気温が30度と夏ような天候の中、箱根丸岳に出かけました。
出発地は静岡県と神奈川県の県境の湖尻峠です。
家から片道18㌔の、終盤の6㌔はクネクネ道のタイトな道です。
湖尻峠の駐車場には、横浜ナンバーのワンボックスが一台止まっていました。
ここから、丸岳までは基本的には箱根竹の刈り払いの道。
展望は抜群ですが、頭の上から凶器のような紫外線が降り注ぎます。
頭には菅笠、手先には指先の出た手袋をして長袖が基本です。
東側の神奈川県の芦ノ湖と仙石原の街の車通りは非常に少ないです。
スカイラインもたまに爆音を轟かした「時代遅れのバカな爆音者の車やバイク」
が走って行きますが、それでも土日と違って静かです。
これまた時代遅れの自衛隊の演習の大砲の音が昼休みの12時から13時を除いて
聞こえたきます。
今の兵器は、細菌や遺伝子のようななかなか表面には現れない物なのにね。。。
細菌兵器をばらまけば、駐屯地を全滅させるなんて簡単な時代なのに。
標高が1000m前後の山なのに、植物は特に樹木はブナまでなかなか多彩です。
足元の小さな花は、箱根竹に囲まれた狭い範囲なので日当たりの良い所と良い
所と同じ種でも色が違って面白いです。
ムラサキサキゴケのホワイト変種???。
近くの日当たりの良い所には、図鑑の紫色のムラサキサキゴケが咲いています。
シロコブゾウムシ?。
メスの獲得に忙しい雄のゾウムシ。
ゾウムシの仲間は、まだまだ新種が発見されているようですが、この種は
このコースには目に付いたので間違いなくシロコブゾウムシだと思われます。
今日一番多かったウマノアシガタだろうね。
日当たりの良い所に群がって咲いていました。
ホウチャクソウは有毒のようです。
有毒の植物が多いのは、シカのせいかな。
これもたぶん毒キノコ。
ヤマツツジですが、この花には毒はないの?。
ま、レンゲツツジのように密集していないから毒がないのかな。
コバノガマズミかな。
登山道に白い花の残りがたくさん落ちていて、樹にも花が落ちています。
この木はだいぶ老木の様で、地衣類がたくさん付いています。
暑い一日だったので、昆虫類も盛んに短い生命を楽しんでいる様でした。
このガの羽の柄は、どんな環境で目立たなくなるのかな。
あまりに綺麗で思わずパチリ。
丸岳の山頂には、だいぶまだゴミが埋まっているようです。
チョビット頭を覗かせていた空き缶。
開け口がプルタブなので、そんなに昔のカンでもなさそうです。
電気工事の部品?が一緒に埋まっていたので、無線の中継局を立てる時に
業者がプルしたものかな。
丸岳山頂の二つのテーブル。
ホンの少しゴミがありましたが、だいぶ綺麗になったようです。
正面が大涌谷を抱いた箱根最高峰の神山です。
今日集めたゴミ。
近くを車道が通っているので、大きなゴミが多いです。
ま、車道は有料道路の職員が掃除をしているようですがね。