あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

シダレザクラも咲き出した(埼玉・所沢)

2024-03-30 20:30:45 | 所沢だより
 2024年3月30日(土)

 今日は25℃前後まで気温が上がるとの予報で、花の開花もさらに進みそう。午前中の
市内歩きの中でも、あちこちで花を目にしたのでそれらのいくつかを。

 星の宮交差点から東へ、元イオンの建物だったトコトコスクエアに向かう途中、小さな
稲荷神社境内に見慣れぬ白い花が。
     
 
 よく伸びた枝に咲き出しているのは、グミのような花


 少し進んで北に下り東川沿いに出て折り返し、有楽町の薬王寺に入ると本堂の南西側空
き地に紅白ののモもが。

 白い花これからのようだが、ピンクの花はもうピークを過ぎたよう。








     

 木の下には散り落ちた花びらも。



 2本あるソメイヨシノのうちの山門側はほとんどつぼみだったが、もう1本はまばらな
がら開花した花が増えている。







 西側の民家では、紅白のボケが見頃。







 近くのユキヤナギは、花のピークが過ぎた感じ。



元町の中央公民館の背後のソメイヨシノも、開花が進みつつある。




     


 唐風の門が特徴の新光寺境内では、シダレザクラが3~4部咲きくらいだろうか。






          

     

          

     

 
 寺の南側から住宅地の中の細道を西へ、民家の庭先のパンジーやサクラソウ、ムスカリ
などが花盛り。










 東川沿いで国道463号線の西側、弘法の三つ井戸際の1本のソメイヨシノも、少しだ
が開花していた。

      
     
          ハナモモだろうか
          

     
          東川左岸の護岸から下がるユキヤナギやレンギョウ
          

     
    

 六所神社前のソメイヨシノも、花が増えていた。






     


 そばの地蔵堂のボケ  




     





     

    そばの二宮金次郎さんは、花には目もくれずにいつも読書を続けている。
     

 あすも25℃以上の夏日になることが予想され、花の開花も一気に進みそう。
 




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桜はこれからだが 春の花咲き出す(埼玉・所沢)

2024-03-28 21:08:31 | 所沢だより
 2024年3月28日(木)

 先週後半は3日間出かけて不在に、その前週からはテレビが映りにくくなり、点検やア
ンテナ下のブースターと引き込みケーブルの工事依頼に最寄りの電気店ノジマに何度か依
頼に往復するなどで、投稿間隔が空いてしまったので、とりあえず今日歩いた東川(あず
まがわ)沿いで目にした春先の花などを。

     
     上新井新道の橋際から、下流側の川沿いに芽吹き始めたヤナギ
          

                         
 
 川の右岸沿いを下流に向かうと、すぐ近くの対岸に咲くのはトサミズキだろうか。
      

 隣接してユキヤナギも



 これも対岸のスイセン



 さらにスノードロップやハナニラと、白い花が続きます。


     
          東川に映るクヌギやケヤキはまだ枯れ枝の姿で。
          


     対岸に咲くショカッサイ
     

 広い邸宅のS邸の庭の何本かのハナモモは、あと数日で見ごろになりそう。


     
     太い幹に実るキンカン



 

 そばの下草にはフキノトウが


 同じ家の庭のボケは花いっぱい。


 下草のヒメオドリコソウ


 形の整わない枝から咲くミツバツツジ



     その近くにもスイセンが。
     


 別の民家の庭のアセビ


 左岸のスノードロップ



 六所神社前の橋際のソメイヨシノは、開花宣言をしてもよさそう。











     神社のそばの民家に咲くユキヤナギ
     

     近くお宅の庭先のミツバツツジ
     

 今日は曇天で彩りは冴えず、夜には雨となり花も冷たい雨に濡れていることでしょう。
 
 



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3月半ば 航空記念公園で春の兆しを(埼玉・所沢)

2024-03-19 22:21:30 | 所沢だより

 3月9日(土)に「goo blog」は20周年を迎えたとのことなので、開始は2004年
3月9日からのよう。

 当ブログの開設は2006年2月9日、開始後1年11か月から利用させてもらってい
ることになり、今まで継続して利用できたことに感謝したい。

========================================

 2024年3月15日(金)

 2011年10月から使っていたプリンターとスキャナー、コピーの複合機が故障した
ので買い換え、最終日になったが確定申告書を所沢税務署に提出後、南側の航空記念公園
に回る。

 
     航空発祥記念館の背後のイチョウ並木はまだ枯れ枝のまま。
     

 記念館の東側から公園へ。中央部の時計塔のそばのC-46輸送機の翼が輝いていた。


 ロータリーの東北側の木々も、まだ枯れ枝を晒している。


 快晴の青空をバックに所沢航空発祥記念館



 C-46輸送機のそばの河津桜はちょうど見ごろ。






 
 
     ロータリーの南西側、3本のイチョウもまだ芽は固そう。
     


 近くのカンヒザクラ(ヒカンザクラ)は見ごろにに近い。


     


 

 西側の蝋梅(ろうばい)園のロウバイはもう終わりで花もわずか。


 蝋梅園を抜けて、東北側入口から日本庭園へ。


     

                     

 
 池の周辺で、何本かのアセビが咲いていた。


     



     





 
 池の南側、1本だけのヒカンザクラが唯一のピンク色を。




     
     近くのボケも咲き出していた。





 樹林下のスイセンは、まだかなり花が咲き残る。


     

          
         これら樹林が新緑に覆われるのは、4月の後半だろうか。
     

 西側の正門から、日本庭園を後にした。



 日本庭園の西側で枝を広げていたのは何の木だったろうか?


 県営野球場の横から西新井交差点を経て、中心市街地方面に向かった。

 



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ハクモクレン膨らみヒカンザクラは見頃に(埼玉・所沢)

2024-03-17 18:41:40 | 所沢だより
 2024年3月11日(月)

 昨日と、東日本大震災の発生から13年となる今日、わが家周辺のウオーキングでは、
ようやくあちこちで春の彩りが感じられるようになりました。


 東川(あずまがわ)に向かう途中、近くの民家に咲くのは河津桜のよう。



     
      
 上新井小の南西側にある公園では、2本のハクモクレンがかなり膨らんできました。






 


 北西に進み桃木窪中央公園の近く、民家に囲まれた広い畑の隅にたくさんのスミレが。







 西武新宿線の新所沢駅方面に向かうと、愛宕神社境内ではまだ白梅の花がいっぱい。




     



 上新井の六所神社境内には、ヒカンザクラ(カンヒザクラ)と河津桜でしょうか別の桜
が花を見せていました。


     
     こちらは西武池袋線の線路際のヒカンザクラ
     









 境内西側のもう1本





 石段を上がって左手は河津桜のよう。


     


 階段の西側のヒカンザクラ

 
 自宅の玄関横に咲き出したスイセン。


 寒気と暖気が交互に来つつある昨今ですが、春は確実に進んでいる感じです。




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吾妻まちづくりセンターの「雪割草展示会」へ(埼玉・所沢)

2024-03-12 20:39:12 | 所沢だより
 2024年3月3日(日)

 「桃の節句」の今日は、気温は低めながら快晴なので、市内南部の吾妻地区にある市の
「吾妻まちづくりセンター(公民館)」で開催される雪割草展示会の観覧に行くことに。

     この催しの案内
   

 わが家からは南になるので、まずは県道4号バイパスの梨の木戸交差点に向かう。途中
の民家に咲き出した色濃い早咲きの桜。






     普門院の駐車場には紅梅や白梅が。
     

          



     

 近くにはスイセンの咲く家も。


 梨の木戸交差点から県道4号バイパスを南へ、西武狭山線の上を越える山口陸橋からの
南方の眺め。                          

 右手に、会場の吾妻まちづくりセンターの独特の屋根が見えてきた。 ↑

 急坂を岩崎交差点に下って少し先の川島田橋でバイパスに分かれ、荒幡交差点から少し
東進すると、吾妻町づくりセンターなどのあるユニークな建物が。


     
     
          

     10時30分頃、まちづくりセンターへ。
 

             
 

 正面のホールから右手奥に回り、雪割草展示会会場のホールに入る。


 雪国の春を彩る雪割草(ユキワリソウ)は、ほかの花に先駆けて色とりどりの花を開く
ことから多くの人に親しまれていて、一般に「雪割草」と呼ばれるものには、オオミスミ
ソウやミスミソウ、スハマソウ、違う変種のケスハマソウがあり、それぞれ自生地が異な
るという。 


 入口際の右手から正面奥の表彰作品、さらに左手や中央部へと回ることにする。

     



     
 展示されている作品は、昨年の猛暑を乗り越えて所沢雪割草愛好会の皆さんが育てた、
約150鉢余りとか。

          


 花の色はさまざまで、これらがみな雪割草とは・・・
     

          


 正面奥のテーブルは、受賞した作品が並んでいる。右端は雪割草愛好会の会長賞。


 次は所沢市議会議長賞作品



 中央部右は埼玉県知事賞の「役物の部」 (白)  



 その横は埼玉県知事賞の「標準花の部」 (赤紫)



 次は所沢市長賞


 左端には、(一社)所沢市まちづくり観光協会長賞が。  (白に紅縁) 


 会場左手の展示を奥から入口側へ。




     








     最後に中央部を一巡して観賞する。
     

          

     







     















     










 花は小さいが彩りの多彩なことに感心しながら観賞して、20分ほどで観覧を終えた。


 入口に戻る途中、ロビー南側のショーケースに所沢出身の幕内力士・北勝富士(ほくと
ふじ)関のサインが目に入る。

 新春の初場所では怪我で途中休場となったが、1週間後の3月10日(日)からの春場
所では、回復した取り組みを見せてくれるものと期待したい。

 窓口近くには、私も継続している毎日のウオーキングの歩数を読む「コバトンマイレー
ジ」のリーダーがあるので、セットして読み込んでもらう。

 だが、このコバトンマイレージはあと1週間の3月10日(日)で終了となり、その後
はスマホのみでカウントする新しいサービス「ALKOO(あるこー)」に代わるので、すで
にそちらも登録済み。


 その横には、雪割草の花手水鉢が。





 吾妻町づくりセンターを後にして市道に出たら、東側の畑に1本の梅の古木が花盛り。


     


 荒幡交差点に向かう市道沿いでは、サンシュユが咲き出していた。


 帰りも往路と同じ道を戻り、大六天交差点に回ってスーパーのマミーマートに立ち寄っ
てから帰宅した。




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新所沢 レッッシネパークで「となりのトトロ」観賞(埼玉・所沢)

2024-03-07 21:50:50 | 所沢だより
 2024年2月23日(金・祝)

 月末で40年の営業を終えて閉館する「新所沢PARCO」の2つの建物のひとつ「Let's
(レッツ)館」の4階にあるシネパークで、「シネパークで楽しむ最後の映画たち」と呼
ぶさよなら上映が開催されるという。

 「新所沢PARCO」の「ありがとうイベント」チラシの中の、さよなら興行についての
内容


 上映作品のひとつ「となりのトトロ」を家族3人で観覧することにして、ネットでの受
付初日に最初の上映時刻の席を確保出来た。この時間帯のチケットは、受付開始後すぐに
全席満席となる。

 上映日の今日も東伊豆に出かけた昨日や一昨日同様雨模様で、真冬並みの2℃前後の寒
さだが、雨は小降りなので傘は無くてもよいくらい。

 上映時刻は16時40分から18時15分なので、 16時前にレッツ館に着いた。

 3階から4階に上がる階段の手前のパネル


     

 階段の途中には





 4階に上がると、まずは過去40年間に当館で上映された作品の写真がいっぱい。








   

         







   

         


 チケット売り場周辺




 まだ時間があるのでいったん3階に下りて、PARCO館との連絡通路にある「思い出メッ
セージボード」を眺める。














     
       連絡通路から見下ろすPARCO館とLet's館の間の広場「ガレリア」
          
 今日から3日間の連休中は、埼玉県のおいしいものなどを販売する「彩の国マルシェ」
を開催中

 16時20分近くに4階のシネパークフロアに戻り、上映するシアター1付近に用意さ
れたトトロの人形などを見る。
     

          





     

          

          
 
      
 確保した席は、中央部の最前列でスクリーンに向かって一番右のA7席

 上映時刻が近づいたので予約席へ。最前列のA席は復活したこたつシートになっていて、
自宅のこたつでぬくぬくと温まる感じで、大画面と大音量の映画館の迫力で観賞できると
いう席。


 外は真冬並みの寒さだが、館内は暖房が効きすぎで25℃以上ありそうで、私には暑す
ぎる感じ。

 こたつの上に「となりのトトロ」のプログラムとみかんを置いて観賞した。

     
          プログラムの表↑と裏↓
          

 このプログラムは、初上映された昭和63(1988)年4月発行のものを2022年
に復刻したもの。当初の価格は税込350円だが、今回は1,000円で購入した。

 原作・脚本・監督は宮崎 駿、プロデューサーは原 徹、制作 スタジオジブリ


 ちなみに、私は2007年9月に当時の「(財)トトロのふるさと財団(現在は「(社)
トトロのふるさと基金」)の会員になり、狭山丘陵周辺の自然を守る活動にわずかながら
協力を続けている。

 宮崎駿さんは、この財団(基金)の絶大な支援者でもある。

 入会して間もない頃、会報用に自分で撮った狭山丘陵の写真を提供したり、以下の冊子
発刊(初版 2008年10月)の際にも写真を提供し、表紙など数枚を使ってもらった
が、トトロの名前は知っていても、どんな生きものかということは全く知らなかった。
      

 今日この映画を鑑賞して、ようやく「トトロ」という森の妖精とそれに関わる家族との
温かい物語りが理解できた。これから狭山丘陵を歩くときには、映画を思い出しながら巡
ることにしたい。


 すっかり暗くなった。南西側からLet's館をふり返り、来館した頃よりさらに冷えた夜道
を歩いて家路に向かう。

〈追記 3月11日(月)に、アメリカ映画界で最高の栄誉とされるアカデミー賞が発表
    され、宮崎 駿監督による「君たちはどう生きるか」が長編アニメーション賞を
    受賞しました。

    宮崎 駿監督は、2003年にも「千と千尋の神隠し」で同じ長編アニメーショ
    ン賞を受賞しており、「となりのトトロ」を鑑賞して間もないこの時期、私にと
    ってもの嬉しいニュースです。
 


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早春の東伊豆へ〈後半〉 稲取の雛のつるし飾りまつり(静岡・東伊豆町)

2024-03-04 17:37:41 | 国内旅行
 2024年2月22日(木)

 宿泊した伊豆稲取の伊東園ホテル稲取にて6時頃起床した。

 前夜半からのかなりの雨風はまだ治まらず、廊下の窓から見える木々はかなり揺れ動い
ている。気温の予報も10℃にはならず、温暖な東伊豆でも真冬並みである。

 温泉にさっと浸かった後、7時30分過ぎからバイキング朝食を済ます。


 朝食後、ホテルの玄関前からの稲取港や周辺の眺め。
i



 風雨はしばらくは止みそうにない。今日の観光は、宿から比較的近い「文化公園雛の館」
で開催中の「雛のつるし飾りまつり」のみにすることにした。
 
 ちなみに、稲取の「雛のつるし飾り」の風習は江戸時代後期の頃を発祥とする「稲取独
自の伝統の飾り物」で、起源は定かではないが、明治生まれのばあさんがこどもの頃から
つるし飾りがあったと言い、ゆうに百年を超える歴史があると思われるという。

 子や孫の成長を願うやさしい暖かい心を込めた稲取独自の風習で、女の子のすこやかな
成長を願って手作りされ、意味や決まりごとを守りながらこの町独自の和細工として現在
まで受け継がれており、伊豆稲取は「雛のつるし飾り発祥の地」といわれているようだ。

   
 なお、今年の「第27回 雛のつるし飾りまつり」は、1月20日(土)~3月31日
(日)まで開催され、展示会場は4カ所あるが、行こうとしている「文化公園雛の館」は
そのメイン会場のよう。
  

 この風雨では、歩いて行くと濡れてしまいそう。チェックアウト時にホテルで教えても
らったタクシー会社に電話したらすぐに来て、9時50分頃ホテルを後にした。

 文化公園はホテルからは西方にあるのだが、車道は東側の海岸線から北側の稲取港のそ
ばを回って反時計方向に迂回し、10分足らずで文化公園に着いた。


 公園の芝生広場にある河津桜は見ごろだが、冷たい雨に濡れている。

 
 10時頃、つるし飾り展示場「文化公園 雛の館」に入館した。

 入館料は500円だが、ホテルで求めた割引券(400円)で館内へ。

 まずは、正面に飾られた17段のジャンボひな壇とその周りに吊された6,409個と
いうつるし飾りを眺める。
  



     



     
 

 右手に回ると「端午のつるし飾り」が。5月の端午の節句に飾るもののよう。
     





     





     
     さらに正面の飾りの背後、壁面に沿って左へと順次眺める。








          

     








 つるし飾りといっても、さまざまな形があって見飽きない。


     



 次の間では、町内5つの旧家で大正4(1915)年から昭和中期にかけて制作された
つるし飾りが、江戸末期の古今雛の上に吊されていた。




     

 さらに進むと、「人形の月志」と呼ぶひな壇の周囲につるし飾りが。 


     

          



     

  その先の売店の入口周辺には、稲取とともに「日本三大つるし飾り」と言われている、
山形県酒田市の「傘福」と福岡県柳川市の「さげもん」と呼よぶつるし飾りがあった。


 傘福の下は、「鵜渡川原(うどがわら)人形」と呼ぶ土人形のお雛様。


     こちらが梁川の「さげもん」のよう。
     


 世界でたったひとつという「雛のデコつるし飾り」
     

          

          


     それら周辺にも、釣り師飾りや雛人形などが幾つも展示されていた。
     



     
 「金目鯛の鯛の鯛 つるし飾り」、稲取産金目鯛の胸鰭(むなびれ)の付け根の骨の一部
からとったもの。金目鯛1匹から1枚だけしか取れないという。
     
 地元では古くから「幸運に恵まれる」「お金が入ってくる」などの縁起物として財布に
入れる人が多いという。 
 
 観覧を終えたので最後に売店に入り、小物を2品だけ求めた(売店内は撮影禁止)。

 
 公園の河津桜をもう一度眺める。


 雨は止まないので今日の観光はここのみで終わりとし、下車した公園のタクシー乗り場
からもう一度電話してタクシーで伊豆稲取駅へ向かい、10時50分前に着いた。



 雨とはいえ、わが家の国内旅行でタクシー利用だけでその日の行程を終えたのは初めて。

 予定していた帰りの上り特急踊り子号は15時27分発だが、3時間早い12時26分
発踊り子8号に指定席券を変更してもらい、1時間余り駅で待つことに。


 駅前広場の一角は「江戸城築城石ふるさと広場」になっていて、江戸城の築城石をここ
稲取からも採取されて舟で運ばれたことを記したパネルや、切石の加工や運搬行程の分か
る切石が幾つか展示されていた。








 

 駅の改札前には、6日前の2月16日(金)にリニューアルしてプレオープンしたばか
りの「町のレセプション ようよう」と呼ぶ、観光案内や土産物などの販売、カフェ、ワー
クスペースのあるエリアがあった。

 入ってカフェで飲み物とケーキを求め、ワークスペースで時間待ちの休憩をする。






 乗車時間が近づいたので改札を入り上りホームへ。



 12時36分発踊り子8号に乗り、荒れる海を眺めたりしながら駅前の土産物店で求め
た握り飯やサンドイッチなどで昼食を済ます。

 
 14時225分に横浜駅で下車し、13時33分発宇都宮行き湘南新宿ラインに乗り換
えて池袋駅へ。西武池袋線の池袋駅から15時30分発特急電車に乗り、16時20分頃
帰宅した。


 ちなみに、気象庁のアメダスの記録によれば、観光をしていた頃の稲取の気温は7℃前
後、風速は9m前後という真冬並みの寒さだった。

 



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早春の東伊豆へ〈前半〉 冷雨に濡れる河津桜(静岡・河津町)

2024-03-01 17:21:27 | 国内旅行
 2024年2月21日(水)

 昨年もタイミングを逃して行き損ねた、伊豆半島 東伊豆の河津桜の花見に行くことに
した。

 1月後半の開花予想では今頃は見ごろのはずだったが、2月前半の暖冬続きで開花が早
まり、もうピークは過ぎたようだが近くの宿がとれず、雨の予報の2日間の旅となった。

 8時台の西武池袋線上り電車で池袋に出て、池袋駅から9時24分発JR湘南新宿ライ
ン国府津行きで横浜駅に10時05分に着き、10時24分発特急踊り子7号伊豆急下田
行きに乗る。

 雨ながらほぼ全車両満席のようで、乗車した3号車も満席だった。

 12時27分に雨の河津駅で下車した。駅構内は河津桜を見に来た観光客で賑わう。



 雨は小降りながら傘は要るくらいの降り。まずは駅前広場の河津桜を。

 この桜はちょうど見頃。


 高架になっている伊豆急線線路の東側沿いの河津桜をザッと眺め、ガード下を西に抜け
て町の幹線道路を観光交流館へ向かう。

 
 この沿道にも何本も河津桜があり、中には見ごろの木も。





 
 河津郵便局前の木も見ごろ。


 さらに進むと、「河津桜まつり本部」のある「河津桜観光交流館」が見えてきた。




 館の西側一帯は大型バスの駐車場で、各地から訪れた観光バスがいっぱい。


 我が市内ではおなじみの、埼玉西武ライオンズカラーの西武バスも。


     
 13時を過ぎたので、まずは2階の「オドリコキッチン」と呼ぶ飲食コーナーで昼食を
することにした。


 ルーローハンセット(1,250円)を注文して美味しくいただく。


 食堂前の河津桜は見ごろで、いっぱいの花が冷たい雨に濡れている。


 昼食を終えて1階に下り、物販コーナーをのぞいて見た。


 伊豆のおいしそうな特産品がたくさん並んでいたが、あまり重くないものを少しだけ求
めた。


 雨は小降りになり、傘を差さなくもよいくらいの感じ。桜並木の続く川沿いに行く前に、
さらに少し先にある川津来宮神社(かわづきのみやじんじゃ)の大クスを見に行くことに。

 駐車場の先は民家も少なくなり、訪ねる人も少ない細道を進む。


 温室で育てている「かわづカーネーション見本園」があるが、時間の余裕がないので入
園せずに先へ。


 その道路の突き当たりに、来宮神社の森が近づく。


     東向きの一の鳥居の横には、このような顕彰碑が。
     
   
 鳥居を入った左手にクスノキの古木があるが、これが目的の大楠ではない。奥の社殿の
左手背後に立っていることを知っているから。
     
 来宮神社に来たのは3度目。最初は東日本大震災のあった2011年11月11日、い
まは亡き「やまさん」こと山浦正昭さん企画の「国際ウオーキングトレイル実踏」という
ロングウオークに参加した際で、翌2012年の今日、2月21日(火)にも訪れた。

 でも、この大クスもかなりの年代の木のようで、根元には大きな空洞が出来ている。
     


 参道を挟んで大クスの北側には、見ごろで色も濃い河津桜が雨に濡れていた。




 境内の中ほどで二の鳥居をくぐれば、豊富な鎮守の森を背に拝殿が祭られている。



 まずは参拝してから、手前右手、北側にあるこの神社の由緒を。

 川津来宮神社は、正式には杉桙別命神社(すぎほこわけのみとじんじゃ)と呼び、和銅
年間(708~15)に再建され、延喜式神名帳(えんぎしきじんみょうちょう)という
書物にも記された歴史ある古社であることなどが記されている。

 ちなみに延喜式神名帳とは、延長5(927年)にまとめられた『延喜式』という書物
のこと。当時「官社」に指定されていた全国の神社一覧が記さていた。

 説明パネル横には「静岡来宮講」と刻まれた座像があるが、どのような人物かは不明。
     
 
     
 拝殿の背後、本殿の左手に立つのが国指定天然記念物の「杉鉾別命神社の大クス」で、
その根元から上まで、大きく枝を広げてどっしりと立つ巨樹に圧倒される。
     

           

     


 
 その左手に、摂社の山神社と秋葉山神社が合祀されていた。



 二の鳥居まで戻り、北側の山並みや再度度河津桜などを眺めて境内を後にした。


 このあと観光交流館のそばの駐車場際まで戻り、南下して河津川沿いの河津桜並木沿い
から駅方向に向かうことに。

 駐車場横を進むと、雨に濡れるユズらしい実がたくさん。



 河津川左岸近くには、幾つかの土産店が並んでいた。






 この辺り、左岸沿いの河津桜はまだかなり咲き残っていてナノハナも見頃。


     


 左岸沿いを駅方向に向かうと、ところどころにさまざまな土産物店や食堂などが並ぶ。










     

 








 河津川の流れは、雨で増水していた。



 観光交流館の南側まで進むと、笹原公園の一角に足湯があったので入り、冷えた足を温
める。





 笹原公園の河津桜

 
     
          木の下にある石はなんだろうか・・
          

     
  さらに川沿いを東へ、土産物店などは続くが次第に木は少なくなり、葉桜の木もある。
          











     



       


 伊豆急線の鉄橋近くまで戻った。河津桜の苗木専門店が。


 河津駅に向かう高架下西側の道路沿い。この道は進まずにガード下を東側へ。


 
 東側、高架下の河津桜の下にはナノハナが。河津桜はピークを過ぎた花が多い。




 15時50分頃、河津駅に戻った。


 今日回ったエリア、駅から反時計方向に一巡した。



 駅構内で少し時間を過ごし、16時26分発伊豆高原行き上り快速電車河津桜号に乗る。




 2駅目の伊豆稲取駅にて16時34分に下車した。稲取は、雛のつるし飾り発祥の地の
ようで、駅構内にもつるし飾りが。


 
 河津駅から連絡して予約していたホテルの送迎バスに乗り、ホテル伊東園稲取に16時
45頃着いた。


 ちょうど12年前の2012年2月21日、「やまさん」などと来たときには開花が遅
れていて、駅のそばの高架下で3本だけが咲いていたのだが、今回は直前の暖かさで開花
が進んでもう花は遅め、気候が相手なのでよいタイミングで訪れるのは難しい。                         
 



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コメント (2)
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