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企業、自治体と小水力発電/戸建て住宅 安定性強化…日経新聞11月20日7面より

2011年11月20日 14時19分00秒 | 日記
野村HD・栃木 農業用水で
三井金属・岐阜 旧鉱山で1200キロワット

…前略。

太陽光より安定 

水車をまわして発電する小規模水力発電は全国に2万ヶ所以上の適地があるとされる。1ヵ所の発電能力は3万キロワット以下と小規模だが、積み上げれば全国で原発15基分に相当する1500万キロワット分の潜在力があるとされる。

事業を後押しする自治体も系統電源だけに頼らないエネルギー網構築や、再生エネルギー関連産業の振興に期待する。

水力発電は水の量が急激には変動しないため、天候次第で発電量が大きく変わる太陽光や風力より安定している。経産省の試算によると、小水力発電のコストは1キロワットあたり10~35円と、設置場所や発電所の規模によって大きく異なるが、火力発電に匹敵するものもあるという。

来年7月に始まる再生エネルギー特別措置法では小規模水力発電も買い取りの対象となる。政府も河川法などの改正や水利権許可の緩和で増設を促すことを検討している。

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戸建て住宅 安定性強化 野村不動産
鋼管くい積極採用

野村不動産は戸建て住宅の基礎部分に鋼管くいを打ち込む工法を積極採用する。地表から鋼管くいを強固な地盤まで深く打ち込み、建物の安定感を向上させる。通常はマンションに用いられる手法だが、東日本大震災をきっかけに液状化対策や地震対策への関心が高まっている。

戸建てへの導入で安全・安心を重視する消費者に応える。臨海部の分譲戸数の多い大型案件を中心に導入ずる。千葉市で今月に第1期販売を始めた大型戸建て開発地区「プラウドシティ稲毛海岸シーズン街区」で導入した。全265戸の区画で採用し、その上に住宅用基礎を施す。

同地区は海岸から約3キロメートルに位置するが、現地の販売拠点で来場者に鋼管くいなどによる安全面を強調したことも奏功し、第1期販売の100戸はほぼ完売のメドがついた。

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