みなさま、こんばんは。
秋田南高校サッカー部OB会事務局のN岡です。
頻繁によく聞かれることがあります。
「N岡先生が兄さんですか?N岡さんが兄さんですか?」
たびたびサッカー関係者に尋ねらることでして、大半の方は身長の高い「N岡先生」が兄と思われておるようです。
違います、違います。わたくしN岡が兄で南高31期卒、N岡N志先生が弟で南高32期卒でございます。
どうぞ、この機会に覚えてくださいませ。(*^_^*)
さて、みなさま、結果をお待ちのことでしょう!
本日9月30日(土)に標題大会、「第102回全国高等学校サッカー選手権 秋田県大会」が開幕しました。
わたくしN岡は同会場で午前の審判(主審)が割り当てられてましたので、9時頃会場入りすると、ちょうど開会式の最中でした。
マイクから流れる、我が職場の上司(会長)のご挨拶を聞き入りながら歩いて現地入り。
そして、無事に初戦(1回戦)の審判業務を終えることができました。
そして午後からは母校サッカー部の大事な大事な初戦。現地会場で観戦してまいりました。
では結果報告を早速お伝えいたしましょう。
※ ※ 第102回全国高等学校サッカー選手権秋田県大会 1回戦 ※ ※
令和5年9月30日(土曜)13:00キックオフ
会場/秋田市 県立中央公園球技場Bピッチ
秋田南 1-1(前半0-0 後半1-1 PK6-5) 大曲工業
得点者:後半37分 秋田南11番君
大熱戦、大接戦の末、無事に初戦勝利。
5月の高校総体で悔しい初戦敗退のリベンジをすることができました。
では試合の経過についてご報告します。
前半は、一進一退の攻守の攻防であったように思います。
ボール保持(ボールポゼッション)では大曲工業が上回っていたでしょうか。
前半の序盤は大曲工業が丁寧に組み立ててゴール前まで進入する機会が多いものの、秋田南はDF4人、中盤4人がしっかり相手保持者に寄せて決定機は作らせていなかったように思います。
ボール保持、相手陣内への進入は大曲工業が多かったものの、逆に決定機の数、シュートの数では秋田南が前半では上回っていたように感じました。
ボールを奪ってから、FWの9番君11番君のスピードを生かした独力での突破や、サイドハーフを起点になっての得点機を数々作っていました。
「あと少しで得点」というチャンスはむしろ秋田南が上回っていたよう思います。
ただし、前半の秋田南は無理なクリアでマイボールを相手に渡してしまうケースが何度もあり、味方に付けるパスを選んで欲しかったシーンが多かったことが残念であったように思います。
前半の中盤あたりから雨が降り出し、ピッチ脇で撮影をしていたN岡は再び屋根の付いたスタンドに避難。笑
前半は両校得点がなくスコアレスで終えます。
そして後半戦。
前半の終盤あたりから後半の序盤までは、秋田南に「落ち着き」が感じられるようになり、「次を予測したプレー」「無理なクリアでなく、マイボールにしてボール保持を選ぶプレー」が散見できるようになりました。
秋田南もしっかり自陣からのビルドアップ、大黒柱10番君を起点にしたショートパスを多用した攻撃が見られるように。
一方の大曲工業は攻守で上下動のできるスピードと、ボール扱いの上手な選手が揃っていて、セカンドボールの奪い合いでは常に秋田南の先手を取って有利に試合を進めていきます。
一進一退の攻防ながら、後半戦は時間の経過と共に、大曲工業の時間帯で試合が進められていたように思います。
後半は秋田南に「決定機」と呼べるチャンスは数回作れず、一方の大曲工業は時間の経過と共に何度も秋田南ゴールを脅かします。
試合はスコアレスのまま時間は経過。降っていた雨は少しずつ小降りになってきました。
スコアレスのままPK戦が頭をよぎった、後半の37分頃、秋田南は直接フリーキックをゴール正面で得ます。
11番君と8番君がボールのある位置にいて何やら相談していましたが、蹴るのは11番君。
11番君のシュートの瞬間!
強振した鋭いシュートは、雨で濡れたピッチに何度がバウンドして、ゴール正面へ。
相手キーパーがセーブを試みるもゴールネットに。秋田南が11番君の先制点で試合を動かします。
待望の先制ゴール。そして歓喜の輪の中へ!!
試合終盤の先制ゴールの直後、秋田南のドリブルによる進入を相手DFが倒し(・・・?)なんとPKに。
蹴るのは秋田南キャプテンの10番君。怪我が治りようやく試合に出場できるようになりました。今日も攻守に獅子奮迅のプレーでチームを牽引しました。
大事なPKキッカーを任されるも。。。
PKは大曲工業GK君の見事なセーブにより、失敗。このPKを決めていれば、と悔やまれるシーンでした。
その後、試合時間がわずかになっていくも、同点に追いつきたい大曲工業の怒濤の反撃に合います。
コーナーキックが数回続き、3度目かのコーナーキックで、秋田南がクロスボールを防ぐも、そのセカンドボールをきれいにシュートを決められて土壇場で1-1の同点に。
下の画像がその同点ゴールシーン。
試合は80分では決着が付かずPK戦にもたらされることになりました。
延長戦があるものと勘違いして走り出した秋田南GK1番君。笑
PK戦は双方共に5人目まではキレイにシュートを決めて5-5。
先行の秋田南6人目13番君は、観客席の不安の空気も感じることなく決めて6-5。
残念ながら大曲工業6人目のシュートはクロスバーに当たり試合終了の笛が吹かれます。
初戦の1回戦から攻守の熱い攻防、球際の競り合い、互いに気持ちのこもったプレーが散見された好ゲームでした。
前述しましたが、5月の全県総体では失意の1回戦敗退に終わり、およそ5ヶ月が経ちました。
チームは3年生が引退し、2年生1年生による新チーム体制で、3年生もいる強豪校との苦難の対戦を経験しながら成長し、この選手権初戦で「これぞ秋田南」と呼べる戦いを観ている方々に披露してくれたと思います。
戦前は「劣勢」が予想されていましたた。もしかしたら「防戦一方」になるのではないかとも予想していました。
以前から聞いていた大曲工業の前評判がよく、勝敗予想も悲観的観測であったのは否めません・
勝因として、
・球際の競り合いに臆病にならず果敢にボール奪取を挑み奪い取れたこと
・FW9番君11番君が相手の低い位置のビルドアップでボール保持者に高い位置からプレスをかけ続け、自由に展開させなかったこと。
・クロスボール、自陣ゴール前での競り合いで(身長の高い)センターバックの4番君5番君が「ほぼ満点」の守備を続けてくれたこと。
が思い起こされます。
しかししかし、前評判どうり大曲工業は、強くて早くてとても鍛え上げた好チームでありましたよね!
2023年5月27日。明桜高校グラウンド。VS本荘高校。1対2敗戦。
5ヶ月後、格好のリベンジの舞台がこの「高校選手権」の舞台でやってきました。
※ ※ 第102回全国高等学校サッカー選手権秋田県大会 2回戦 ※ ※
令和5年10月7日(土曜)13:00キックオフ
会場/にかほ市 TDK-ASCグラウンド(天然芝)
秋田南 - 本荘
あの日、あの場所で敗れて打ちひしがれた経験を同じ相手に絶対にしないために。
1週間後、ぜひとも現地会場で秋田南の2回戦を応援よろしくお願いいたします。
では本日の「秋田南VS大曲工業」試合フォトをご紹介いたします。
秋田南高校サッカー部OB会事務局のN岡です。
頻繁によく聞かれることがあります。
「N岡先生が兄さんですか?N岡さんが兄さんですか?」
たびたびサッカー関係者に尋ねらることでして、大半の方は身長の高い「N岡先生」が兄と思われておるようです。
違います、違います。わたくしN岡が兄で南高31期卒、N岡N志先生が弟で南高32期卒でございます。
どうぞ、この機会に覚えてくださいませ。(*^_^*)
さて、みなさま、結果をお待ちのことでしょう!
本日9月30日(土)に標題大会、「第102回全国高等学校サッカー選手権 秋田県大会」が開幕しました。
わたくしN岡は同会場で午前の審判(主審)が割り当てられてましたので、9時頃会場入りすると、ちょうど開会式の最中でした。
マイクから流れる、我が職場の上司(会長)のご挨拶を聞き入りながら歩いて現地入り。
そして、無事に初戦(1回戦)の審判業務を終えることができました。
そして午後からは母校サッカー部の大事な大事な初戦。現地会場で観戦してまいりました。
では結果報告を早速お伝えいたしましょう。
※ ※ 第102回全国高等学校サッカー選手権秋田県大会 1回戦 ※ ※
令和5年9月30日(土曜)13:00キックオフ
会場/秋田市 県立中央公園球技場Bピッチ
秋田南 1-1(前半0-0 後半1-1 PK6-5) 大曲工業
得点者:後半37分 秋田南11番君
大熱戦、大接戦の末、無事に初戦勝利。
5月の高校総体で悔しい初戦敗退のリベンジをすることができました。
では試合の経過についてご報告します。
前半は、一進一退の攻守の攻防であったように思います。
ボール保持(ボールポゼッション)では大曲工業が上回っていたでしょうか。
前半の序盤は大曲工業が丁寧に組み立ててゴール前まで進入する機会が多いものの、秋田南はDF4人、中盤4人がしっかり相手保持者に寄せて決定機は作らせていなかったように思います。
ボール保持、相手陣内への進入は大曲工業が多かったものの、逆に決定機の数、シュートの数では秋田南が前半では上回っていたように感じました。
ボールを奪ってから、FWの9番君11番君のスピードを生かした独力での突破や、サイドハーフを起点になっての得点機を数々作っていました。
「あと少しで得点」というチャンスはむしろ秋田南が上回っていたよう思います。
ただし、前半の秋田南は無理なクリアでマイボールを相手に渡してしまうケースが何度もあり、味方に付けるパスを選んで欲しかったシーンが多かったことが残念であったように思います。
前半の中盤あたりから雨が降り出し、ピッチ脇で撮影をしていたN岡は再び屋根の付いたスタンドに避難。笑
前半は両校得点がなくスコアレスで終えます。
そして後半戦。
前半の終盤あたりから後半の序盤までは、秋田南に「落ち着き」が感じられるようになり、「次を予測したプレー」「無理なクリアでなく、マイボールにしてボール保持を選ぶプレー」が散見できるようになりました。
秋田南もしっかり自陣からのビルドアップ、大黒柱10番君を起点にしたショートパスを多用した攻撃が見られるように。
一方の大曲工業は攻守で上下動のできるスピードと、ボール扱いの上手な選手が揃っていて、セカンドボールの奪い合いでは常に秋田南の先手を取って有利に試合を進めていきます。
一進一退の攻防ながら、後半戦は時間の経過と共に、大曲工業の時間帯で試合が進められていたように思います。
後半は秋田南に「決定機」と呼べるチャンスは数回作れず、一方の大曲工業は時間の経過と共に何度も秋田南ゴールを脅かします。
試合はスコアレスのまま時間は経過。降っていた雨は少しずつ小降りになってきました。
スコアレスのままPK戦が頭をよぎった、後半の37分頃、秋田南は直接フリーキックをゴール正面で得ます。
11番君と8番君がボールのある位置にいて何やら相談していましたが、蹴るのは11番君。
11番君のシュートの瞬間!
強振した鋭いシュートは、雨で濡れたピッチに何度がバウンドして、ゴール正面へ。
相手キーパーがセーブを試みるもゴールネットに。秋田南が11番君の先制点で試合を動かします。
待望の先制ゴール。そして歓喜の輪の中へ!!
試合終盤の先制ゴールの直後、秋田南のドリブルによる進入を相手DFが倒し(・・・?)なんとPKに。
蹴るのは秋田南キャプテンの10番君。怪我が治りようやく試合に出場できるようになりました。今日も攻守に獅子奮迅のプレーでチームを牽引しました。
大事なPKキッカーを任されるも。。。
PKは大曲工業GK君の見事なセーブにより、失敗。このPKを決めていれば、と悔やまれるシーンでした。
その後、試合時間がわずかになっていくも、同点に追いつきたい大曲工業の怒濤の反撃に合います。
コーナーキックが数回続き、3度目かのコーナーキックで、秋田南がクロスボールを防ぐも、そのセカンドボールをきれいにシュートを決められて土壇場で1-1の同点に。
下の画像がその同点ゴールシーン。
試合は80分では決着が付かずPK戦にもたらされることになりました。
延長戦があるものと勘違いして走り出した秋田南GK1番君。笑
PK戦は双方共に5人目まではキレイにシュートを決めて5-5。
先行の秋田南6人目13番君は、観客席の不安の空気も感じることなく決めて6-5。
残念ながら大曲工業6人目のシュートはクロスバーに当たり試合終了の笛が吹かれます。
初戦の1回戦から攻守の熱い攻防、球際の競り合い、互いに気持ちのこもったプレーが散見された好ゲームでした。
前述しましたが、5月の全県総体では失意の1回戦敗退に終わり、およそ5ヶ月が経ちました。
チームは3年生が引退し、2年生1年生による新チーム体制で、3年生もいる強豪校との苦難の対戦を経験しながら成長し、この選手権初戦で「これぞ秋田南」と呼べる戦いを観ている方々に披露してくれたと思います。
戦前は「劣勢」が予想されていましたた。もしかしたら「防戦一方」になるのではないかとも予想していました。
以前から聞いていた大曲工業の前評判がよく、勝敗予想も悲観的観測であったのは否めません・
勝因として、
・球際の競り合いに臆病にならず果敢にボール奪取を挑み奪い取れたこと
・FW9番君11番君が相手の低い位置のビルドアップでボール保持者に高い位置からプレスをかけ続け、自由に展開させなかったこと。
・クロスボール、自陣ゴール前での競り合いで(身長の高い)センターバックの4番君5番君が「ほぼ満点」の守備を続けてくれたこと。
が思い起こされます。
しかししかし、前評判どうり大曲工業は、強くて早くてとても鍛え上げた好チームでありましたよね!
2023年5月27日。明桜高校グラウンド。VS本荘高校。1対2敗戦。
5ヶ月後、格好のリベンジの舞台がこの「高校選手権」の舞台でやってきました。
※ ※ 第102回全国高等学校サッカー選手権秋田県大会 2回戦 ※ ※
令和5年10月7日(土曜)13:00キックオフ
会場/にかほ市 TDK-ASCグラウンド(天然芝)
秋田南 - 本荘
あの日、あの場所で敗れて打ちひしがれた経験を同じ相手に絶対にしないために。
1週間後、ぜひとも現地会場で秋田南の2回戦を応援よろしくお願いいたします。
では本日の「秋田南VS大曲工業」試合フォトをご紹介いたします。