いつだってワークライフバランス

「仕事と生活の調和」を意味する
ワークライフバランス。
より良いあり方を考えるブログです。

初夏の富士山に行ってきました

2011-06-29 | 旅行

先日、1泊2日の駆け足で、富士山に登りました。

 

うーん、ちょっと誇大報告?

正確には、ホテルの送迎バスによるご来光ツアーにちょこっと参加しただけで、登ったとは言えません。

土日出勤が続いたので、山中湖付近でゆったり温泉に入って、おいしい和食をいただいてと、

計画したのですが、仕事のため急遽、翌日午前中には戻ってきました。

 

し、しかも、ご来光を拝めるプランをホテルが企画していたために、2時半起きでホテルを3時出発の

強行スケジュール!

そんな気なかったのに、家族に押し切られ、渋々、私も参加する羽目に……。

 

事前に服装を確認したところ、普通の服装で結構です、靴もスニーカーでなくていいですよ、

とホテルの人に言われたのですが、私の恰好が見ず知らずの参加者の方々の大ひんしゅくを買いました。

 

早朝のため、洗いっぱなしのスッピンに眼鏡なので、服装もいい加減。

寒がりじゃないし、ほとんどバスの中だから、

とジム用に持参した半袖&短パンのスポーツウェアにソックス、シューズ姿。

 

ちょっと薄着じゃない? と心配されつつ、大丈夫、大丈夫と受け流していましたが、

五合目に着いてバスを下りると、他の参加者から、

「あなた、その恰好じゃ、いくら何でも寒すぎるわよ」「見てるだけで寒々しい」

とゴーゴーの非難の嵐。

見ず知らずの人達が騒ぎ出し、ついに現地のガイドさんが男性モノしかありませんが、と

ヤッケ(?)を貸してくれました。

 

確かに、お借りして正解。助かりました。

 

帰り際、ガイドさんから、

「その恰好は、真夏の富士山でも無理ですから」と言われました。

無知ってコワイわよねぇ。「普通」の尺度がわからない……。

富士山をなめとるんかっ?! と思われたことでしょう。

 

ご来光は、雲の隙間から、ちょっぴり拝めました。

この時期の富士山が綺麗に見えるのは3~4割の確率とのことですが、ホテルの部屋からも

ずーっと鮮明に見えましたよ~。

予報に反して、天候に恵まれたおかげで、小旅行でしたが、楽しめました。

 

ああ、次回はもっとのんびり行きたいわぁ。

そのときは、重装備で出かけます。

あの日の皆さま、ご心配をおかけして申し訳ありませんでした!

え? 心配はしてない? 呆れられてたんでしたっけ。

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ハラスメントセミナーに参加しました

2011-06-26 | 仕事

秘書セミナーを行うと、たまにセクハラのご相談を個別に受けることがあります。

で、後学のため、今週夜間のハラスメント対策セミナーに参加してみました。

 

講師が弁護士ということもあって、ハラスメントを起こさせない、起きたとき、どうかわしていくか、

といった話ではなく、どう闘うか、訴えるかという視点のお話でした。

 

以前、司法書士の先生から聞いたことを思い出しました。

士族(弁護士、税理士のように「士」の肩書をもつ人々)の業界でいわれる説。

 

弁護士は肉食系。

行政書士は雑食系。

そして、司法書士は草食系。

 

あはは、言い得て妙、とはこのことですね。

3つの士族はお仕事の境界線に微妙なところがあるので、こう比較されているようです。

 

確かにその先生、おっとりされてます。

行政書士は、これ一本で食べていくのは難しいといわれるので、何でもガツガツやらなきゃってこと?

そして、弁護士は争ってなんぼの世界?

 

セミナー中も、労使間の問題を、何度も「こうなったらケンカですから」と評してました。

 

もめる前に解決するのではなく、もめてこその出番ですものね。

ケンカ、ケンカ、と生き生きと語る弁護士さんは、まさに肉食系女子でした!

 

私は、やっぱり穏便にいきたいなぁ。

言うべきことは、はっきり相手に告げましょう。

でも、自分の権利ばかりを主張するのはNGではないでしょうか。

 

PCを扱う不本意な部署に無理やり異動になって、誰も教えてくれない、というのまでイジメですか?

PCは習うより慣れろ。ITオンチの私が言うからホント。

安価なPC教室もありますし、ときには自己投資も必要です。お給料いただいているんだもの。

私の母でさえ、教わらなくても今や宝クジの当選番号は、「速いから」とネットでチェックしてますよ~。

 

自分で工夫や努力すればできることまで、頼るのは他人の時間を奪っていることにもなります。

その会社や部署の慣例やルールなど、聞かなくては分からないことは、もちろん教えていただきましょう。

 

でも、「教えて教えて」でなく、相手に対する遠慮や感謝の気持ちを忘れてはいけないと思います。

それが、人間関係の基本だから。

 

いじめを受けたら、こっそりボイスレコーダーで録音するとか、そんなことばかり考えていたら、

たとえ裁判で勝っても、その先「働く楽しさ」は味わえないのでは? と考えちゃいました。

こう感じる私って、オニ、悪魔??

 

http://www.shu-ha-ri.co.jp/

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盟三五大切(かみかけて さんごたいせつ)@シアターコクーン

2011-06-20 | 歌舞伎

毎年恒例、コクーン歌舞伎。

今年は、勘三郎は休演ですが、息子・勘太郎が頑張ってます。

 

ただ、観劇後、何だかモヤモヤ。

ちょっとチグハグな感じなんですね~。

 

菊之助@芸者・小万は、大変な艶やかさで、まさに「時分の花」の風情。

色っぽくて、華やかで、こんな女じゃ、橋之助@源五兵衛でなくても入れあげちゃうわね、という説得力あり!

小万の亭主、勘太郎@三五郎も、いつになくワルぶりを発揮して、役作りができています。

橋之助は言わずもがなの貫禄です。

 

配役はいいし、個人ごとの人物造形も悪くないのに、なぜスッキリしないかというと、演出のせい?

 

いいところで、安物のテレビドラマみたいにBGMが流れて、むしろセリフが聞こえにくい。

登場人物が多くないため、常連の笹野高史の配役に苦心したのか、

あってもなくても困らないような場面で、おふざけ役(乞食坊主?)で使っているのは疑問です。

残酷な殺人シーンが多い話ですが、笹野さんが別の役で登場しても、

「ここは笑うところ? それとも真剣なシーン?」と戸惑います。

 

小万・三五夫婦にだまされた源五は復讐に走りますが、生首にして持ち帰った小万に

ご飯を食べさせようとする有名な猟奇シーンは、なぜかカットされていました。

 

この話は、忠臣蔵外伝ですが、さまざまな運命のいたずらで、登場人物は全員不幸になります。

最後、切腹して果てた三五を見て、源五の回想なのか、幻想的な幕引きとなります。

しかし、ここもわかりにくく、インパクトも薄い。

 

串田和美演出は、毎回成功とは言い難いものがある、と私は感じています。

6月27日千秋楽。

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雅号、どうしましょう!

2011-06-18 | お茶ときどきお花

本日、お花の先生から、私の雅号を考えなさいと言われました。

 

一応、基本終了ってことで本部に申請するわけですけど、お金さえ払えばいいのかな

とあまり深く考えていませんでした。

ところが、上にいくので、お花をするときの名前を決めろとのこと。

 

お茶の場合、厳格なルールがあり、自由に決められないので、かえって楽ですが、

お花は、自分の好きな漢字を使っていいそうです。

先生から一字いただくにしても、私はそれほどの弟子じゃないし、畏れ多くて……。

 

なんで、こいういう時期にこうくるかなぁ。

他にたくさん考えなければならないことがあるのぃ。

早々に決めて、FAXしてねと言われてるので、アタマが痛い。

 

「今後、お花をするとき、ずっとついてまわる名前ですからね」

などと、プレッシャーかけられてる気分。

 

ああ、どうしよう。

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写楽展@東京国立博物館 平成館

2011-06-13 | 美術

ああ、なんて贅沢、美術展のハシゴ。

同じ上野なので、レンブラント展の後、足を伸ばしました。

 

謎の絵師・写楽は最近、NHKで特集したせいか、会場はその話題でもちきり。

「この時期は確かに平凡になってるわよねぇ」などと、楽しそうに見て回る人たちで賑わってました。

 

写楽は実は、能役者だったいうのが最近の説だそうです。

確かに大首絵などインパクトはあるものの、よーく見ると手の指の描き方はチャチ。

プロの絵師ではないな、って感じ。

どんなおふざけの絵でも、抜群のデッサン力を誇る北斎とは全然違います。

 

よく知られている大首絵が第一期で、全部で四期までありますが、

三期からサインが変わっているため、写楽複数作者説もあるとか。

確かに二期までは、「東洲斎写楽」で三期以降はただの「写楽」で雰囲気もガラリと変わります。

 

会場のお客様はほぼ、3種類に分類できそう。

1.浮世絵ファン

2.歌舞伎ファン

3.絵&歌舞伎ファン

 

3の私は、当時の役者の容貌に思いをはせながら鑑賞しました。

中でも、「これはかなりの美形立役(男役)だったのでは?!」と思わせるのが、市川男女蔵。

リアルに描きすぎて、役者から不評だったという写楽の筆でさえ、男女蔵はイケメン。

現在の男女蔵さんは、美形とはいえないけど(でも、好きな役者♪)。

周囲からも、「男女蔵、男前よねぇ」といった声が聞こえてきて、苦笑。

 

女形の大首絵では、本当に笑えるほどヘンな顔もあり、「俺はこんなんじゃねぇぞ!」とクレームつきそう……。

でも、きっと写楽が一番、真実を描いていたんだと思います。

現代の歌舞伎役者だって、歌川豊国が描くような美形の女形はめったにいませんもの。

 

加齢により、醜くなった顔を容赦なく描いたといわれますが、歌舞伎は顔だけで見せるものじゃないですし。

菊五郎だって、写楽に描かせたら、きっと大変なことになるはず。

でも、彼のお嬢吉三や弁天小僧は素晴らしいもの。

あ、例外の玉三郎はいるけど。

彼は写楽が描いても、きっと大変な美形だわね。

 

などと、空想しながら鑑賞し、アッという間に時間が経ってしまいました。

こちらも本日最終日。ふぅ~、セーフ!

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