新藤麦飲、毎日真剣に生きる!生きた証の一日一句!

毎週金曜日、週の日々の句を7句更新している。

爽やかな五月晴れが続く。こんな日は作句もはかどる。飼っている亀も食欲旺盛!

2014-04-26 10:15:21 | 日記
  

   ○親の紋引継ぎ生まる子亀かな


   ●子雀の屋根踏む音に目覚めけり


   ○ひなげしをあやさんとして茎撓う


   ●蛇穴を出てヴァロックの曲を聴く


   ○髪に落つ花に重さのありにけり


   ●春愁やトランペットを空に吹く


   ○咲満ちてエリカの花のさんざめく

勿忘草が咲き誇っている。名前とは違い繁殖力が強い。家の庭所せましと瑠璃色の花を咲かせている。

2014-04-19 10:42:40 | 日記



    ○直線の町曲線に初燕


    ●菊根分け母の教えの幅で植ゆ


    ○バギーより指の出てきて踊り出す


    ●山吹きの潔く散る一重花


    ○行く春やトランペットを空に吹く


    ●咲き満ちてエリカの花のさんざめく


    ○花疲れ地下鉄カーブ差しかかる

悪かった体調も暖かくなるにつれ回復している。感性も停滞気味だったが徐々に良くなっている。

2014-04-12 11:04:29 | 日記
   

    ●春昼やバギーより出る十指かな


    ○落椿座る場所無く重なりぬ


    ●啓蟄やきりんは黒き舌だしぬ


    ○ぴちゅぴちゅと燕鳴きくる日永かな


    ●生きむとす花の種まく病み上がり


    ○連翹や路地に現るエルドラド


    ●蜂歩く花ゆきやなぎ伝わりて

桜が咲くのに合わせるように、連翹、山桜桃、勿忘草、椿が満開!嬉しい季節だ。

2014-04-05 10:14:29 | 日記


   ●自転車のハンドル見える雪解川


   ○梨の花蜂に代りて花粉づけ


   ●街路樹の剪定作業クレーン車


   ○花山桜桃実に捧げたる命かな


   ●川過ぎる初蝶に会う堤かな


   ○花種を蒔きて立てたる空き袋


   ●花よりも蜜の好きなる雀かな