猫まみれ日向ぼっこ日記

~児童文学作家 村上しいこの日々あれこれ~

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なにも、ある

2023年09月11日 | Weblog
「じゅげむの夏」文研出版 最上一平/作・マメイケダ/絵
四年生のかっちゃんと山ちゃん、シューちゃんとぼく、4人の夏の冒険が始まります。
冒険するのはぼくたちが住んでいる集落の山あい。
集落にはこどもたちが代々受け継いできたならわしがあります。
そのひとつが天神橋からのとびこみで、ぼくは3年生の夏に、山ちゃんとシューちゃんは二年生の夏に飛びこんでいます。
筋ジストロフィーで筋力がだんだん弱っていく病気のかっちゃんは来年できるかどうか分からないから今年はどうしても飛びこみたいと言います。

少年たちの挑戦、冒険の夏。
山から吹く風、水が流れる川の音、日差し、すべての命が力強く読み手を引きつけてくれます。




夏休みの自由研究で表彰された子どもたちの展示を見てきました。
へえ! と思ったのは、同じ黒いマジックでもメーカーが違えば黒を作っているインクの混ぜ方を調べていたのは面白いなあ。




夕方、庭に出たら蚊の餌食になりました。
コメント (4)
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