先日、『12人の優しい日本人』というお芝居を観に行ったという記事を書きましたが(→コチラ)、そのお芝居のテーマであった「陪審員制度」についてちょっとふれてみたいと思います。
・・・あ、ホントに‘ちょっと’です(笑) さわりぐらいしかまだ知らないので。
お恥ずかしい話、私、「裁判員制度」についてほとんど何も知らなかった・・・というよりさほど関心を持ってなかったんですよね
でも、この『12人の~』を観劇して、ぐっと身近なものになったんです。
「陪審員制度」・・・日本では「裁判員制度」と呼ばれるそうですが、司法制度改革のうちの改革のひとつとして、平成21年(2009年)5月までには開始されることが決定されています。
『12人の~』ではタイトルどおり選ばれた12人の国民で議論と判決をしていましたが、実際は一般の国民から選ばれた6人の裁判員と3人の裁判官で裁判をするそうです。(※裁判員4名、裁判官1名の場合もアリ)
選ばれる国民は無作為。選挙権を持った20歳以上の国民の中からくじで選ばれます。(70歳以上の方や学生の方、健康面に不安のある方、仕事や家庭の事情により出席が困難である方に関しては辞退することができるそうです)
裁判の対象は、殺人、強盗致死傷など国民の関心が高い、社会的影響の大きい重大な犯罪のものに限られます。
・・・裁判員に選ばれるのは日本中の中からのたったの6名。すごい低い確率ではあるんです。
でも、選ばれない確率が100%ではないんですよね。
自分が関心をしめさなければ避けれる、という話ではないんです。
実際に選ばれてしまったらどうしましょう??
自分たちの審判が人ひとり(=被告人)のこれからの人生を左右するんですよ?
自分の感情と正義をきちんと分けることなんてできるんでしょうか??
心の底から納得できる審判ができるんでしょうか???
‘日本人’である我々にできるものなのでしょうか?
某テレビ番組で「史上最強の弁護士軍団」とやらが身近なトラブルについて審判をしていますが、有識者の彼らでさえいつも有罪・無罪が分かれてますよね?
今まではただの視聴者として何気にその光景を見ていましたが・・・。
初めに書いたとおり、私自身まだまださわりぐらいしか知らないので、足りない部分が多々あると思います。
でも、きちんと知っておかないと・・・というカンジです。
今の段階で思うことといえば・・・
「裁判員には選ばれたくないなぁ 」 です。ハイ、今の本音です。
※「裁判員制度」について詳しくは コチラ から
『12人の優しい日本人』
1月28日(土) 夜7時から WOWOW で生中継されます
ホントにおもしろい話だったので、少しでも興味のある方はゼヒ!
・・・あ、ホントに‘ちょっと’です(笑) さわりぐらいしかまだ知らないので。
お恥ずかしい話、私、「裁判員制度」についてほとんど何も知らなかった・・・というよりさほど関心を持ってなかったんですよね
でも、この『12人の~』を観劇して、ぐっと身近なものになったんです。
「陪審員制度」・・・日本では「裁判員制度」と呼ばれるそうですが、司法制度改革のうちの改革のひとつとして、平成21年(2009年)5月までには開始されることが決定されています。
『12人の~』ではタイトルどおり選ばれた12人の国民で議論と判決をしていましたが、実際は一般の国民から選ばれた6人の裁判員と3人の裁判官で裁判をするそうです。(※裁判員4名、裁判官1名の場合もアリ)
選ばれる国民は無作為。選挙権を持った20歳以上の国民の中からくじで選ばれます。(70歳以上の方や学生の方、健康面に不安のある方、仕事や家庭の事情により出席が困難である方に関しては辞退することができるそうです)
裁判の対象は、殺人、強盗致死傷など国民の関心が高い、社会的影響の大きい重大な犯罪のものに限られます。
・・・裁判員に選ばれるのは日本中の中からのたったの6名。すごい低い確率ではあるんです。
でも、選ばれない確率が100%ではないんですよね。
自分が関心をしめさなければ避けれる、という話ではないんです。
実際に選ばれてしまったらどうしましょう??
自分たちの審判が人ひとり(=被告人)のこれからの人生を左右するんですよ?
自分の感情と正義をきちんと分けることなんてできるんでしょうか??
心の底から納得できる審判ができるんでしょうか???
‘日本人’である我々にできるものなのでしょうか?
某テレビ番組で「史上最強の弁護士軍団」とやらが身近なトラブルについて審判をしていますが、有識者の彼らでさえいつも有罪・無罪が分かれてますよね?
今まではただの視聴者として何気にその光景を見ていましたが・・・。
初めに書いたとおり、私自身まだまださわりぐらいしか知らないので、足りない部分が多々あると思います。
でも、きちんと知っておかないと・・・というカンジです。
今の段階で思うことといえば・・・
「裁判員には選ばれたくないなぁ 」 です。ハイ、今の本音です。
※「裁判員制度」について詳しくは コチラ から
『12人の優しい日本人』
1月28日(土) 夜7時から WOWOW で生中継されます
ホントにおもしろい話だったので、少しでも興味のある方はゼヒ!
でも、人が人を裁くというのはとても難しいことだと思うのです。
今は裁判官の判断で有罪・無罪や刑の長さなどが決められますが、陪審員制度が導入されると、
選ばれた数人の意見がストレートにそこに入ってくるわけで。。。
ちゃんと意見がまとまるのか、妥当な判断が下るのかという事も懸念されますよね。。
私たちは良くも悪くも“郷に入れば郷に従え”な『日本人』ですから…
それに、もしも自分が陪審員に選ばれたとして、被告人『死刑』の判決となった場合、
やっぱり“自分達のせいで…”って思ってしまうと思うんです。
その辺も、考えていかないといけませんよね。
陪審員制度を詳しく紹介したコミックがあります。
結構面白いです。良かったら、どうぞ
『裁いてみましょ。』 きら/酒井直行(著)
http://item.rakuten.co.jp/book/1616147/
この制度を施行するなかで一番ネックになるのは『日本人』という国民性のような気がするんですよね。
基本的に自分の考えを表現するのが下手だから・・・。かといって、前に出ればけむたがられたりするしね。
実際、私がその場にいたらどうしても「全員の妥協点」を見つけようとしてしまうかも。それで納得できたらいいけど、結局しこりが残りそう・・・。
それにさくやさんの言うとおり、死刑判決にしたとして、それがいくら納得した判決であっても、それで命を失った被告人の顔や声は一生自分の中から消えないような気がして。
そう考えると怖くて。
でも、犯罪を許すわけにもいかないんだよね う~ん
もし選ばれたとき、スタート地点ぐらいには立っていれてるように、この制度に関しては「勉強」とまではいかなくても、いろいろ見ておく必要はあるなぁ、と。
さくやさんが紹介してくれてるコミック、さっそく注文してみたいと思います
ありがとー