本日、氷川神社での神宮式年遷宮記念の奉祝茶会に行ってきました。
なるほど、お伊勢さんは日本中の神社の元締め(?)みたいな場所だから、遠く埼玉でも奉祝するわけね。
今日の茶会はゆったりして、午前中に3席すべて入れて、お食事もいただき、非常に楽でした。
お茶会といえば、1席入るのに2時間待ち、3時間待ちは当たり前、 朝8時半に行って、午後3時までいても
2席しか入れないなんてザラですからね~。
「お茶は待つのも修行」といわれますが、こうしてゆったり楽しむのが大寄席の茶会の本来の姿では?
今回、雲伝心道流という流派の席に入り、珍しいお点前を初めて拝見しました。
武士が甲冑をつけてお茶をふるまう、いわゆる陣点て(じんだて)のため、ずっと立ってのお点前なんです。
動きも男女違っているとのことで、私が拝見したのは女子の点前で柄杓を小太刀に見立てて
舞うようにお茶を点てていく姿は新鮮でした。
昔の日本人(武士)は、本当に洗練されていたのねぇ~。
戦地に赴く前に、型を大切にする儀式を行い、精神統一や主従の結束を図っていたのでしょう。
こうしたすばらしい文化が失われないように守り伝えてこその、クールジャパン?
1週間前から天気予報で、雨だ雨だといわれていたのが、曇りでちょうど良い気候だったのもラッキー♪
何もかも順調に終わり帰宅後、3時間半しか睡眠をとっていなかったので昼寝をすると、
茶会でバッグを忘れるとか何とか、トラブルだらけの変な悪夢にうなされてしまいました……。
現実の茶会で苦労ナシだったことに拍子抜けし、夢のなかで右往左往している私はまさに未熟者っ!!