京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

しあわせの花

2021-02-28 22:52:39 | 季節のことば

母の庭にミツマタの花が咲き出しました。

              

        ミツマタは万葉集に「サキクサ」という名で登場します。サキクサは幸く(さきく)

         を引き出すための言葉で「サキクサの幸くあれば」と言う使われ方をします。

        ミツマタと言う通り、どの枝もみごとに三つに分かれています。

        

        春先にボンボンのような明るい黄色の花を付けます。

        万葉集の中に心に残る大好きな一首(長歌)があります。山上憶良が愛する我が子を

        歌った歌の中に、お父さんとお母さんと3人でサキクサのように寝ようよ!

        僕は真ん中に寝るからネ、というほほえましい子供の声。但しこの幼子は

        まもなく病気で亡くなってしまいます。幸せの花なのに…子供の無邪気な

        言葉と憶良の慟哭の有様に涙無くしては読めない歌です。

        ミツマタの花が咲くと憶良といとし子に思いを馳せ、今ある無事の日々を

        ありがたいと思うのです。


待ち梅

2021-02-25 22:17:33 | 季節のことば

月極駐車場の塀越しに咲く梅、薄桃色の可愛らしい花で、毎年心待ちにしている季節だよりです。

        

        ガクが真っ赤なので、花が咲くと全体がピンク色を帯びて、恥じらうような

        可愛らしい雰囲気になります。

        去年枝を短く切ったようで、そのせいか今年は花が少ないような気がします。

        でも、今年も会えてよかった、って話しかけたい気分で眺めています。

        


桜、ゆでました!

2021-02-24 23:02:28 | 美味しい♪

桜が咲きました。マカロニです。

        

        桜のマカロニ、ゆでる前はちょっとくすんだ紅紫色でしたが、ゆでたら

        桜色になりました。らせん状のマカロニサラダの上にぱらぱらと飾って

        みると、なかなか美しいではありませんか!食卓に春が来た!


ねこの日

2021-02-22 21:31:11 | 季節のことば

ちょうど IMO-TOからはがき絵が送られてきました。

       

       この頃は猫や犬のかわいい動画がよくテレビで流されて、思わず笑顔に

       なってしまいます。MUSUKOが幼いころには実家には真っ白なむく犬が

       いました。そのムクが旅立ってからは、何十年も犬にも猫にも触ってないなあ…。

       あったかいだろうなァ。


甘夏ピール作りました!

2021-02-21 21:26:06 | 美味しい♪

甘夏をよく洗って表皮を剥きます。中の白い皮の部分を細く切ります。

ほとんどOTTOが切ってくれました(自分が食べたいから)

        

        甘夏8個分、すごい! 売る程できた!

        教えてくれた先生曰く、1日2日乾すといいよ!

        仰せの通りお盆3枚に乗せて自然乾燥させました。

        

        食べる時に少しグラニュー糖をまぶすと、さらっとした食感で美味しいよ。

        うまくできた

        ちょっとしたお茶受けや、デザートにも便利です。


河津桜

2021-02-19 21:35:50 | 季節のことば

4年前までは駅の前のビル脇に立派な河津桜があった。いち早く春の訪れを感じ

させてくれて、毎年楽しみにしていたのだけれど…。なんで切っちゃったのかなァ…。

        

        よく見ると向かいの道路沿いにひょろひょろとした河津桜の苗木が3本。

        枝ぶりも貧弱だし、背景も店舗でごちゃごちゃしてる…なんて文句ばかり。

        前の桜と比べてしまうからでしょう。ちゃんと新しい木を植えてくれたの

        だから、よしとすべし。

                       

        相変わらず貧弱な枝振りだけど、毎年ちゃんと花を咲かせて気分をぬくませて

        くれる。そのうち大きくなるよネ。                        


父のお気に入りの梅の花

2021-02-18 23:41:54 | 季節のことば

実家のささやかなランドマーク、父が一番気に入っていた梅の花が満開になっていました。

        

        花びらがころっと丸くて可愛いピンク色、父が手入れをしていた時はもっと

        形よく長く枝垂れていたのですが… 植木やさんのお好みでしょうか…

        

        樹形は少々かわっても、花は変わらず見事に咲いてくれています。

        今日は母の定期健康診断の送迎。お寿司を買って実家で一緒に昼食。

        この頃はいつも用を済ませてあたふたと帰ることが多いので、ゆっくり

        庭を眺めながら話をする余裕がなかった。外に(実家といえど)あまり

        長居をするのは気がひけるし…いつのまにか父の梅が満開になっていた!

        少しは周りの景色にもゆっくり目をとめないと…ネ!

        じつは3日前に携帯を変えた。まだきちんと使えてない。携帯で撮った

        写真をパソコンに送れなくてまだ携帯とパソコンの間の見えない線と

        睨めっこ! 父の梅の花、もっときれいなんだけど!


甘夏ピール作ります!

2021-02-17 23:03:59 | 季節のことば

ポテトプリント作家の中野チエ子さん、さすが手仕事名人、季節のジャムは勿論、

今は甘夏のマーマレード&ピール作りの日々のようです。

        

        つてがあって無農薬の甘夏ミカンが手に入ったそうで、私にも分けて

        くれました。中野さんがピールの作り方を教えてくれたのは3年前、以来

        毎年、甘夏を少しだけ買って細々とピールを作っていたので。

        

        甘夏ミカンと一緒に中野さんの作ったピールも入っていました。「味見用です」と。

        2年前までは、佐賀にいる叔母が、木一本分の無農薬夏ミカンを母に送って

        くれていたので、母は来る日も来る日も商売のようにマーマレードを

        作って、料理&パン教室の生徒さんをはじめ、知り合いに配っていました。

        その夏ミカンが不作で収穫できなかったことを理由に、マーマレード作りを

        やめました。ちょっと病気をしたので、ちょうど潮どきだったのです。

        私はレシピは持っていますが、母の味は作れません。あのマーマレードの味は

        幻となることでしょう。不肖の娘です。

        明日からはピール作り、頑張ります。


バレンタインもなか

2021-02-16 21:58:56 | 季節のことば

幼友達(女性です)のバレンタインのお約束、空也の最中です。

        

        彼女は自分で会社を経営しています。仕事関係のお世話になっている人に

        チョコレートの代わりにこの最中を送っています。空也さんと契約がして

        あるので、並んでチョコレートを買ったりしなくても、バレンタインデー

        にはちゃんと皆さんに最中が届けられるんだそうです。チョコレートより

        実用的で喜ばれているそうです。

        空也の最中は予約しないと買えないので、いただいたら私もうれしいです。


続 バレンタイン

2021-02-15 22:16:51 | 季節のことば

ついでですから私がOTTOに贈ったチョコレートもUP!

毎年ゴンチャロフのバレンタイン仕様のチョコ。

        

        この缶が欲しくて…

        イラストレーターの宮崎一人さん描く猫たちのシリーズは今年で四年目

        一年目はのんびりしていて買いそこなってしまった。

        

        チョコレートも猫がいっぱい。小さ目で、ポイと軽く食べられるのが気楽。

        ブランドの超高級チョコは食べるのがためらわれるもの。

        私が子供の頃はチョコレートは高級品で、今のようにいろんな種類が出回って

        いなかったから、当然チョコレートを食べる機会も多くはなかったけれど、

        こんなに美味しいチョコレートは生まれて初めて食べたと思わせてくれたのが

        ゴンチャロフであった。神戸生まれのゴンチャロフのチョコレートは

        味もおしゃれであったし、どこででも買えるものではなかった。

        ゴンチャロフのチョコレートは、そもそも私にとっては思い入れのある

        憧れのチョコレートなのである。