第266回「久しぶりに観た2人の姿は変わっていませんでした。」
いや~やっとというか久しぶりに観たいと心から思える作品を観に行くことができました。その作品とは「メン・イン・ブラック3」です。ずいぶん前から続編制作の話題はあったのですが、やっと実現しましたね。あの2人の姿がまた観ることができるのはSFファンの私にとっては、この上ない喜びでした。
地球で暮らすエイリアンの監視と犯罪防止を任務とする秘密組織MIB所属のエージェントJとKは、日々異星人の取り締まり追われていた。ある日、月にある凶悪エイリアンを収監している刑務所から40年前にKが逮捕した「アニマル・ボリス」と呼ばれる宇宙一凶悪なエイリアンが脱走した。ボリスはKへの積年の恨みを晴らすため、自分が逮捕された40年前にタイムスリップした。翌朝、Jが本部を訪れるとKの姿がない。いたずらかと思っていると「Kという捜査官は40年前に死んだ。」と言われてしまう。過去が何者かによって書き換えられていることに気付いたJは1人で捜査を開始。謎を解明するために自らもタイプスリップし、40年前のKが殺される前へと向かうのだった。
前作から10年が経過し、もう続編は作られないのかと心配していたのですが、ようやく3作目の公開となりました。しかも今回はタイムスリップして40年前に行き、若き日のKとコンビを組んでの事件解決と聞けば、期待半分不安半分といった感情を持って映画館へと足を運びました。だって、時間旅行を題材にすると1歩間違えると簡単に駄作になってしまうから。
ところがそんな心配は杞憂に終わりました。スクリーンに映っていたのは10年経っても相変わらずな2人の姿でした。ただやはりトミー・リー・ジョーンズは年を取った感じは拭えませんね。今作の40年前にタイムスリップして若き日のKを登場させるという脚本は年を取った彼にアクションをさせるわけにはいかないので、そんな理由から考え出された脚本なのかと余計な勘繰りまでしてしまいました。
タイムスリップという難しい題材をとっても上手に使い、過去と現在を見事に絡めて描いてくれました。あんまり話すとネタバレになるので多くは語りませんが、Jの過去もちょっとだけ登場し、それがすごくいいシーンに仕上がっています。
点数は本当なら3つのところですが、SFファンの欲目も入れて★★★★☆とします。マイナス面は?というと敵キャラであるボリスです。彼の能力というか持っている力が宇宙一凶悪というわりにはたいしたことなかった事。それにあの程度の脱獄なら40年もかからずに実行できたのでは?と思えたところ。
それにしても若き日のKを演じたジョシュ・ブローリンは、見ていてまったく違和感が無かったのは凄いことですよね。いかにもトミー・リー・ジョーンズが若い頃はあんな感じだったのかな?と思わせてくれました。
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いや~やっとというか久しぶりに観たいと心から思える作品を観に行くことができました。その作品とは「メン・イン・ブラック3」です。ずいぶん前から続編制作の話題はあったのですが、やっと実現しましたね。あの2人の姿がまた観ることができるのはSFファンの私にとっては、この上ない喜びでした。
地球で暮らすエイリアンの監視と犯罪防止を任務とする秘密組織MIB所属のエージェントJとKは、日々異星人の取り締まり追われていた。ある日、月にある凶悪エイリアンを収監している刑務所から40年前にKが逮捕した「アニマル・ボリス」と呼ばれる宇宙一凶悪なエイリアンが脱走した。ボリスはKへの積年の恨みを晴らすため、自分が逮捕された40年前にタイムスリップした。翌朝、Jが本部を訪れるとKの姿がない。いたずらかと思っていると「Kという捜査官は40年前に死んだ。」と言われてしまう。過去が何者かによって書き換えられていることに気付いたJは1人で捜査を開始。謎を解明するために自らもタイプスリップし、40年前のKが殺される前へと向かうのだった。
前作から10年が経過し、もう続編は作られないのかと心配していたのですが、ようやく3作目の公開となりました。しかも今回はタイムスリップして40年前に行き、若き日のKとコンビを組んでの事件解決と聞けば、期待半分不安半分といった感情を持って映画館へと足を運びました。だって、時間旅行を題材にすると1歩間違えると簡単に駄作になってしまうから。
ところがそんな心配は杞憂に終わりました。スクリーンに映っていたのは10年経っても相変わらずな2人の姿でした。ただやはりトミー・リー・ジョーンズは年を取った感じは拭えませんね。今作の40年前にタイムスリップして若き日のKを登場させるという脚本は年を取った彼にアクションをさせるわけにはいかないので、そんな理由から考え出された脚本なのかと余計な勘繰りまでしてしまいました。
タイムスリップという難しい題材をとっても上手に使い、過去と現在を見事に絡めて描いてくれました。あんまり話すとネタバレになるので多くは語りませんが、Jの過去もちょっとだけ登場し、それがすごくいいシーンに仕上がっています。
点数は本当なら3つのところですが、SFファンの欲目も入れて★★★★☆とします。マイナス面は?というと敵キャラであるボリスです。彼の能力というか持っている力が宇宙一凶悪というわりにはたいしたことなかった事。それにあの程度の脱獄なら40年もかからずに実行できたのでは?と思えたところ。
それにしても若き日のKを演じたジョシュ・ブローリンは、見ていてまったく違和感が無かったのは凄いことですよね。いかにもトミー・リー・ジョーンズが若い頃はあんな感じだったのかな?と思わせてくれました。
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