京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

アガパンサスは愛の花

2020-06-29 22:29:34 | 季節のことば
アガパンサスの季節です。

              
              ビルの植栽や公園、そして庭々にも、梅雨空の下でも爽やかな
              花を開かせています。近年、人気急上昇。見ていると気持を
              すっきりとさせてくれる花ですものね。

              
              アガパンサスはギリシャ語のアガベ(愛)とアンサす(花)が
              合わさった名前。最高の名前を付けて貰ったものです。
              6月11日、19日、そして29日と6月に3日も誕生花に
              なっているそうです。アガパンサスは6月の花なんですね。
              
              

インド? アフリカ?

2020-06-27 21:28:00 | 季節のことば
インドハマユウと言われていました。

        
        雨に濡れてしっとりと咲いていたインドハマユウ、梅雨の中休みの青空にも
        シャッキと映えていました。
        このインドハマユウ、本当はアフリカハマユウが正しいとされ、近年訂正され
        たということですが、あまり知れ渡ってはいないようです。

                
                インドハマユウには、花びらの真ん中にピンクの縦線が
                あるとのこと、でもあまり見たことがない。一度インプット
                されるとなかなか改めるのは難しい。見た目にはほとんど
                かわりがなく、どっちもきれいよ!                

ハニーサックル

2020-06-23 21:51:25 | 季節のことば
以前のように出歩かないので、きっと花時は過ぎただろうなあと思っていたけど…

        
        たまたま隣駅まで歩くことになって、思いついて寄り道をしてみたら、あらあら!
        まだ咲き始めでした。このおウチのこの「ハニーサックル」は紅色とサーモンピンク。
        電車の中から見かける(よく途中で降りて写真を撮った!)ハニーサックルは濃い
        紅色とピンク。白っぽいのもあるしオレンジ色もあるし、ハニーサックルはいろんな
        衣裳をまとった種類がある。

        
        西ヨーロッパ、北アフリカの原産で、改良が重ねられというから、いろんな衣裳持ち
        が生まれたのでしょうね。甘い香りを放つので、ヨーロッパでは、お客様を迎える
        ウエルカムプラントと呼ばれ、玄関口によく植えられているそうです。

        一年に一度会いたい、好きな花です。

青椒肉絲(チンジャオロースー)

2020-06-21 21:44:16 | ちょっと立ち話
チンジャオロースーをちょっと華やかにしてみました。

        
        って、じつはパプリカが少しづつ余っていたので、ピーマンに混ぜて使ってみた。
        なかなかきれいな出来!ご馳走っぽくなった。おもてなし料理にも使えそう!

        
        今、はまっているサラダ。キャベツの千切りにピーマン(チンジャオロースの残り)
        の細切りを混ぜて、塩をふって5分置いておく。ホントはそれを洗うらしいけど、
        私は塩を少なめにして軽く絞って水分を取る。盛り付けてオリーブオイルをかける。
        あとプチトマトを乗せて…キャベツとピーマンだけでも山のように食べられる!

どくだみの言い訳

2020-06-18 23:42:13 | 季節のことば
きれいな花なのに…

        
        純白の花びらと見えるものは実は花を包んでいた苞(ほう)。中心の黄色いブラシ
        のようなものが花の集まり。葉も赤く縁取られたのハート型で絵になるが、全体
        が臭気を放つところが嫌われ者の原因。清らかな花なのに、残念!

        
        ドクダミの名の由来はは毒痛みとか毒矯とも書くように、痛みを取ったり、体の
        悪いところを改善する薬効があるかららしい。漢方では十薬(じゅうやく)といい、
        十の効能があるとされる。白い花が浮かび上がるように一面に咲いているのも
        なかなかきれいではあるけれど。取っても取ってもはびこる。その生命力の強さ
        も嫌われる原因。

        だいたい、美しい花はバラのとげのように強力な自衛のための武器を持っている
        ものなのです。臭い匂いも立派な武器なんです。

父を想う紫陽花

2020-06-17 22:08:06 | 季節のことば

昨日今日の暑さに盛りの紫陽花もしおれがち。

        
        父が選んで植えた紫陽花。母の庭には3種類の紫陽花が残されています。どれも
        枝が増え、のびのびと大きく育っていますが、その中で、私は「隅田の花火」に似た
        この紫陽花が一番すきです。

        家を建てた時に父が好みの植木を1本1本選んで庭に植えました。花の咲く植木は
        さすがに美人ばかりです。リタイヤしてからは園芸師の資格を取り、一日中庭で
        作業していました。体調をくずして庭仕事がしんどくなった時、植木屋さんを呼んで
        庭木を精査しました。紅白両方あったハナミズキの白は大きくなりすぎたので抜き、
        手入れの面倒な木も処分しました。多分、自分がいなくなった後、手入れができない
        だろうと考えての事でしょう。残したのはほとんどが花の咲く木、選ばれた花たち
        ですから、美人揃いなわけです。

        
        どの花も咲くと、ああ、父が可愛がっていた花なんだなあ、といとおしくなります。
        今年もきれいに咲いてくれましたよ、と父に報告したくなります。2~3本頂戴ね、
        と切ってきました。


夏椿

2020-06-09 21:09:07 | 季節のことば
梅雨入りの近いことを知らせるように、今年も夏椿が咲き出した。

        
        初夏の爽やかさを惜しむかのようなすがすがしい葉と花。沙羅の木とも呼ばれ
        ているが、お釈迦様が入滅した時に降りそそいだという沙羅双樹と思い違いさ
        れたためとされている。

        
        朝咲いて、夕方には花ごとぽとりと落ちる一日花。京都妙心寺の塔頭、東林院
        では苔の上にほとほとと落ちてなお清らかな沙羅をめでる会が催されている。
        東林院は沙羅の咲く時期だけ公開される。お座敷の端にすわって音もなくハラリ
        と散る夏椿を静かに眺めていると心が洗われるような気がする。
        

雨を待つ

2020-06-05 22:55:46 | 季節のことば
本日29.9℃(数字的には惜しい!)真夏の暑さでぐったり。

        
        母の庭にも、数種類の紫陽花が雨の季節を待っている。

              
              外出時にはやっぱりマスクは外せない。こんなに暑いとマスク
              の中を汗が流れる。いろいろ真夏のマスクの弊害も報じられて
              いる。出かけなければいいのかもしれないけれど、不要不急で
              ないときもある。雨を待とう…、勝手なもんだね。

ビヨウヤナギ

2020-06-03 22:36:06 | 季節のことば
母の庭のビヨウヤナギが満開になりました。

              
              何と言っても長い繊細な金の糸のような雄しべが美しい。
              神様から素敵な贈り物を貰ったものです。

              
              玄宗皇帝は政務をおろそかにして、寵愛する楊貴妃と未央宮で
              暮らしていた。未央の柳とは楊貴妃の美しい眉を形容する言葉
              であるが、ビヨウヤナギの葉が柳の葉に似ていること、そして
              未央宮の楊貴妃を思わせるほどの花の美しさから「未央柳」と
              名づけられたとも言われている。美しい花姿から美容(容は顔
              の意味)、柳に似た葉をもつことから「美容柳」とも表記される。

              個人的には「未央柳」の方が好きだなぁ。華麗なしべがはかなく
              はらはらと散る様は楊貴妃に似てるかも。
                            

乗っ取られた!

2020-06-01 21:40:25 | 季節のことば
薔薇の鉢に芽を出したイソトマ、始めは居候状態だったのに、今やすっかり乗っ取った感!

        
        本当の主は「フランクリースカーレット」という紅バラ。よく咲いていたのに…。
        根本はまだ残っていて、生きているんだけど…。庭に下ろして治療しようとは
        思っているのだが、いつ植え替えられるだろうか。「イソトマ」も雑草魂だネ。