嫁の巣

このコーナーは嫁に乗っ取られております。 基本的にはエビと関係ありましぇん。嫁の巣(過去版)はブックマークから。

備忘録 ⑥

2017年10月06日 | 日常
病院から実家に帰り、一週間ほど過ごし、少しずつ日常に戻す為に自宅へ家族で帰りました。私はまだ家事が出来る状態ではなかった為、母が1ヶ月ほど住み込んで子供の世話と家事をしてくれました。
朝も起きれず寝ていると保育所に行く息子が「お母さんは?」と言っていたとのことで、次の日から頑張って起きました。
しばらくは傷が突っ張って痛いので、布団を丸めて背もたれにして半座位で寝ました。傷の痛みがなかなか取れず、痛み止めの座薬を近医にもらいにいったり。
帰宅した翌週にはまた受診。この病気での通院もだけど、入院中での病理結果のお話しの時に告げられた、今回CTを撮ったことにより見つかった脇のリンパのはれや14歳のオペで取りきれなかった血管腫が再度見つかったので他科や他院の受診の必要性が出て来たりで、しばらくは頻回に受診していました。
せっかく大きな病気が一区切りついたのに、とガッカリはしたけど、もうこの際だわという思いもあり。
辛い時は母に話しを聞いてもらってました。
私の母はわりと楽観的であっけらかんとしているのでこういう時はとても助かりました。
母とこんなにゆっくり一緒にいたのも、毎日母の美味しいごはんが食べられたのも随分久しぶり。子供達もいきなり来た嵐のような日々でしたが、自宅に戻り、母親も元気いっぱいとは行かないけど家にいて、大好きなおばあちゃんも家にいて、子供達も落ち着きを取り戻して行きました。

自分の通院の度、親に助けてもらい、息子だけでなく娘も一時保育で保育所へお願いしたりとバタバタしてました。
脇のリンパのはれは乳腺外科を受診し、初めてマンモグラフィーとエコーでしっかり見てもらい、
反応性のはれでしょうとのこと。脇の下から針を指してはれているリンパから細胞を取って調べましたが大丈夫とのこと。脇の血管腫もMRIで調べたらあまり血流もそんなに活発ではないのでそんなに成長しないだろうと、私はこれから経過観察でCTを撮っていくのでそれで様子見で良いでしょうとのことでした。

そんな日々を過ごしていた頃、息子の年長さんとして保育所最後の発表会の日がやって来ました。
まだ退院して2週間ほどだったと思います。まだ背中を丸めないと歩けなかったので、丸まった背中をストールで隠し、旦那の手を掴んでヨチヨチ歩きで保育所へ。私の病気について、少し話して息子へのサポートをお願いしていた息子の担任の先生が笑顔で「お母さん来れた〜良かった」と迎えて下さいました。
発表会などの行事があまり得意ではなかった息子が一生懸命赤鬼を演じていて、その成長が嬉しかったと同時に、無事治療を終えてこの日を迎えられたことに感謝で、涙が出ました。両親も旦那も、泣いていました。

備忘録⑦に続きます。


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