あるきメデス

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四国遍路道にある道しるべ④

2010-08-15 11:32:56 | 四国遍路あれこれ
 室戸岬の24番最御崎寺(ほつみさきじ)に向かって、国道55号を進みます。
最御崎寺へ9㎞地点に立つ国道の標識です。


 最御崎寺へのお参りを済ませ、25番津照寺(しんしょうじ)に向かいました。国道
からY字路を右折して旧道へ入る案内表示。


 すぐ先の電柱には直進表示があり、この道で間違いないことが確認できます。


 標高165mの26番金剛頂寺に上がってお参りを済ませ、林間を下る遍路道に向
かいます。金剛頂寺近くにある遍路標識。


 27番神峰寺(こうのみねじ)に向かって進み、国道55号から旧道に入って羽根の
町並みを抜けて行きます。町並みに立つ神峰寺まで3里半(約14㎞)の古い石標。


 標高430mの神峰寺の上り坂は、「真ッ縦(まったて)」呼ぶ急坂。車道を上がっ
て急坂の遍路道への入口の標識です。


 次の28番大日寺に向かって、安芸市内を抜けて行きます。市内に立つ遍路標識
のそばには、津波に備える標高値が…。海沿いの町では、あちこちで見かけました。

 
 その先しばらくは、遍路標識を撮っていませんでした。国道や高知市の市街地など
車道が多かったからかもしれません。

 土佐市の36番青龍寺(しょうりゅうじ)を過ぎて、次の37番岩本寺までは58㎞余り
あります。

 中土佐町から隣の四万十町の町境の七子峠に向かう道は、「大坂遍路道」と「そえ
みみず遍路道(土佐往還)」の2つがあります。

 今回、初めてそえみみず遍路道を選びました。JR土讃線土佐久礼駅(とさくれ)の
手前で、川沿いの遍路道に入ります。途中の橋際に立つ、そえみみず遍路道の標識。 


 実はこのルートは少し迂回して距離が長くなっていました。久礼川を渡ったところ
で線路沿いに入らず、国道を少し進んで川沿いからの道に合した方が近かったの
です。その合流点です。右が国道方面から、後方が川沿いを来た道。


 その先に立つ黒い板に描かれた遍路標識。ほかでは見なかったように思います。


 車道から、そえみみず遍路道の山道への上がり口に立つ新しい石標。このような
標石は「平成遍路石」と呼ばれ、遍路地図にも記されています。


 そえみみず遍路道の最高点と思われる、標高409m地点で道は左へ90度曲がり
ます。その場所にはなぜか、たくさんの遍路札が下がっていました。


 七子峠の先から国道の東を並行する遍路道に入り、2㎞余り進みます。その途中
にあった遍路標識。ほかでは見ないものでした。


 37番岩本寺から、足摺岬にある38番金剛福寺までは約80㎞の長丁場。足摺
岬東岸に向かう途中、1620mの新伊豆田トンネルを抜けて、ドライブイン水車近
くにある「あしずり遍路道」の標識。


 足摺岬東岸にも、車道から入る「あしずり遍路道」が何か所か残っていました。
久百々(くもも)を出て間もなく入った遍路道に立つ古い標石。 

 近くには最近完成したばかりの、中村高等技術学校寄贈の休憩所があります。
   (続く)

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