先日、Amazonより届いた吉田拓郎のニューアルバム「午前中に・・・」。コレをカーコンポで聴きながら、通勤している。
そのサウンドや、メロディはいつもながらの拓郎である。
だが、その歌詞は私が出会った時の拓郎のそれとは、大きく変貌している。非常に肩の力が抜けているというか、ナチュラルである。
吉田拓郎の歌とは、基本的には「モノローグ」であり、誰かに何かを強制するとか何かを求めるといった類のものではない。そこが私の心にも響くのだが、今回のアルバムは「モノローグ極まれり」といったところだ。どのような曲を書けば拓郎ファンが喜ぶかということを、おそらくは拓郎自身も分かっているはずなのだが、まったくそういったこととは関係なく、淡々と自分の世界を綴っている。
特に、「Fの気持ち」が、イイね!ギター少年の誰もがぶつかったハズの「Fの壁」。私はセーハを使わずに、親指で6弦を押さえることでそれを克服しました・・・