の人たちが再認識するだろう。

見出し以外の文中強調は私。

中露、AIでサイバー攻撃

北も技術取得の可能性

中国とロシアが人工知能(AI)を活用して自動的にサイバー攻撃を仕掛ける技術を取得したことが13日、わかった。

省力化でハッキングの効率を高められるほか、AIが自ら攻撃手法を学んで短期間で技術を向上させ、大規模な攻撃を仕掛けることも容易になるという。

北朝鮮も同様の技・術を獲得した恐れがあり、AIを悪用した攻撃の脅威が世界に広がりそうだ。 

元在日米軍司令部サイバーセキュリティー長のスコット・ジャーコフ氏が産経新聞の取材で明らかにした。

ジャーコフ氏は、欧州警察機関(ユーロポール)などと情報を共有し、昨年、中露のAI技術取得の情報を入手したという。 

ジャーコフ氏によると、中露が獲得したAI技術は膨大な数のパソコンやスマートフォンに自動的にウイルスを送れる機能を持つ。

添付ファイルを開封すればウイルス感染するメールを世界中に一斉送信し、「ハツカーが関与しなくても情報窃取やシステムを破壊する攻撃が可能」という。 

ジャーコフ氏は「標的にする組織のシステムの欠陥を調査したり、金銭を奪える標的を探したりするAT技術も獲得した」と指摘。

北朝鮮については近年、判明した同国のサイバー犯罪を分析し「AI技術を取得している可能性がある」とした。 

また、AIが大量のデータを基に自ら学習する「ディープラーニング(深層学習)」を行うことで「攻撃の技術や手口が自動的に上がり、育成しなくても優秀なハッカーが誕生する」としている。 

人間のハッカーであれば手法や攻撃を仕掛ける時間帯で犯行を特定されやすかったが、「AIでは調査が難しく、攻撃側は追跡から逃れやすい」とも語った。 

中国には、日本の官公庁の情報を盗むサイバー攻撃を仕掛けるハッカー集団が存在。

ロシアでも、米大統領選で民主党全国委員会 (DNC)に攻撃した集団が確認されている。

ジャーコフ氏は「中露のハッカー集団がAIを使うことで、さらに重大な被害が起きる」と強調した。 

また、防衛省がネットワークを守るシステムにAIを導入する方針にも触れ 「今後のサイバー戦争はAI同士の戦いになる」と予測した。

 


最新の画像もっと見る