乳がんと肥満

欧米式の食事を続けることで起きやすい肥満と乳がんの関連については、日本と欧米で正反対の結論が出ています。欧米の研究では、若い女性は肥満気味のほうが乳がんになりにくく、閉経を過ぎたら、やせているほうが発症率が低いというのが定説です。
ところが、日本人女性合わせて18万人分のデータを総合的に分析したところ、不思議なことがわかりました。
日本人は年齢を問わず、肥満になると乳がんの発症率が上がるのです。
閉経前の若い世代を含めて、体格指数(BMI)が普通体重を超えると乳がんの発症率が上がり、最大で2倍以上になりました。
この現象は日本でも欧米でも認められますが、日本では、若い世代も肥満によって乳がんが増えるのに対して、欧米では、若いあいだは肥満気味のほうが良いとされています。この原因はわかっていません。
体重だけでなく、身長も乳がんの発生に関係します。閉経前、閉経後のいずれにおいても、背の高い女性は乳がんになりやすいことが明らかになっています。
「最近の若い人は、すらっとしてかっこいいね」という言葉をよく耳にする一方で、大柄で肥満気味の女性も目立つようになりました。この背景にあるものこそ、食生活の欧米化です。
乳がんが少なかった1960年と、乳がんが増えてきた2005年のデータによれば、肉と乳製品に代表される動物性蛋白質の摂取が大きく増えています。

Xマスですね。
皆さんいかがお過ごしですか？
こういうイベントになると、なぜか私は性格が悪くなります。
Xマスなんて西洋のもので、仏教国の日本には関係ないなんて、まあ一人で過ごす僻みですね。
歳をとるたびにそれもなくなってきましたが・・

さて、肥満と乳がんの関係、日本と西洋ではとらえ方が違うようですが、それは食文化が違うので当然なのかもしれません。
何でも欧米化がいいと思うのは間違いだと私は思います。
私たちは東洋人、西洋人の真似をしても西洋人にはなれないし、体に合った東洋的な食生活がベストなのです。
いずれにしましても日本では、記事の通り肥満になると乳がん発生率が急激に上がるのは事実です。
これから年末年始と太る生活が皆さんを待っています。
思い立ったが吉日と昔から言われていますが、今やらなければいつまでもできないままになるということです。
体重は待ってくれません。
日々増加していってしまいます。
体重を抑制することは、美容はもちろん病気にならないことへとつながります。
メリットしかないのです。
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