寒くなった。ペレも殆ど動かない。土の寝床に入れ、来年の四月までサヨナラだ。 2012-11-30 10:25:28 | 日記 ○山茶花の散る日々来たり十二月 ●座布団のごとき柿剥き難しや ○柿捥げば近所の人の集まりぬ ●冬来る一茶の墨書子ら集う ○木枯やサイレンの音来て止まる ●連翹の葉も連れて来し帰り花 ○ふくら雀止まる間隔計りたり
今年は桜の紅葉が素晴らしい。川の堤が明るく感じるほど葉が赤い。こんな中一時間ほど散歩した。 2012-11-23 09:56:11 | 日記 ○畑にも山谷ありて根深立つ ●石蕗の花碧空に入り咲にけり ○茶の花のお土産持ちて蜂去りぬ ●日展の裸婦像乱舞見に行きぬ ○銀杏散るモーツアルトの五重奏 ●枯菊を焚けば幽かに秋の香来 ○葉を抜け出花咲き満る柊かな
日展に行った。分かりやすい日本画に癒された。また裸婦の彫刻の展示の数に圧倒された。 2012-11-16 10:19:46 | 日記 ○暮早し犬連れる人忙しや ●冬うらら猛暑に耐えし菊薫る ○蜜分けよ小菊に止まる蜂たちよ ●肉まんを割れば湯気立ち香り出づ ○枇杷の花咲くを知らせに香の降りぬ ●水静か枯蓮影を引き連れぬ ○帰り来し連翹眩し昼の酒
先日「第二回潤の会」(鎌倉佐弓先生代表)が有った。全95句の句会。4時間はあっという間に過ぎた! 2012-11-09 09:56:25 | 日記 ☆鎌倉先生入選句 ●暮早し蝶よ日のあるうち帰れ ●冬障子琴弾く妻は小さやか ☆添削句 ●都市ガス来ストーブそろり点けにけり ●朴落葉枯葉の上に落ちにけり ★一日一句 ○遮断機や渡る木枯し止められず ●肉まんの紙を剥がせば湯気出づる ○鶺鴒の見る風景は揺れるはず ●破れ尽き襤褸無残や枯芭蕉 ○亀の目のごとく澄みをる龍の玉 ●花柊日の当たるやう枝選び ○秋日差し亀の甲羅を走り過ぐ
この夏の猛暑で雪柳が枯れた。毎年楽しませてくれたのに残念! 2012-11-02 09:44:50 | 日記 ●林檎の柄実を育て上げ店に立つ ○コンバイン来れば騒立つ稲雀 ●菊の花重らなぬやう蕾けり ○秋の宵気合い飛び出す剣道場 ●しやつきりの音も美味しく冬林檎 ○見るかげもなく垂れ下がる枯芭蕉 ●捲れたり反り返りをる朴落葉