石川県新生活運動協議会・石川県生活学校連絡会~~~あしたのまち・くらしづくり~~~

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「女性に対する暴力をなくすためのシンポジウム」

2012-11-28 15:10:33 | インポート

平成24年11月23日(金・祝)13:30~16:00 白山市市民交流センター

平成19年より法の改正があり、市町村も計画をつくることが努力義務になった。

そこで、市町との共催でシンポジウムを開催している。能登町、金沢市、白山市で3番目

昨年の会議でDVが子どもに与える影響が大きく。児童虐待の防止にもつなげたいとの思いから、今年度は「DVが子どもに与える影響」について考えたい。

基調講演「DVが子どもに与える影響」 講師 岸かおる氏(インディゴ・ブルー代表)

P1010042親密な関係の中で行われる暴力。愛する人からの暴力である。

DVが夫婦げんかと違うのは、恐怖心を抱かせることで相手を思い通りに支配(コントロール)するために暴力を振るうこと=犯罪である

被害者に落ち度はない

例えば、身体的な暴力(殴る、ける)

大声でどなる。無視して口をきかない。

家計のお金を渡さない。無理に性行為をする。

子どもを取り上げると脅す。子どもに暴力を振るう。暴力を子どもに見せるなど

実態は(H24年内閣府調査より)

 男女約4人に1人・・配偶者から被害を受けたことがある

 女性約3人に1人・・配偶者から被害を受けたことがある

    約10人1人・・何度も受けている

 女性約20人に1人・・・命の危険を感じたことがある

 被害を受けた女性の約4割はどこにも相談していない

子どもへの影響は

 ・大人になって影響がでる(忘れられた被害者)

 ・DV家族の90%が子どもが暴力を目撃している

 ・虐待の被害者となる危険性が高い・・・養育放棄は普通の家族の15倍

 ・暴力の連鎖

 ・安全な生活、発達、学習が保障されない

では子どもへのケアは

 ・信頼できる大人がいること「なんでも話してもいいよ」

 ・自尊心を育むこと(スキンシップ)

 ・大人が見本をしめす=思い通りにならないときに、暴力以外の方法で解決する態度

DVをなくすためには

 ・気づきと意識を変えること

 ・パートナーを尊重すること・・・自分のものではない

 ・啓発活動の必要性

 ・相談しやすい環境(相談員の資質の向上)

 ・子どもの頃からの教育・・・暴力はいけないことと教える

対談「DVの家庭に育つ子どもたち」

対談者 岸かおる氏

     河南(かわなみ)俊康氏  (財)石川県母子寡婦福祉連合会母子生活支援施設長

進行   佐竹 悟氏         石川県女性相談支援センター 所長

河南さんの言葉で

 ・指導ではなく支援をすることを心がけている。

 ・一緒になって行動するなかで、出てきた言葉を拾い、感情を伴った言葉で返すこと。

というのが印象に残った。対等な人間関係がわからず、上下でみがちのため友達関係がうまくいかない。命令口調で依頼ができない。人の悪口は言うが、自分がこうするとは言わない。など付き合いにくい子どもたちに、やさしく寄り添っていく姿が目に浮かんだ。

岸さんは、子どもが夢を語れる。明日のことが信じられる社会にしたい。

暴力をなくすためには、皆が努力しなくてはいけない。人権を意識すること。

自分で決定する力を持っているのか。思い通りにならないときに暴力で解決していないか。

今一度自分の生き方を振り返ることが大切だと感じた。

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第22回男女共同参画全国都市会議INかなざわ

2012-11-28 14:25:29 | インポート

平成24年11月15日、16日金沢市文化ホール

16日の記念講演「男女共同参画は日本の希望」を聞いてきました。

講師 中央大学文学部教授 山田昌弘氏です。

2012年男女平等度が135カ国中101位という残念な状態。

男は仕事、女は家庭は日本の伝統か?・・・否、明治以降のこと

なかなか進まない中での日本の状態は・・・

 ・男性へのプレッシャーが強く、中高年男性の自殺が多い

 ・女性の生きにくさ

 ・企業業績の低迷

 ・日本経済の停滞、財政問題

 ・少子化・未婚化

遅れている国は・・・日本、イタリア、スペイン、ギリシャ(経済も不安定)

女性を活躍させないと、経済社会家族がもたない状態!!

女性の活躍が見込まれる場は・・・

 ・サービス業の労働力不足(介護、看護、医療等)

 ・物を売る・作るには、コミュニケーション能力+相手が望むものを察する能力

  (美的センス、使う人の立場に立つ・人を気持ちよくさせる)

彼女がいる人(男子)の内定率が高い現実があるそうだ!

未婚率の上昇理由は・・・

 ・「性別役割分業家族」をいまだに望む若い女性たち

 ・低調な男女交際(男性は収入が高くならないので結婚をあきらめる。女性は収入の高い男性と出会うまで待つ。低収入の中で子どもを育てるには希望がない)

 ・女性の望み・・・収入安定、家事手伝いをしてくれる、ハンサム、浮気しない

そんなのあるわけないでしょう!!

壮年の未婚者が295万人。フルタイムで共働きは少数派。若い人でも増えていない。

女性が働きにくい現状

労働慣行や現在の社会保障制度(男が正社員、女がパートが前提)では

まだまだ残る女性差別に女性のやる気をそぐ。努力しても報われない。

男性にとっても働きにくい現状

長時間労働、正社員と非正規社員の処遇格差(男性でも非正規社員が増えている)

そんな中

 若い女性の生きにくさ(自殺率の上昇)、国際結婚が増えている(男性は減少)

 就職は欧米・アジア新興国へ進出

女性を侮った国は発展しない

***男女共同参画が進むことは日本への希望につながる***

「このままでいいのか」いいわけないと強く感じた!

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第38回石川県生活学校大会~安全・安心な消費生活社会をめざす~

2012-11-26 15:50:49 | インポート

平成24年11月21日(水)石川県女性センター 2階大会議室

主催 石川県生活学校連絡会、石川県新生活運動協議会、(公財)あしたの日本を創る協会

後援 石川県公民館連合会、石川県各種女性団体連絡協議会、石川県社会教育協会

***趣旨***

 現在、社会保障、エネルギー供給、防災対策、男女共同参画の推進など、一人ひとりが自らの生活を見直し、意識を変え、実践していくことや、地域で力を合わせて解決することが求められています。

 

 第38回石川県生活学校大会では、安全・安心な消費生活社会づくりに向け、実態調査をもとに、地域の力を掘り起こすためにはどうすればよいのか研究協議を行います。

 

開会あいさつ 石川県生活学校連絡会会長 本珖恵

          石川県県民文化局県民生活課 課長 清水清外志氏

基調講演 「新しい地域課題に取り組む」

講師 公益財団法人 あしたの日本を創る協会 理事長 榊誠氏

P1010038140名もの参加があり会場は熱気ムンムンでした。

生活学校運動の基本(調査活動・対話・事後活動)が地域活動をする上で大切だということ。

生活学校運動の活動の成果を共有するとともに、今まで取り組んできた活動のステップアップし、新しい地域課題に取り組んでいただきたいとのことでした。

経費支援を含め出来る限りの支援を行っていきたい。

例えば)

 高齢者の「助けて~」の声を拾う

 フードバンクや食品ロスの問題

 女性の視点での防災活動

 まちの安全点検活動・・・子ども、高齢者、障害者に優しいまちづくり

超高齢社会を迎え、活動するメンバーは60歳代をお誘いしましょう!

元気を出して地域のために話し合える場を作っていきましょう

全体会「地域の絆づくり~知る・わかる・つながる~」

 調査活動報告

 事例報告 1.どうしたらメンバー以外の人と一緒に活動できるか 野々市生活学校

        2.どんな情報をどこに出すのか  かほく市生活学校連絡会

        3.世代間交流をするにはどんな行事がよいか  小松生活学校

 バズセッション 15グループに分かれて

 助言者 石川県新生活運動協議会 常任理事 新村健了氏

       石川県新生活運動協議会 前事務局長 林 よし枝氏

 コーディネーター 石川県新生活運動協議会 事務局長 林 貴江

午後からはバズセッションで、参加者全員が考えていることを話す・聞く・まとめるワークをしました。

140名近くの参加者を15グループに分け、それぞれのグループでアイデアを出していきました。

新村氏からは、生活者の視点を徹底して守り、地域の抱えている問題を掘り起こすこと。

自宅で介護している人の声を聞く。

介護士などの養成施設に出かけて調査する

学校の中で、高齢者問題をどのように扱われているのか調査する

老人会にでかけ実態を知る

福祉施設のあり方を学習していく

それら調べたことを、住民や他団体と勉強会、報告会をして交流する。

このような活動を続けて行くことが地域の絆づくりにつながっていくと助言をいただきました。

林 よし枝氏からは、地域活動は、地域のために、地域の人が、自分の時間を割いて取り組むことです。多くの人が関われるように、活動の窓口になってほしい。

世代間交流をしながら、自ら声をかけ、よりよい地域づくりのために活動していこうではないかと確認して終わりました。

P1010041_2震災復興支援全国活動として

義援金を集めました。(52660円集まりました)

高齢者の消費者被害の啓発チラシを掲示し、参加者に情報提供をしました。

新聞にとりあげられた単位校の活動の掲示。

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食べ物情報ウソ・ホント!?~氾濫する食情報を正しく読み取るために~

2012-11-14 15:06:53 | インポート

平成24年11月12日(月)労済会館 3階ホール

とても関心のあるテーマだったので、第43回石川県消費者大会に参加しました。

全国消費者団体連絡会 河野事務局長のメッセージを借りて

・・・消費者は「安全な食品」や「食にまつわる健康情報」に高い関心を持っています。

そして「栄養」に対して過剰な期待を抱く場合も多々あります。

このような消費者心理にこたえるかのように、

社会には「○○に含まれる成分は△△は体に良い」

「□□を食べると体脂肪が落ちる」等など、昼夜を問わず食をめぐる様々な情報が

発信され続けています。情報量の多さや消費者心理をついて伝え方や内容などに影響されて、消費者として冷静に行動できなくなるケースも生まれています。・・・・

まさに、そう感じている中、タイムリーな講演だったのです。P1010015

講師は、群馬大学教育学部教授 高橋久仁子氏でした。

◎食生活分野に根強く残るジェンダー(社会、文化的性)を行政が出すチラシから具体的に指摘された。

   食生活は女性の役割・・・根強く残るあなたまかせ

   女性も男性も自分で食生活を管理・運営できるようになるように意識啓発が必要

   食生活は、作って⇒食べて⇒片づける 

◎横行するフードファディズム

  「フードファディズム」とは、食べ物や栄養が、健康や病気へ与える影響を

  過大に信じたり評価すること

 そのタイプは以下の3つに分けられるという

  ①健康への好影響をあおる食品の大流行  「紅茶きのこ」「酢大豆」~「トマト」まで

  ②量の無視 その食品に含まれる「有益・有害成分」の量には言及せず、

    「○○は良い」「××は悪い」と主張すること

  ③食品に対する期待や不安をあおる 

私たちの期待・願望

  我慢しないで、食べたいものを、好きに食べても、やせられる⇒そんなものはない

  あるかのように思わせる。知らないのは自分だけという錯覚を起こさせる=フードファディズム

では、なぜいけないのか

 食生活を誤った方向に誘導し、健康被害をもたらし、詐欺的商法に悪用される

 『適切に食べるということはどういうことか』が見えなくなってしまう

ふつうに食べるとは

食事で考えると

 米飯、汁、肉か魚一皿、野菜の一皿

 主食としての穀類、主菜としての動物性食品、副菜としての植物性食品

食材の面からは

 穀類、魚、肉、卵、牛乳・乳製品、豆・豆製品、油脂類、果物などを程度な量で、そして

 野菜や海草、きのこ類などを豊富に食べる

煮る、焼く、炒めるなど、簡単な方法で、食材を調理した、食品の素顔が見えるような食事を、適度な量で食べていれば、必要な栄養素はほぼ過不足なく摂取できる。

これを土台にして、季節や状況に応じて柔軟に、多様な食べ物や料理を味わい楽しむ

「がまんしないで、食べたいものを、飲んでも、食べても、太らない」という方法はない

「適度に食べて・適度に動く・健康管理の基礎基本」を忘れずに!!

私たちが食情報にまどわされるのには

  キャッチコピーの行間を読んでいるためだとか

  読むべきは栄養表示

  行間を読まないよう気づきと訓練が必要だと感じた

宣伝広告の問題性も話された。気づいた人が声をあげて行く大切さを訴えられた。

 

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マナビィフェアIN本多の森~学びから広げよう豊かな未来へ~

2012-11-09 13:29:41 | インポート

石川県立生涯学習センターが主催するフェア 石川県本多の森庁舎内にて開催されました。

11月2日 映画 ~映像でみる~昭和のいしかわ

       講演 ひろさか緑陰講座「認知症現場の今」

       講演 ひろさか緑陰講座「白山手取川ジオパークって何だろう」

11月3日 講演 あすなろ悠々塾「加賀路の芭蕉翁」

       ビデオ作品上映

       映画 どんぐりと山猫、雪うさぎとこどもたち、15少年漂流記

       映画 黄金花~秘すれば花、死すれば蝶~

       講演 いしかわいきいき講座「玉泉院丸庭園造りに関わった人々」

子供向け体験学習

  ドリームキャッチャーづくり、わら細工体験

~認知症現場の今~   講師 石川県生涯学習講師の会 大塚吉江

介護福祉士を16年勤め今年4月にやめられた大塚さん。

私たちが認知症の方に対し、色眼鏡でみたり、行動が理解できないことで

地域で住みにくくなっているのでは。

「誰でもなると思い、自分がしてもらいたいことをし、自分がしてもらいたくないことをしないこと」と話された。

オーストラリアの若年性認知症と診断された女性が自らの言葉で語った

認知症であることの現状について学ぶことがあるのでは・・・

わたしの顔を見たら声をかけてください。

 

あいさつをしてくれれば、少し安心できます。

 

上のほうから声をかけられると、責められている気分になります。

 

そいて、早口でいわれると、不安になって逃げ出したくなるのです。

 

そんなに一度にいわれたら、

 

しかられたり、責められたりしている気分になり、落ち着かなくなるのです。

 

そんなに一度にいわれても、わたしには理解できないのです。

 

わたしは順序立てて話せないし、なにもできないのです。

 

強制されると大きな声が出てしまうし、その場から逃げたくて歩くのです。

 

説明されても、「いやだ」という言葉が出ないので、

 

だから「ほっといて」と暴力が出るのです。

 

わたしの顔を見て、手をとって、ゆっくり話してくれるとほっとするのです。

 

時計を見ればわかるのですが、見ることも忘れ、今何時かわかりません。

 

庭を歩くと草花がきれいだとわかりますが、

 

いつ来たか、どうやって帰るかがわからないのです。

 

気持ちと行動が伴わないのです。なにかがおかしいと感じても、うまく言えません。

 

雑音があればイライラして逃げたくなり、

 

夜になると「なにか忘れていないか」「なにかしなければならない」と思い不安になります。

 

一人でもいい、見慣れた人がいると話したくなり、安心するのです。

 

一人のときは不安になって、知っている人を探したくなります。

 

あなたがいると安心できるのです。わたしの側にいて、見守ってほしいのです。

 

 

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