近年の食品表示ルールの改正～～～フードコミュニティいしかわ 第37号より

石川県健康福祉部食品安全対策室より食の安全・安心情報誌が発行されています。
フードコミュニティーいしかわ　第３７号　２０２４年３月発行を紹介します。

近年の食品表示ルールの改正について
その１　特定原材料に「くるみ」が追加されました。
　　　　　令和５年３月に、義務表示である特定原材料について、
　　　　　これまでの７品目から、くるみを含めた８品目になりました。
　　　　　義務表示への移行期間は、令和７年３月３１日までとなります。


その２　遺伝子組み換え表示制度の任意表示について改正されました
　　　　　任意表示は令和５年４月１日から新しい制度となりました。義務表示は変更ありません。


その３　全ての加工食品に「原料原産地表示」が義務化されました
　　　　　平成２９年９月に食品表示基準が改正・施工され、
　　　　　国内で製造されたすべての加工食品に対して、原料原産地表示を行うことが義務づけされました。
　　　　　令和４年３月３１日経過措置終了
　　　　　※国内で製造されていない加工食品（輸入品）には、原料原産地の表示義務はありません



その４　「食品添加物の不使用表示に関するガイドライン」が策定されました
　　　　　令和４年３月、食品添加物を使用していない旨を表示する「無添加」「不使用」などの表示を
　　　　　考える際に参照すべき「食品添加物の不使用表示に関するガイドライン」が策定されました。
　　　　　これは、優良誤認、有利誤認、内容と表示との不一致などの消費者誤認を禁止した
　　　　　食品表示基準第９条を補完する目的で作られたガイドラインとなります。
　　　　　（経過措置期間は設けられていませんが、表示の見直しやパッケージやラベルの入れ替えに
　　　　　時間がかかることを考慮し、２年間（令和６年３月末まで）の移行期間が設けられています。


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食品表示は消費者が選択する際に大事なものです。
全ての加工食品に「原料原産地表示」が義務化されています。
原産地が気になる方は原材料名を内容を確認ください。

遺伝子組み換え表示では、分別生産流通管理という言葉を
覚えてください。

食物アレルギー表示については、アレルギーもつ方にとってはとても重要なものです。
原材料名をよく確認することはもちろんですが、
わかりやすく工夫された表示になっているお菓子などもあります。
細かい字ですので、できるだけわかりやすい表示になることが望まれます。

知っておきたい食品表示のパンフレットが出ています。
是非、参考になさってください🖕
https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/information/pamphlets/assets/food_labeling_cms202_240405_01.pdf

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