さしもしらじな。

萌えと趣味の話をこっそりボソボソするブログ。

ようやく戻ってきた。

2016-10-15 23:34:53 | 日記

長々と不調だったけれど、ようやく本来のペースが戻ってきた。
やっと自分の言葉で文章を書けるくらいまでになった。
……苦しかった。

自分で書いたものはどれも愛着があるけれど、「中でもこれが」と思ってる箇所やエピソードは確かにある。
自分なりに「これはよく書けた」と密かに思ってる部分が。
けれど、悲しいかな、そういうのに限ってあまり読んでもらえなかったりする。
「それよりもこっちの方が、書いた本人からすればお勧めなのになあ……」なんて。
でも、そう思ってても、もちろんそんなこと言えないわけなんだけど。
そういう温度差って面白い。こっちが自信を持って出したからといって、必ずしもそれが伝わるとは限らない。
反対に、こっちが何気なしに書き足したところが、ある人のこころを揺らしたりする。
発信する側と受信する側はいつでもすれ違いで、交わることはない。たとえそう錯覚することがあったとしても、本当には理解し合えてない。
なんか恋愛みたいだ。


そんなわけで、ようやく以前と同じようにとまではいかないが、ストレスなく書き進められるまでになった。
現在とりかかっている話はかしゅさになんだけど、そういうつもりは全然ないのに、加州くんがすっごい小悪魔で参ってる。
こちらの思うようになんて動いてくれなくて、放っとくとどんどん主人公ちゃんを惑わせて傷つけてしまう。
上手な手綱捌きでうまいこと進むように調整するのが作者の務めだと思うんだけど、どうもうまくいかないんだなあ。
よその審神者さんの加州くんだからか、それとも「加州清光」がもともとそういうものなのか、彼は私の言うことなんてたぶん聞いてくれない。
「あるじ以外の女の子への彼の魅惑的な冷たさ」が今回のテーマではあるんだけど……こんなに小悪魔だとは思わなかった。
終わる頃にはどうなっていることやら、今からちょっと恐ろしい。

そんな今夜であった。



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