大寒に合わせたように寒波が来た。降った雪もまだ溶けない。窓が凍った!今年は寒い。 2012-01-27 10:06:18 | 日記 ●侘助の散らぬ一日過ぎにけり ○故郷の山下りるごと林檎剥く ●空風や噴き上ぐ水を断ち切りぬ ○冬晴や道を横切るオブジェかな ●つくしんぼ関東平野歩き出す ○隙間風あつもりの湯気乱したり ●冬目白ないしょ話をしてをりぬ
明日は大寒。それを裏付けるように、雪が降って寒い。乾燥が続いていたので、良いお湿りだけど。 2012-01-20 10:55:11 | 日記 ●蝋梅の溶けないほどの暖かさ ○大根を貰いて両手ふさがりぬ ●冬の蝿追い払わずに部屋を貸す ○冬うらら鈴を鳴らして園児駆け ●侘助の花傷つかぬやう開き ○初雪や影のない人行き交いぬ ●大冬木枝のすべてを晒したり
庭にペアのめじろが来る。姿の美しさ、それにも増して鳴き声の上品さ。心を癒してくれる。 2012-01-13 10:24:25 | 日記 ●焼き芋の香も食べてほっほっほ ○年酒の銚子の形に収まりぬ ●大根の葉は大根を育てけり ○寒雀囀り過ぎぞ喉傷む ●寒茜抜けて夕筒出でにけり ○背伸びして白菜を切る妻支う ●靴下の五本の指と格闘す
連翹の帰り花がいくつか咲いた。金色の花が眩しい。でも、何で咲き出したか不思議だ。 2012-01-06 10:44:55 | 日記 ●ひよどりや赤き実咥え囀れず ○寒鴉去りはぐれ雲流れ来る ●プランタの繁縷も入りし七日粥 ○空っ風止みて犬の声近し ●賀状読む目の隅過るあぶらむし ○今年また泥鰌太らせ年を越す ●空湿るごと蒲団干す四温の日